A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

Head Rush & Mostを新宿ロフトで観てきたよ

2005年02月12日 23時28分42秒 | 灰野敬二さんのこと
Head Rushは灰野敬二さんとフリクションのReckさん、元リップクリームのDsのPillさんのトリオで2002年に結成され、同年8/17に法政大学学生会館でデビューしました。余りに豪華な面子なので一度きりのプロジェクトと思っていたら、新宿ロフトのイベントに出演し、今回が4度目のライヴになるでしょうか。今回はPhewさんとボアダムスの山本精一さんらのバンドMost主催のイベント"Mostnotorious Vol.19"への参加です。
この3人がステージに現れるだけでド迫力ですが、演奏の方はもっと凄まじいものです。基本的にPillとReckがヘヴィーなリフとビートを刻み、その上で灰野ギターが暴れまくるという、暴力的インプロロック、とでも呼んだらいいのでしょうか。毎回観る度に迫力と自由度が増して行くような気がします。ヴォーカルは3人が均等に務めます。今回は特に灰野さんのヴォーカルが立っていました。
凄まじい轟音に難聴状態になったところへMostの登場です。ライヴを観るのは初めてでしたが、ストレートでラウドなパンクロック。PhewのヴォーカルはあのAunt Sallyを彷佛させます。客のノリは最高調で、ステージ真ん中の最前列で観ていたのですが、後ろから何度もこづかれました。
MostとHead Rush、音楽のタイプは違いますがパンクスピリットは共通している気がしました。
ところでReckさんのフリクション再結成は見果てぬ夢なのでしょうか?
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10年振りに裸のラリーズのCDを聴いたよ

2005年02月12日 00時47分23秒 | 素晴らしき変態音楽
水谷孝率いる裸のラリーズ。昨年は未発表DVDもリリースされたり、ブートCDが出回っていたり、このところ話題が多いようです。私も当然のように彼等に魅惑され、91年唯一オフィシャルCDが3タイトルリリースされた時に2枚組『'77 LIVE』と『'67-69 STUDIO ET LIVE』を購入しました(一番レアな『MIZUTANI』を何故買わなかったのか、悔やまれるところです。)でも余りに強烈な音色に、滅多に聴くことはありませんでした。
ここのところとても気になり始め、ほぼ10年振りに聴いてみました。第一印象はギターの音色以外は結構真っ当なロックバンドだな、ということでした。
私は一度だけラリーズのライヴを観たことがあります。丁度12年前、93年2月17日(水)川崎クラブチッタ。実はその日はPHEWが前座ということでそれも楽しみだったのですが、あとで関係者に聞いたところでは、リハに遅れてやってきた水谷氏にPHEWが思わず「遅いじゃないの」と言ったところ、水谷氏が「生意気だね。あなたとは一緒にやりたくない。」と一蹴、直前でPHEWの出演はキャンセルになったとのこと。。。水谷伝説衰えず、ですね。
満員のクラブチッタに開演前1時間以上無音でストロボが間断的に瞬き、観客の意識が朦朧としてきたところに爆音と共に登場。かっこいい!と思ったのもつかの間、余りの轟音に早々と耳をやられて、あとは呆然としているしかなす術がありませんでした。曲なんか識別出来ない騒音に3日間、耳鳴りが止みませんでした。それ以来ラリーズとしてはライヴをやっていないと思います。
何度でも観たくなる灰野さんと違って、ラリーズは一回見ればそれで十分と言う気がします。でももしまたライヴがあったら行ってしまうんでしょうねぇ。事件ですものね。
裸のラリーズに関してはとても詳しいサイトがあります:
http://www.yk.rim.or.jp/~ubud/rallizes.html
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