「Style Band Tokyo+BO NINGEN presents Far East Electric Psychedelic」というイベント。ロンドン在住の日本人バンドBo Ningenの凱旋ライヴ企画だ。出演はガガキライズ、RUINS alone、Bo Ningen、Merzbow+Kishow。Merzbowが観たかったのだが、事前にBo Ningenのことを調べたら中々好みのバンドの模様。月曜日なので行くか行くまいか迷っていたところ、ばるぼらさんがツイッターでBo Ningenのことをツイートしていたのに刺激され行くことにした。
定時で会社を切り上げ、UFO CLUBに着いた時には最初のガガキライズが始まっていた。gとdsの変拍子ハードコア・インスト・バンド。結構アグレッシヴでイベントの幕開けにはいいかも。平日にも拘らず観客は満員に近い位入っている。20代くらいの男女が半々。
2番目は吉田達也氏のソロ・プロジェクトRUINS alone。打ち込みのサウンドに合わせて吉田氏がドラムとヴォーカルを聴かせる。久々に観たが、超複雑な変拍子をやすやすと叩きこなす吉田氏の技には舌を巻く。そういえばイタリアのアヴァンギャルド・ジャズロック・バンドAREAが来日するんだよなあ。
3番目に期待のBo Ningenが登場。全員腰までの長髪、女物のドレスにベルボトム・ジーンズにタイダイのシャツ。1970年代初期のハード・サイケ・バンドや1980年代初期の大阪のバンド、サバート・ブレイズ等を想わせる風貌はかなりキャラが立っている。イギリスでは音楽メディアから"東洋の奇跡"と評され話題になっているという。フロントマンのヴォーカル&ベーシストTaigenは亀川千代氏を髣髴させる姫カットだ。全曲日本語でハードコアなビートにへヴィなベース、2本のギターのファズを効かせたサイケデリックな絡みが野生的なアクションと共に繰り出され、とてもカッコいい。初期のゆらゆら帝国をハード&ヘヴィにした感じの妖怪ロック。日本語独特の情念的な響きが海外で評価されるのも頷ける。客も熱狂的でとてもいいライヴだった。
Bo Ningen MySpace
ラストはMerzbow+Kishow。Kishow氏はベーシスト。秋田さんはパワーブックとフィルム缶をバネで挟んだようなオリジナル楽器を演奏。大音量で容赦ないハーシュ・ノイズを展開。Bo Ningenの興奮冷めやらぬ観客に冷や水を浴びせるようなクールネスに貫かれたステージだった。でも個人的にはMerzbowはライヴよりもCDの方が好きだ。
出演者が個性的で、イベント・タイトルの"極東電撃サイケデリック"がピッタリの充実した夜だった。
ボーニンゲン
只者じゃない
気をつけろ
逆輸入で日本で話題になれば面白い。
定時で会社を切り上げ、UFO CLUBに着いた時には最初のガガキライズが始まっていた。gとdsの変拍子ハードコア・インスト・バンド。結構アグレッシヴでイベントの幕開けにはいいかも。平日にも拘らず観客は満員に近い位入っている。20代くらいの男女が半々。
2番目は吉田達也氏のソロ・プロジェクトRUINS alone。打ち込みのサウンドに合わせて吉田氏がドラムとヴォーカルを聴かせる。久々に観たが、超複雑な変拍子をやすやすと叩きこなす吉田氏の技には舌を巻く。そういえばイタリアのアヴァンギャルド・ジャズロック・バンドAREAが来日するんだよなあ。
3番目に期待のBo Ningenが登場。全員腰までの長髪、女物のドレスにベルボトム・ジーンズにタイダイのシャツ。1970年代初期のハード・サイケ・バンドや1980年代初期の大阪のバンド、サバート・ブレイズ等を想わせる風貌はかなりキャラが立っている。イギリスでは音楽メディアから"東洋の奇跡"と評され話題になっているという。フロントマンのヴォーカル&ベーシストTaigenは亀川千代氏を髣髴させる姫カットだ。全曲日本語でハードコアなビートにへヴィなベース、2本のギターのファズを効かせたサイケデリックな絡みが野生的なアクションと共に繰り出され、とてもカッコいい。初期のゆらゆら帝国をハード&ヘヴィにした感じの妖怪ロック。日本語独特の情念的な響きが海外で評価されるのも頷ける。客も熱狂的でとてもいいライヴだった。
Bo Ningen MySpace
ラストはMerzbow+Kishow。Kishow氏はベーシスト。秋田さんはパワーブックとフィルム缶をバネで挟んだようなオリジナル楽器を演奏。大音量で容赦ないハーシュ・ノイズを展開。Bo Ningenの興奮冷めやらぬ観客に冷や水を浴びせるようなクールネスに貫かれたステージだった。でも個人的にはMerzbowはライヴよりもCDの方が好きだ。
出演者が個性的で、イベント・タイトルの"極東電撃サイケデリック"がピッタリの充実した夜だった。
ボーニンゲン
只者じゃない
気をつけろ
逆輸入で日本で話題になれば面白い。