裏窓5周年企画。「こいつから うせてしまえる はかりごと」と灰野さんがタイトルをつけたライヴ。
ジム・オルークとの共演はこの一年間に3度目だ。初回は満員で寿司詰め状態だったが、もう目新しさがなくなったのか観客も少なめでゆっくりと座って観られた。
この日灰野さんが演奏した楽器はディジリデュー、フルート、タブラッカ、シュテルボックスという手こぎオルガンの一種、ルドラヴィーナ、鳥かご状のパーカッション、ガット・ギター、ゴッタン。ジムは全編アコースティック・ギターで時折シンバルやハーモニカを演奏する。
これで分かるように完全なアコースティック・ライヴだった。適度な緊張感のある静謐な演奏に灰野さんのヴォーカルがよく響く。主導権は灰野さんがとって、ジムはバックに徹している。
同じアコースティックでも昔やっていた滲有無ほど民族音楽色は強くない。やはりパートナーがジムだからだろうか、普通なら地味なだけの演奏が少し華やいでいる気がした。わびさびの漂う幽玄な音世界にたっぷり浸ることができた。たまには爆音と正反対のこういうライヴもいいものだ。
しかし根っからのロックンローラーの灰野さんはアンコールの最後に我慢できなかったのか「Born To Be Wild」と歌っていたが。
たゆたうは
うたのこころと
ロックたましい
友人がジムからサインを貰ったら"音楽革命"と達者な漢字で書かれていた。カッコいい奴。
ジム・オルークとの共演はこの一年間に3度目だ。初回は満員で寿司詰め状態だったが、もう目新しさがなくなったのか観客も少なめでゆっくりと座って観られた。
この日灰野さんが演奏した楽器はディジリデュー、フルート、タブラッカ、シュテルボックスという手こぎオルガンの一種、ルドラヴィーナ、鳥かご状のパーカッション、ガット・ギター、ゴッタン。ジムは全編アコースティック・ギターで時折シンバルやハーモニカを演奏する。
これで分かるように完全なアコースティック・ライヴだった。適度な緊張感のある静謐な演奏に灰野さんのヴォーカルがよく響く。主導権は灰野さんがとって、ジムはバックに徹している。
同じアコースティックでも昔やっていた滲有無ほど民族音楽色は強くない。やはりパートナーがジムだからだろうか、普通なら地味なだけの演奏が少し華やいでいる気がした。わびさびの漂う幽玄な音世界にたっぷり浸ることができた。たまには爆音と正反対のこういうライヴもいいものだ。
しかし根っからのロックンローラーの灰野さんはアンコールの最後に我慢できなかったのか「Born To Be Wild」と歌っていたが。
たゆたうは
うたのこころと
ロックたましい
友人がジムからサインを貰ったら"音楽革命"と達者な漢字で書かれていた。カッコいい奴。