A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ブリーチ

2009年05月11日 00時12分54秒 | ありきたりな日常
5ヵ月ぶりに髪の毛をブリーチした。EXハイブリーチ、一番強力なやつである。

もう何度も自分でブリーチしているから慣れたものだと思うが、毎度そのたびに説明書を隅から隅まで読まないと気が済まない。大事な頭髪の色を抜くわけだからヘアケアには気を使わなければならない。(それなら最初からブリーチなんかするなって? それはいえる)。

まあ始めちゃったものは仕方がない。手順に従って溶液を混ぜて髪の毛に塗る訳だ。だけどその後30分待つのが手持ちぶさたでいけない。今回はヘアキャップが付いていたので、手袋を外して、クラシックのCDを聴きながら新聞を読んで過ごした。
ちょっとしたサロン気分。

お陰でいい色に仕上がった。でもいつまでもブリーチなんかしてたら、いつかは禿げちゃびん(死語)になっちゃうのかな?

禿げたとて
ブリーチ止める
ことできぬ

髪があるうちしかできないもんね。

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青山ロックンロール・ショー

2009年05月10日 01時31分09秒 | ロッケンロール万歳!
「青山ロックンロール・ショー」と名付けられたあの人の"ロックンロール葬"が青山葬儀所で行なわれた。

一般の参列は午後1時からだったが、既に午前中から行列が出来ており、午後5時時点で36000人が列を作ったと言う。あちこちに「雨上がりの夜空に」や「トランジスタラジオ」を歌う集団がおり、葬儀というよりはコンサートの様相を呈した。参列者の列は深夜になっても途切れなかった。まるで初詣のようだ。

これこそあの人らしいお別れの仕方である。彼も天国で一緒に歌っていることだろう。
彼のアルバム・タイトルにもあったがあの人はロックンロールの「GOD」になったのである。

ロックスター
別れを惜しむ
人の列

空も快晴、絶好の葬儀日和(?)だった。



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ヘッドバンギング・パロット

2009年05月09日 00時24分20秒 | インターネットの世界
愛読しているメルマガの情報で、You Tubeで可愛くて面白い映像をゲットした。何も考えず観て下さい。



まさにノリノリである。こんな奴が家にいたら楽しいだろうな。ハードコア・パンクだとどんな踊りを見せてくれるのだろう。

音楽に
思わず踊る
小鳥たち

子供の頃、手乗りインコを飼っていた。何も芸は覚えてくれなかったけど。


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芸能人とあなたの人間関係は?

2009年05月08日 00時13分54秒 | インターネットの世界
MySpaceのフレンドのブログで紹介されていた「モテ人間関係図占い」というのをやってみた。

モテ人間関係図占い

これは楽しい。テレビドラマの登場人物になった気分。登場する芸能人の微妙な立ち位置が不思議だが、一度やってみてはいかが? 自分の性別を変えてみるのも面白いよ。

芸能人
相関関係
複雑だ

芸能界も苦労が絶えないんだろうね。


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山下洋輔ニュー・カルテット@新宿ピットイン 2009.5.5(tue)

2009年05月07日 00時00分00秒 | 素晴らしき変態音楽
新宿Pit Inn「山下洋輔ゴールデンウィーク3Days」最終日は自己の若手日本人カルテット。

結成して4年目になるこのバンドを観るのは4回目くらいになるだろうか。観る度に完成度の高まりを感じる。特に山下達郎バンドのドラマーとしても活躍する小笠原拓海君の感性とテクニックには舌を巻く。エレクトリック・ベースの柳原旭君もエレベの特性を活かしたプレイでバンドを支える。アルト・サックスの米田裕也君は、トーンが明るすぎることとモードに沿ったプレイが多いことが個人的には不満なのだが、モードから逸脱した時の爆発力は凄い。そこに洋輔さんの爆裂プレイが加わる訳だから、日本人のフリージャズ・カルテットの最高峰に位置すると言っても過言ではないだろう。

今回も「和らぎ」「トリプルキャッツ」「10thテーマ」「幻灯辻馬車」「クルディッシュ・ダンス」等洋輔さんのレパートリーの若々しくエネルギッシュなヴァージョンを聴かせてくれた。

面白かったのは5月30日に横浜で世界初演される一柳慧氏作曲のピアノ協奏曲第4番「JAZZ」から第1楽章をカルテット・ヴァージョンで聴かせてくれたこと、その場に一柳氏も観客として同席していたこと、「キアズマ」を前日出演のる*しろうの「キアズマが好き」との合体ヴァージョンで演奏したこと。

20代の、孫といっていい世代のメンバーの柔軟な感性に洋輔さんも若返るようだ。軽やかなスタンスと重厚な存在感が同居したユニークなカルテットである。夏のロック・フェスティヴァルに出演するのも理解できる。

