コレはスミレでしょう。
となると
花が白いからシロスミレかと思った。
ところがよく似てて間違えやすいアリアケスミレもあると知る。
生息する高度とか地域から判断するとシロスミレではなさそう。
おまけに葉っぱのつき方が異なる。
ということで、
アリアケスミレに間違いなさそうです。
スミレって日本原産なんですって。
一見可憐なすみれに驚きの生態が。
したたかなスミレの生き残り戦略は…
スミレの種子にはもう一つの秘密があります。
アリが種子を散布する植物なのです。
この種の根元にはエライオソームと呼ばれる、独特の器官がついています。
アリはこのエライオソームが出す匂いに魅了され、自分の巣のなかへ種を運びこみます。
そうして、時期がくればアリの巣から芽を出すのです。
何もない舗装の 隙間にどうして?こんな隅っこに前からスミレがあったかなあ?
と思った場合には、きっとアリの仕業です。
いや、したたかなスミレの戦略が実を結んだのです。