A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

パンダのこころはロック魂!ハイロウズ/でんぱ組/ディアフーフ/藤岡みなみ/アニマル・コレクティヴetc.

2015年01月08日 00時59分51秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


寺嶋由芙「猫になりたい」記念企画でネコ関連の情報をググりながら、ミュージシャンに最も愛される動物が何かが調べてみた。ネコ(cat)がダントツNo.1なのは間違いない。では2位は?一般的に考えればイヌだろう。しかし実はロック的にはパンダ(Panda)のようである。

パンダと言えば、1972年にランランとカンカンの二頭のジャイアントパンダが上野動物園にやってきたときは、大阪万博には及ばないものの、東海道新幹線の開通、月の石展、モナリザ日本公開等と並ぶ国民的ブーム&パニックだったと記憶している。殆ど寝ていて動かず、人前に現れないこともある熊猫パンダを見るために何時間も行列するというニュースに、子供心に「アホくせえ」と思ったものだ。

それはともかく、昨年末にライヴを観たなかに3組もパンダ所縁のアーティストがいたという事実を考えると、知らないうちにロックンロールは白黒熊猫に支配されつつあるのかもしれない。そうだとしたら、何はともあれいち早くパンダのこころを理解する必要があるだろう。今回の筆者のフィールドワークが人類の未来の役に立てば幸いである。

●THE HIGH LOWS『パンダのこころ』


「地下(極端)」「女子」と並ぶ筆者の三大音楽傾向賛美のひとつ「ロケンロー」の極みヒロト&マーシーがいきなり登場。スピッツの「ヒバリのこころ」へのオマージュかどうかは知らないが、ロケンローラーのパンダへの傾向賛美の証(しるし)であろう。




●Deerhoof 「Panda Panda Panda」


昨年12月17日に来日公演を堪能したアメリカ脱臼ロックバンド「ディアフーフ」のピカイチの人気曲がパンダ・ソング。鹿のくせに「パンダ」と連呼する捻くれぶりが腸捻転ロックの面目躍如。


 
 
●ピンキー☆藤咲彩音『P and A』


昨年末クリぼっちの心を癒してくれたアキバ発萌えキュン6人組でんぱ組.incのブルー担当「踊ってみたら七変化!子どもじゃないもん!\がおー!/ピンキー! こと藤咲彩音」さんはパンダ好きで有名。「ぷ・あんど・あ(パンダ)」と題するソロナンバーでパンダ着ぐるみと一緒に得意のダンスを魅せる。


 

●PandaBoy


でんぱ組も出演した「カオスフェス2014」のオープニングDJを務めたのがピンキー・ソロ曲の作者でもある「パンダボーイ」。アニソンの編曲で名をあげてリミキサー、DJとして活躍。アップアップガールズ(仮)に曲を提供するミュージシャンでもある。




●Panda Bear『Mr Noah』


パンダ・ベア(Panda Bear、本名: ノア・ベンジャミン・レノックス、Noah Benjamin Lennox、1978年7月17日-)は、ポルトガルはリスボンに拠点を置くミュージシャンである。アニマル・コレクティヴの創始者であり、現在に至るまでそのメンバーとして活動している。特にパンダを思わせる活動や作品はなく、名前の由来は不明。


 

●Panda Riot『Amanda in the Clouds』


シカゴを拠点に活動する女2男2シューゲイザー・バンド。耽美的なドリームポップはパンダ、ノイジーギターは暴動として二元化されている。パンダ柄の白黒二元論への含みにも注目。


 

●THE PINK☆PANDA『Panda』


ピンキーの例で判るように、モフモフのパンダは女子のマスコットにぴったり。パンダ繋がりアーティストには当然女子バンドが多い。ザ・ピンク・パンダは現ガチャピン(Gacharic Spin)のF チョッパーKOGA(b)が在籍した21世紀初頭の女子バンド。NAONのYAONに出演するなど活動するが、2009年にF チョッパーKOGAが脱退、残ったメンバーでBLiSTARと改名してメジャーデビューするも、メンバーの妊娠で活動休止。




●ピンクパンダー『STEP』


THE PINK☆PANDAに先立つ97年に結成された女2男2のロックバンド。故佐久間正英プロデュースで2001年メジャーデビューするが、2004年解散。自称「美人過ぎるドラマー」エツコは現在少年ナイフで活躍中。




●モノクロパンダ『日曜日』  


2011年福岡で結成された女1男3ロックバンド。四人の違う色が交じり合い、この色のない寂しい世の中を新しい色に染め上げる、モノクロパンダ略してモノパン。昨年夏にギターが脱退。




●PANDA 1/2『PANDA! PANDA! PANDA! [パンダ!パンダ!パンダ!] 』


タレントの藤岡みなみが2代目ヴォーカリストとして参加していた人間1人とパンダ1頭による音楽ユニット。藤岡は大学の卒業論文の題材にパンダを選ぶほどのパンダ好きとして知られる。PANDA 1/2は小出きすを3代目ヴォーカルに加えて活動中。


 
 
●マダムギターパンダ『話をしよう』


マダムギターの長見順とギターパンダの山川のりをによるユニット。山川は1997年にパンダの着ぐるみでギターを弾き歌う大道芸ミュージシャンとして登場。本人曰「一見ふざけているかと思われると思いますが、そうではなく、見る人たちを楽しませたくてやっています!」とのこと。


 

みんなで
パンダの国へようこそ
一斉に飛べ飛べ遠くまで
ピョン!



 
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