洋輔さん
ニュー・カルテット
お気に入り

7月19日日比谷野音での「山下洋輔トリオ復活祭」が楽しみでならない。

コメント (1)
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山下洋輔&る*しろう@新宿 Pit Inn 2009.5.4 (mon)

2009年05月06日 01時24分28秒 | 素晴らしき変態音楽
洋輔さんがプロデュースする新宿 Pit Innの「山下洋輔ゴールデンウィーク3DAYS」。3日は灰野さんのライヴで行けなかったが、残り二日は観ようと思う。

二日目のこの日は「イントロデューシング・る*しろう」と題して、若手プログレッシヴ・ロック・トリオ、る*しろうを紹介。
る*しろうはkey&voの金澤美也子嬢をリーダーとする、gとdsのベースレスの編成だ。1999年に現在の名前で活動開始したらしいからキャリアは10年を誇る。
美也子嬢は数年前に灰野さんと高円寺ペンギンハウスで共演したのを観たが、灰野さんに負けない大胆なプレイが印象的だった。
Pit Innに出演するのは今回が初めて。洋輔さんは2004年のデビュー・アルバムの頃から知っていて、その変態的な曲と優れたテクニックに圧倒されたと言う。偶然にも美也子嬢は洋輔さんが昔お世話になったジミー金澤というバンド・リーダーの娘さんだそうだ。

第1セットはる*しろう単独の演奏。言葉をテープレコーダーで逆回転させて作ったという歌詞はまるでコバイア語のようだ。変拍子マニアであり、奇数拍子の展開がコロコロ変わり脳味噌を気持ち良くマッサージしてくれる。確かにプログレっぽいが、それだけには収まらない雑食性のサウンドだ。1曲だけ洋輔さんが加わり、1時間弱のセットは終了。会場がPit Innなので仕様がないが、もっと大音量で聴いてみたいものである。

第2セットは洋輔さんも参加し4人での演奏。さすが洋輔さんが加わると音が引き締まる。る*しろうのオリジナル曲でも洋輔さんは大暴れ。若いメンバーとプレイできるのが楽しくて仕方ない様子。洋輔さんの曲「寿下無」、「キアズマ」とる*しろうの「キアズマが好き」の合体演奏、「クルディッシュ・ダンス」の混沌と破壊に満ちた演奏でセットは終了。アンコールに「HAIKU」をやって締め。

美也子嬢は洋輔さんに言わせると「フェーズの違う矢野顕子」だという。まさにそんな個性が発揮された一夜だった。
る*しろう HP

る*しろうの
変態ビートに
夢心地

高円寺百景などの磨崖仏系とも繋がりがありそうだ。





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灰野敬二"生誕記念公演"@高円寺 ShowBoat 2009.5.3.(sun)

2009年05月05日 01時02分01秒 | 灰野敬二さんのこと
「高円寺びっくり大道芸2009」というイベントで浮かれる街のライヴハウスで、毎年恒例の灰野さんのバースデイ・コンサートが開催された。今年灰野さんは57歳になる。

開演前はいつものようにお香が焚かれ悲しげなヴァイオリンのBGM。これから始まるマジカルな時間に心がときめく。

30分押しで灰野さんがステージに登場。いきなりドラムマシンの「ズシン!」という音が身体に響きビクッとする。不規則なリズムが大音量で流れ出すともう灰野ワールドから抜け出せない。ここから先は夢の世界だ。

ドラムマシンの連打にのせてスティール・ギターを弾く。この楽器は普通カントリーなどで使われる癒し系の美しい音色のギターだが、灰野さんの手にかかると悪魔の響宴のノイズ楽器に生まれ変わる。スライドバーを弦に擦り付けたり叩き付けたり、マニュアルを悉く無視したプレイだ。このスティール・ギターは4月下旬にアメリカ・ツアーを一緒にしたトニー・コンラッドからのプレゼントとのこと。何と80ドルという安さだったと言う。それにしても手に入れたばかりの楽器を即座に自己流に弾きこなしてしまう灰野さんの才能は凄い。

その後SGに持ち替え、ジャックスの「からっぽの世界」を哀秘謡で歌う。先日の早川義夫さんとの共演が脳裏にフラッシュ・バックする。さらに最近お気に入りのドアーズの「Break On Through」の日本語ヴァージョン、オリジナル曲など気合いの歌とギターが次々披露される。

シンセサイザーにオクターバーをかませて超重低音が会場を軋ませる。脳髄が振動するような刺激。それに合わせてファルセットの美しいヴォーカルを歌う。

「ここ」「あっち」などの人気ナンバーを演奏したあと、クレタ島のタンブールを手にアコースティックな演奏。そろそろ終わりかな、と思ったが甘かった。今日の灰野さんはノリが良くて時間の経過を気にしていないようだ。

