練馬区大泉学園にあるジャズ系のライヴハウスin Fで灰野敬二さんと「異端のチェリスト」坂本弘道さんのデュオライヴがあったので観に行ってきました。in Fは新潟出身のマスターがいる「ジャズとお酒の店」で、新潟の名酒が揃っています。20人も入ればいっぱいの小さなお店ですが、アーティストを間近で観ることが出来るし、ちょっと遠いけど私のお気に入りの店です。今日はお客は15人。丁度良い人数ではないでしょうか。
灰野&坂本のデュオは昨年のクリスマスに続いて2回目。(実はその年の始めに巻上公一さんを加えたトリオでやったのが初共演)2回目の共演というのはお互い手の内が判ったようでまだ未知の部分がある、ちょっと緊張感のあるものです。
今回は灰野さんはギターの他にハーモニカ、チャルメラ、フルート、シンバルなど雑多な楽器を使いました。坂本さんも「異端」の名の通りチェロを普通に弾くだけではなく、電気ドリルやグラインダー、電動マッサージ機(のようなもの)、金属の棒、ギターのピックなどで叩いたり擦ったり、かなりギミックたっぷりの演奏を聴かせます。特にグラインダーをチェロの足の金属棒に擦り付けて火花を飛び散らせる奏法は迫力がありました。
第一部はほぼインストでお互い技の掛け合いという感じ。第2部はもう少しこなれてきて灰野さんは哀秘謡「恋心」「七つの子」「悲しき願い」などを歌いました。坂本さんのバッキングもいい感じ。この調子であと2回くらい共演を重ねれば、このデュオならではの魅力が生まれて来るのではないかと思います。帰り道は寒かったけど、心の中はほのかに暖かでした。
灰野&坂本のデュオは昨年のクリスマスに続いて2回目。(実はその年の始めに巻上公一さんを加えたトリオでやったのが初共演)2回目の共演というのはお互い手の内が判ったようでまだ未知の部分がある、ちょっと緊張感のあるものです。
今回は灰野さんはギターの他にハーモニカ、チャルメラ、フルート、シンバルなど雑多な楽器を使いました。坂本さんも「異端」の名の通りチェロを普通に弾くだけではなく、電気ドリルやグラインダー、電動マッサージ機(のようなもの)、金属の棒、ギターのピックなどで叩いたり擦ったり、かなりギミックたっぷりの演奏を聴かせます。特にグラインダーをチェロの足の金属棒に擦り付けて火花を飛び散らせる奏法は迫力がありました。
第一部はほぼインストでお互い技の掛け合いという感じ。第2部はもう少しこなれてきて灰野さんは哀秘謡「恋心」「七つの子」「悲しき願い」などを歌いました。坂本さんのバッキングもいい感じ。この調子であと2回くらい共演を重ねれば、このデュオならではの魅力が生まれて来るのではないかと思います。帰り道は寒かったけど、心の中はほのかに暖かでした。