初日の長い空の旅が終わり、夜遅くにマドリッドのホテルに入りました。
髪を洗って荷物の整理をしている間に、髪のしんまで乾き、これはやばいなと思っていたら、案の定、翌朝は喉が少し痛かった。
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1/13 旅の2日目。
朝8時15分出発、1時間ほどでゼゴビアのローマ水道橋に到着。
セゴビアの水道橋は紀元前1世紀中頃に築かれ、
各地に残っているローマ水道橋のなかでも、最も保存状態が良いそうで1985年世界遺産に登録されました。
2万個以上の石が積み上がり、128個のアーチがつながり800mほど続きます。
30m近くある高さで姿かたちの美しい迫力ある遺跡でした。
1kmを18cmの勾配、
この差で常に少しだけ水を流すことができるそうですが、あの時代に知りえていたことが不思議なほどで、ローマの土木技術の高さを今に伝えています。
19世紀まで使用されていて、今も水を通すことができるそうです。
ゼゴビア大聖堂の横を通り、空に浮かぶ気球を眺め、
石畳を200mほど下るとゼゴビアのアルカサル。
ウォルト・ディズニーが白雪姫のイメージに合った城を探しまわり、これをモデルとしたそうです。
ちなみに東京ディズニーランドのシンデレラ城は、ドイツで有名なノイシュバンシュタイン城がモデルです。
セゴビア大聖堂側より正面から見た城
セゴビア城を真後ろの修道院側の霜の降りた芝生から見た風景
高い断崖の上にそそり立つ城を見ると、これが要塞(アルカルサ)として機能していたことがわかります。
戦略的な意味をもった建造物をお城といわずアルカサルというらしい。
このアルカサルは14世紀の中頃築かれ、16~18世紀まではその一部が牢獄として使われていたらしいけれど、外観を眺め写真を撮っただけで、中には入れませんでした。
そこからまた小1時間バスに乗り、世界遺産城塞都市アビラを観光。
11世紀に レコンキスタの拠点となるべく築かれた砦です。
見晴台から、88の塔と9つの門からなる全長2572mの延々と連なる城壁の威容がみられ、絵を描いているおっちゃんがいました。
次のサラマンカでお昼をいただけたのは午後2時ごろになっていました。
どの写真もきれいな青空。
すてきな写真ばかりですね。
エジプトも天気が良かったし、小笹さんは晴女かな?
最終日は嵐だったそうで、もう少し遅ければフランクフルトで足止めなったかも。
スゴイですね
この当時の欧州の技術力には感心します
またこれが現存しているのも
びっくりです
欧州は地震は少ないのかなぁ?
イタリアのアッシジも地震でやられたけれど、また元のように復元されてました。
ローマでも古代の遺跡の中に住んでいる人いるそうです。
日本は木の国、伊勢神宮も20年おきに造りかえる位だから、きっと保全するという考え方ではないのでしょうね。
石造りの家や、丈夫な家具、宝石、バッグに至るまで、代々末子まで受け継ぐのがヨーロッパです。