A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ザ・フー「マイ・ジェネレイション~コレクターズ・ボックス」

2008年08月04日 23時00分08秒 | ロッケンロール万歳!
一体これをどうしろっちゅうねん。8/6に日本のみで発売になるザ・フーのデビュー・アルバムの限定ボックスのことだ。
音的にはモノラル録音の初CD化が追加され、高音質CDになったということで素直に嬉しい。
問題はボックスに附属するおまけの数々なのである。
●当時、各国が独自に制作した7種のLPをCDサイズの紙ジャケットで復刻!
●関連する各国EP/シングル20種をCD-Sサイズの紙ジャケットで復刻!
●UK盤/US盤LPのレーベル・カード封入!
注意しておくがこの商品は2枚組CDなのだ。
ということは、復刻された紙ジャケットには肝心のCDは入っていない訳だ。勿論CD-Sも入っていない。
これは完全にグリコのおまけ以上に実用性のない趣味心丸出しの代物である。
自分だけのミニ博物館を手にして一人悦に入るオヤジの姿が目に浮かぶ。悪趣味の極地。
でもそんな酷いものでも手に入れたくなるのがマニア心というもので。。。今買うかどうか思案中の私である(汗)。

箱庭を
手に入れたくて
泣いてみる

でもこれを制作したレコード会社の拘りには頭が下がる。その情熱を考えれば1万円は妥当か?



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灰野敬二+藤掛正隆@横浜 Stormy Monday 2008.8.3(sun)

2008年08月04日 03時01分05秒 | 灰野敬二さんのこと
前回が6月8日新宿JAMだったから何と2ヶ月ぶりの灰野さんのライヴ。灰野さんはその間海外ツアーが多くて、日本ではギタリストを集めたイベントに一回出ただけだから、メインのギグは久しぶりだ。関内のStormy Mondayには開場前から馴染みのメンバーが集まっている。といっても5人くらいだけど。。。。
藤掛さんとのデュオはいつもロックっぽくて大好きだ。久々に見た藤掛さんは髪が伸びてマッシュルームカットで可愛かった。
前半は重低音を中心に、地鳴り、台風、土砂崩れ、竜巻の様なギター・サウンドで攻撃的に攻めてくる。久々の日本でのライヴということもあったのだろうか。かなり聴き手に忍耐を要求するシリアスでダウナーなパフォーマンスだった。一瞬静かになって綺麗な音色で奏でられた時は天にも昇る心地がした。殆どインストで45分の演奏。
後半はまずは灰野さんのフルート、藤掛さんのフレームドラムでスタート。フレームドラムはバスドラの皮だけを太鼓にしたような楽器で、サイケなタイダイの模様になっている。グレイトフル・デッドのミッキー・ハートが愛用していたものと同じモデルとのこと。そこから灰野さんの馴染みのレパートリーのオンパレード。「あっち」「おまえ」「ダイナマイトが150屯」「暗号」「ふわふわ」。灰野ファンには応えられない60分だった。
終演後灰野さんに聞くと、前半の重低音のヘヴィーな音に耐えた人に後半にお年玉(お中元?)をあげたとのこと。藤掛さんとの音源が年内にリリースになるのとともに、昨年末の大阪でのガムラン・ライヴもCDになるそうだ。

久しぶり
笑顔で挨拶
灰野さん

今年は海外ツアーが多いが、国内でもユニークな活動をしてくれそうだ。



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