今月3回目の坂田さんのライヴ。今回もツイッターで情報を得てマークしておいたのだ。ツイッター便利!
Bar Issheeはクアトロの裏手の雑居ビルにあるこじんまりしたライヴ・バー。アンプもPAも無く、20人も入れば満席の落ち着いたスペースである。結構名の通ったミュージシャンが出演している。ライブチャージは基本的に「投げ銭制」(ライヴ終了後に好きな金額を払う)という画期的なシステム。私は初めて行ったが、店長の石井さんは気さくな人で居心地が良かったので、今後もたびたび訪れることになるだろう。
Bar Isshee Bloc
坂田さんはここには初出演。灰野さんとの共演の時一番前で観ていたので私の顔を覚えていてくれた。お客さんは坂田さんの知り合いを含め10人ほど。1970年代のフリージャズのライヴや吉祥寺マイナーの十時劇場の観客が大抵5.6人だった、という話を思い出した。でもとてもアット・ホームでリラックスした雰囲気がいい。坂田さんはデジタルフォトフレーム持参でミジンコの映像を見ながら馴染みの客と談笑。
「仕方ないのでやりましょうかね」(笑)と1st Setスタート。 アルト/クラリネット/アルトと3セットで50分。生音で聴く坂田さんのサックスの音色は澄んでいてとても美しい。
30分の休憩を挟んで2nd Set。ミジンコの生態についての講義を始める。流石研究家。不思議なミジンコの生き様を面白可笑しく話してくれる。それからアルト・ソロ。アルバート・アイラーの「ゴースト」を想わせる黒人霊歌のようなメロディー。それが終わると今度はDNAについての講義。クラリネット・ソロでは「役立たず」の唄を挟んだ吹き歌い。そのあと"プランクトン生活"についての話。客席から笑いが溢れる。「面白くやらなくっちゃねえ」と坂田さん。アルトで先日Pit Innでもやった「ロンリー・ウーマン」。今回動画も録ったので、Pit Innのバンド・ヴァージョンと比べてみて欲しい。魂が高揚するスピリチュアルな演奏。最後に「オンドの舟歌」という唄を身振りを交えて朗々と聴かせて本編終了。アンコールに応えて再びアイラー風の霊歌を1曲。
坂田さんの人間的温かさと人を惹き付ける魅力に感動した一夜だった。
坂田明HP
石井さんがその場で4月1日梅津和時さんとのデュオをブッキングしていた。これも行かなきゃ。
坂田さん
心温め
ほっかほか
対照的に外へ出たらいきなり冬に逆戻りした寒さだった。
Bar Issheeはクアトロの裏手の雑居ビルにあるこじんまりしたライヴ・バー。アンプもPAも無く、20人も入れば満席の落ち着いたスペースである。結構名の通ったミュージシャンが出演している。ライブチャージは基本的に「投げ銭制」(ライヴ終了後に好きな金額を払う)という画期的なシステム。私は初めて行ったが、店長の石井さんは気さくな人で居心地が良かったので、今後もたびたび訪れることになるだろう。
Bar Isshee Bloc
坂田さんはここには初出演。灰野さんとの共演の時一番前で観ていたので私の顔を覚えていてくれた。お客さんは坂田さんの知り合いを含め10人ほど。1970年代のフリージャズのライヴや吉祥寺マイナーの十時劇場の観客が大抵5.6人だった、という話を思い出した。でもとてもアット・ホームでリラックスした雰囲気がいい。坂田さんはデジタルフォトフレーム持参でミジンコの映像を見ながら馴染みの客と談笑。
「仕方ないのでやりましょうかね」(笑)と1st Setスタート。 アルト/クラリネット/アルトと3セットで50分。生音で聴く坂田さんのサックスの音色は澄んでいてとても美しい。
30分の休憩を挟んで2nd Set。ミジンコの生態についての講義を始める。流石研究家。不思議なミジンコの生き様を面白可笑しく話してくれる。それからアルト・ソロ。アルバート・アイラーの「ゴースト」を想わせる黒人霊歌のようなメロディー。それが終わると今度はDNAについての講義。クラリネット・ソロでは「役立たず」の唄を挟んだ吹き歌い。そのあと"プランクトン生活"についての話。客席から笑いが溢れる。「面白くやらなくっちゃねえ」と坂田さん。アルトで先日Pit Innでもやった「ロンリー・ウーマン」。今回動画も録ったので、Pit Innのバンド・ヴァージョンと比べてみて欲しい。魂が高揚するスピリチュアルな演奏。最後に「オンドの舟歌」という唄を身振りを交えて朗々と聴かせて本編終了。アンコールに応えて再びアイラー風の霊歌を1曲。
坂田さんの人間的温かさと人を惹き付ける魅力に感動した一夜だった。
坂田明HP
石井さんがその場で4月1日梅津和時さんとのデュオをブッキングしていた。これも行かなきゃ。
坂田さん
心温め
ほっかほか
対照的に外へ出たらいきなり冬に逆戻りした寒さだった。