秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

飛び出す絵本

2009-07-25 | 日々是好日
ページを開くと絵が飛び出したり動いたり、そのすばらしい技術には驚かされます。

実家の近く「北野田フェスティバル」で8/9まで世界の飛び出す絵本展が開催されているのをのぞいてきました。

5時閉館で時間の余裕がなかったので駆け足でしか見れなかった。
でもしっかり「ばぁ馬鹿」ぶりを早くも発揮、エソラへのお土産に2冊購入しました。
1冊は動物もの、「ブタいぬくんってなんてなく?」動物の顔が上下に分かれていて口が動きます。
もう1冊は汽車もの、「よこながきしゃぽっぽ」汽車や車好きの男の子にはたまらないかんじ。


仕掛け絵本が作られたのは今から700年前、その頃は絵本というよりも船の運航に必要な星座の早見表のようなもの。
現在のように子供のための仕掛け絵本が作られるようになったのは約250年前。
産業革命の推進役であったイギリスはロンドンのロバート・セイヤー社が出版したのが始まりだそうです。
やがて紙の生産技術や印刷技術が向上するに連れてどんどん進化していきました。


19世紀「しかけ絵本の父」と呼ばれるドイツのロータル・メッゲンドルファー
が考案した仕掛けより本格的となったそうです。

シティ・パーク
   


20世紀半ば第二次世界大戦後
チェコは共産主義によって支配され、自国での絵本の販売は禁止されていました。
外貨獲得を目的として、しかけ絵本が3500万冊も輸出され、チェコ語ではなく24の言語に翻訳されていうからすごい。

なかでもヴォイチェフ・クバシュタが手がけたしかけ絵本は120種類にものぼるそうです。
白雪姫やシンデレラなどおとぎ話、昔話をモチーフにまるで人形劇の舞台のような作品を作り出しました。
  

観覧車?
  

コロンブスの新大陸発見
  

海賊船?
  

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