去年24年度第128回大阪府中学生演劇祭優秀賞受賞した「卓球大会」
演じるのは守口市第1中学の演劇部の皆さん。
舞台ではなくて、社会を明るくする運動の講演会場にての披露でした。
演者にはとっては狭くてやりにくい場所だったことでしょう。
すぐ目の前でおっちゃんおばちゃんたちがくいいるように見ています。
それをおくともせずに、皆立派に堂々と演じていました。
もともと中学生の演劇祭って今までに見たことなかったのですが、
何がびっくりしたかというと、踊るは歌うわ、…。
なんというか、劇画タッチの演出でミュージカル風。
私が中学生だった時からすれば半世紀近く経過してるわけで、
全く変化しないほうがおかしいのかもしれないけれど。
読者のみなさまもこうしたチャンスがあれば、是非見学されるとへぇ~と感心されると思います。
この劇の後、教育委員会のN指導部長の講演がありました。
「守口市における学校教育の現状について」
守口市の人口は、146,306人(H23より▲816減)
小学生徒数は 6,823人(▲237減)
中学生徒数は 3,743人(▲121減)
世帯数は 69,466(▲445減)
日本全体の人口は減りつつあるのでしょうが、
この守口市の減少数比率もかなりなものですね。
こうして小中学校生徒数減少により統廃合が進められています。
うちの子たちが卒業した第4中と第2中との統合はH27年と決定してるようです。
現在70歳ぐらいの保護司さんは中学生の時に中学校が二つに分かれ、
机と椅子を持って移動した話を聞いたことあります。
あれから半世紀以上経過して、また一つに統合されるのですね。
三郷小学校と橋波小学校も元は一つだったのが、再統合にむけて調整中も難航してるようです。
半世紀も違う歴史歩んだら、おもわく思惑いろいろあるでしょう。
大陸や朝鮮半島と、日本列島の歴史も千年以上違ったら、もっといろいろあって当然ですね。
不登校は少し減少して、
平成24年度、不登校中学生は130名、小学生は17名。
(不登校小中学生147人/全小中学生数10,566人)
年間30日以上の欠席をもって不登校とみなされます。
遅刻や早退を繰り返しても、欠席としてはカウントされませんので、潜在的不登校はもっと裾のが広いらしい。
問題はまだまだあります。
暴力行為に児童虐待、そしていじめ。
ちょうど1年前に、いじめから自殺に至った事件などを受けて、守口市でアンケート実施されました。
H24/7/19 10,618件の回答
10人に一人がいじめをうけたことあり現在も継続してるとことが判明したそうだ。
そしてそのうち誰にも相談していない中学生は46.3%に上るらしい。
不登校やいじめなど、誰にも胸の内をあかせずに数多くの子たちが苦しんでいます。
いつか乗り越えてまた社会参加復帰できたらいいのですけど。
まだまだ先の長い人生、この先のことを思いやると胸が痛みます。
就職戦線も厳しいし、将来年金だってどうなるかわからないし…。
親御さんに先立たれたらどのように生きていけるのでしょう。