ドラムマシンとSGでさらに演奏は続く。ようやくアイリッシュ・ハープの綺麗な調べで終了。この時点で11時近かったがアンコールで「Born To Be Wild」を演奏した。3時間半に及ぶ演奏だった。年を取る毎にパワーアップしていくかのようだ。

終演後いつものようにケーキを囲んでささやかなバースデイパーティー。今日は"中音"(ステージ上のモニターの音)が良くて気持ち良く演奏できたこと、一昨日アメリカ・ツアーから帰国したが、例の新型インフルエンザの検疫で1時間機内に足止めされたこと、1ヶ月前にメキシコで公演した時、現地スタッフが「咳が止まらない」とぼやいていたこと(ここで一同身を引く 笑)など興味深い話が聞けて楽しかった。

この闇に
豚インフルも
逃げて行く

来年もまた元気で生誕記念公演を迎えられることを祈って。

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Gueen @ 渋谷 O-East 2009.5.2 (sat)

2009年05月04日 01時32分21秒 | こんな音楽も聴くんです
毎年恒例、クイーンのトリビュート・バンド、グイーンの春のゴールデン・リサイタル。

私は特にクイーンのファンという訳でもなく、CDも1枚も持っていない。にも関わらずカヴァー・バンドのライヴに足を運ぶのはこれが音楽を超えて共感を呼ぶ楽しいショーだからだ。演奏は完璧だが、ヴォーカルの似ているようで似ていない微妙な立ち位置が最高に面白い。衣装もフレディ・マーキュリーをよく研究しているコスプレだ。

観客は本物そっくりのバンドを期待して来ているのではない。あくまでパロディーと分かった上で、伝説のクイーンの名曲をネタに2時間歌って笑おうというのだ。誰でも聴き覚えのある代表曲に混じってマニアックな選曲も取り入れる。そのさじ加減が絶妙なのだ。観客の殆どはアラフォーの女性。普段ロック・コンサートにはいかない彼女達が心置きなく盛り上がれる場がここにある。

青春を
取り戻せるか
グイーンで

毎回同じだと知っていてもまた行っちゃうんだよな~。



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言葉を失う~忌野清志郎はもういない

2009年05月03日 01時22分45秒 | ロッケンロール万歳!
忌野清志郎氏が亡くなったことを知った。

私が彼の姿を最初に観たのは、パンクが勃興してきた頃のテレビの音楽番組で、そこでRCサクセションで登場、「雨上がりの夜空に」か「トランジスターラジオ」を演奏したのだ。化粧や衣装は当時としてはパンク風だったが、曲はもっと古くからの日本のロックを引き摺っているな、と感じた。

その後パンク云々は関係なく独創的なロック・バンドとしてRCサクセションが好きになった。仲井戸麗市(CHABO)氏のシャープなギターは勿論だが、何といっても忌野清志郎氏の誰にも真似できないねちっこいヴォーカルが魅力的だった。

ソロになってからはメンフィス録音など黒人音楽への憧れを正面に出したり、「君が代」のパンク・ヴァージョン、自転車愛好などで音楽以外にも話題になってきた。自由人としての彼の生き様に私は憧れてきた。

いったんは完治し昨年2月には武道館ライヴも行なった清志郎氏だが、病魔は他の部位に転移していた。それにしても58歳の死は早過ぎる。

天国で
ブルース歌え
ロック歌手

今は呆然として他に書くことが浮かばない。ご冥福を心から祈ります。
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パンク?~Stoned Green Apples「Will You Marry Me?」

2009年05月02日 01時23分45秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
フライングVとドラムの二人組のガールズバンド、Stoned Green Apples(ラリッた青リンゴ)の2ndリリースは7曲31分のミニアルバム。

ヘヴィーなギターリフに不思議なハーモニーのポップなヴォーカルが乗る様はスカスカだけどパンクの初期衝動に溢れており爽快である。サビで初めて分かるゾンビーズのカヴァーを含む。

しかし何度聴いても彼女達の立ち位置が掴み切れないもどかしさがある。個人的にはあふりらんぽの東京版という気がしているのだが。どこかでライヴを観て確認しなければ気が済まない。

1st EPの曲のゆらゆら帝国remixも収録されているがGSAとゆら帝の関係は?である。坂本慎太郎氏の心を捉える魅力が彼女達にはあるのか。いずれにせよゆら帝が他のバンドのremixを手掛けるのは初めてのことである。
Stoned Green Apples HP

青リンゴ
謎が謎を呼ぶ
毒リンゴ

初回プレスには脱力PV2曲入りのDVDが付いている。




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