9月13日~11月30日横浜の3カ所の開場で芸術祭"トリエンナーレ"が開催されている。オノ・ヨーコ、小杉武久、田中泯、勅使川原三郎、ヘルマン・ニッチェ、トニー・コンラッド、マイク・ケリー、ポール・マッカーシーなど50人以上のアーティストが参加、最新の現代芸術を展示している。
その中でパフォーマンスも行なわれ、この日は灰野さんがアメリカの映像作家キャメロン・ジェイミー作「JO」の上映と一緒に即興演奏するというパフォーマンスを行なった。実はこのパフォーマンスは2006年10月にアメリカで行なわれている。
流石大規模な芸術祭だけあって、200人以上の観客が集まり広いホールが立ち見状態。ギター・アンプを4台並べ、灰野さんはステージ下手で映像のモニターを観ながら演奏する。映画の伴奏というからテレミン中心のエレクトロな演奏を想像していたら何と爆音ギター演奏だった。余りの大音量に途中退散する観客の姿もちらほら。
映像は前半がジャンヌ・ダルクに関するドキュメンタリー、後半がホットドッグ大食い競争を逆回しにしたもの。余り面白くないし、この映像のサウンドトラックに灰野さんを起用した意図も不明だ。しかし映像と関係なく激しいアクションで爆音を鳴らす灰野さんを観ていると灰野さんの異種格闘技に於ける演奏の姿勢が感じられて興味深い。
トリエンナーレの展示を観たが、ビデオ作品が多く、ヘルマン・ニッチェ(牛の臓物を人間の身体に塗りたくる)、マシュー・バーニー(ブリッジをした女性がおしっこをする)のような激ヤバな映像もあって楽しめた。タージマハル・トラヴェラーのドキュメンタリー映像も良かった。
お近くに住んでいたらぜひご覧になることをお勧めする。
横浜トリエンナーレ HP
映像は
人の心を
抉り出す
灰野さんは期間中あと2回パフォーマンスを行なうそうだ。
映像はキャメロン・ジェイミーがアメリカのパンク・バンド、メルヴィンズと共作したもの。こういうのなら判り易い。
その中でパフォーマンスも行なわれ、この日は灰野さんがアメリカの映像作家キャメロン・ジェイミー作「JO」の上映と一緒に即興演奏するというパフォーマンスを行なった。実はこのパフォーマンスは2006年10月にアメリカで行なわれている。
流石大規模な芸術祭だけあって、200人以上の観客が集まり広いホールが立ち見状態。ギター・アンプを4台並べ、灰野さんはステージ下手で映像のモニターを観ながら演奏する。映画の伴奏というからテレミン中心のエレクトロな演奏を想像していたら何と爆音ギター演奏だった。余りの大音量に途中退散する観客の姿もちらほら。
映像は前半がジャンヌ・ダルクに関するドキュメンタリー、後半がホットドッグ大食い競争を逆回しにしたもの。余り面白くないし、この映像のサウンドトラックに灰野さんを起用した意図も不明だ。しかし映像と関係なく激しいアクションで爆音を鳴らす灰野さんを観ていると灰野さんの異種格闘技に於ける演奏の姿勢が感じられて興味深い。
トリエンナーレの展示を観たが、ビデオ作品が多く、ヘルマン・ニッチェ(牛の臓物を人間の身体に塗りたくる)、マシュー・バーニー(ブリッジをした女性がおしっこをする)のような激ヤバな映像もあって楽しめた。タージマハル・トラヴェラーのドキュメンタリー映像も良かった。
お近くに住んでいたらぜひご覧になることをお勧めする。
横浜トリエンナーレ HP
映像は
人の心を
抉り出す
灰野さんは期間中あと2回パフォーマンスを行なうそうだ。
映像はキャメロン・ジェイミーがアメリカのパンク・バンド、メルヴィンズと共作したもの。こういうのなら判り易い。