A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

復活していいのか?フラワー・トラヴェリン・バンド

2008年08月14日 00時02分08秒 | 素晴らしき変態音楽
昨日書いたように、Flower Travellin' Band(以下F.T.B.)が本格的に復活し、Fuji Rockに出演し、35年ぶりのニューアルバムをリリースする。そして9月後半から全国ツアーも行うという。東京は日比谷野音で10月5日(日)。ゲストはこれまた懐かしいJohnny, Louis & Charである。それにしてもチケット代が6500円とは完全にエルダー層を狙った企画である。
内田裕也氏のプロデュースで1970年にジョー山中(vo、元491)、石間秀機(g、元ビーバーズ)といったグループ・サウンズの精鋭を中心に結成されたF.T.B.はデビュー作こそキング・クリムゾンやブラック・サバス等洋楽のカヴァー中心だったが、2ndの「Satori」で完全オリジナルの日本的旋律によるオリエンタル・ロックを確立、その後日本のハード・ロックの中心として活躍した。1971年には全米デビューも飾っている。その際はカナダで注目され現地公演も行っている。
アルバムは4枚しか出していないが、その影響力はハード・ロックを超えてグランジやデスメタル、ハードコアにまで及ぶ。
YMO、サディスティック・ミカ・バンド、ゴダイゴなど70's Rockの復活が続くが、その中でも特にディープな70'sバンド、F.T.B.の復活が単なるノスタルジーに終わるのか、何か新しい刺激を音楽界に与えることになるのか、果たしてどのような結果になるか、興味深いところだ。
立派なホームページも出来ていて驚いた→Flower Travellin' Band HP

平成に
いざ甦れ
昭和Rock

私個人的には自分のバンドFlower Tripの名前に影響を与えたバンドだから観る義理があるのかな。



コメント
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