A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

英国ノイズ10年間~Hate-Male「Greatest Hits」

2010年07月15日 01時01分02秒 | 素晴らしき変態音楽
イギリスのフロムという街出身のローレンス・コンクエストという青年が1999年からスタートさせたノイズ・ユニットがヘイト-メイル(男嫌い)。
Silent Novels Rec.からライヴEPをネット・リリースしている彼が、10年間の活動を総括するベスト盤をリリースした。
裏ジャケにはこう書いてある:”くそったれな電子ノイズのようなハーシュ。このアルバムに音楽は収録されていない”。
全8曲収録で1999年~2008年に録音された音源を2009年12月にリミックスしたものである。
メルツバウ、CCCC、マゾンナなどのジャパノイズ、ホワイトハウス、サトクリフ・ユーゲントなどの英国伝統のパワー・エレクトロニクスに影響されたという(非)音楽性は、途轍もなくヘヴィーで耳障りだ(誉めています)。
”ギュワーガリガリガリゴゴーズィーン”というノイズが好きな人には堪えられないだろう。
今ならバーゲン中で1000円以下でオーダー出来る。好き者はトライしてみるべき。
Hate-Male MySpace
Hate-Male Greatest Hits Order Page

男嫌い
出てくる音は
男性的

意外とマッチョな青年かもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空飛ぶ自動車

2010年07月14日 00時40分34秒 | トレンド・ウォッチング
米国のテラフージア社が2006年から開発を進めてきた空を飛べる自動車「トランジション」をご存知だろうか。
2011年の販売開始を目指し、実用訓練を順調に成功させてきたこの車。これまで実際の販売には飛行機としての車体重量基準の問題が立ちはだかっていたのだが、先日、これをFAA(米連邦航空局)が特例として承認したことで、販売実現に向けて大きな一歩を踏み出している。

カッコいい
ジェームス・ボンドも
夢じゃない

日本じゃまず無理だろうが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つかこうへいとスペインと大相撲

2010年07月13日 00時26分35秒 | ラジオやテレビのこと
テレビが選挙関係の番組で大騒ぎしている間に、劇作家のつかこうへい氏が亡くなり、ワールドカップではスペインがオランダを下して初優勝を飾った。またひん死の大相撲名古屋場所が開幕した。
テレビの報道に偏りがあるのは間違いない。しかし視聴者である我々がそれに踊らされていてはダメなのである。大きな出来事が重なった時には、特に注意深く世の中のことを観察しなければならないのだ。

情報は
偏向するもの
見極めて

だから私はテレビよりも新聞やインターネットの報道の方を信用している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルクス主義者

2010年07月12日 00時26分36秒 | どーでもいいけど
テレビではどのチャンネルも選挙速報を放映している。
結果は民主党の大敗、自民党の復調ということである。約一年間の民主党政権がダメだったからといって、以前の自民党の暗黒時代に逆戻りを有権者は望んでいるのか、と情けない気持ちになった。
私は選挙権を得てから投票する政党は日本共産党に決めている。決して政権を取る可能性はなく、万年野党でアンチの立場を貫く共産党。私の姿勢にブレはない。

今回も
議席を減らした
共産党

それでもなくならないところがいい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

破壊専用ギター、SMASH

2010年07月10日 00時34分06秒 | トレンド・ウォッチング
ザ・クラッシュ『ロンドン・コーリング』のジャケットなどでもおなじみのロック ンロール・アクション“ギター破壊(SMASH)”。ロックを好きになった人間ならば誰 しもが一度はあこがれる行為ではあるものの、現実問題としてギターは破壊するの に高価すぎる……。このジレンマを解消したのが、株式会社K'S JAPANからリリースさ れた破壊専用の格安ギター『SMASH』だ。破壊専用だが音も出る。そして破壊後は、 K'sJAPANに送り返すと100%リサイクルされる。

この“真にロックンロールなアティテュード”の商品は、博報堂のクリエイティブ ディレクターである斉藤 迅氏により企画開発され、発売されるやいなや、WEBを中心にワイドショーなどでも多数取り上げられ、いちギターメーカーのブランディング・キャンペーンとしては異例な規模で大きな話題となった。

そしてなんと、この一連のキャンペーンが広告業界における世界最高峰の賞であるカンヌ広告祭のダイレクトカテゴリー(消費者に直接コミュニケーションをはかる)・ブランドビルディング部門で金賞を受賞してしまった。前述の博報堂クリエイティブディレクター斉藤氏は受賞の一報に、“ロックなんて終わった、、的な現代ですが、まだまだこんな可能性があると証明できて面白かったです。これからも、ロックスピリット溢れる企画で、世界に挑戦していきたいです。”とコメントを残している。
マーティ・フリードマン、破壊専用ギター<SMASH>を語る

Guitar Born tobe Destroyed "SMASH" HOW TO DESTROY MANNUAL


楽器破壊
ピート・タウンゼンドに
憧れて

破壊専用ドラムスなんかも開発されたりして。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疾走する情念~フリクション「2013:ライヴ・フリクション」

2010年07月09日 00時24分05秒 | ロッケンロール万歳!
RECKと中村達也の二人フリクションのライヴ・アルバムがリリースされた。

既に5回くらい観ている二人フリクションだが、こうして2枚組のCDに収められると、そのカッコよさに改めて感銘を受けてしまう。邪魔な楽器がない分、曲の骨組みが剥き出しになり、RECKの歌の情念がダイレクトに伝わる。「100年」「KAGAYAKI」「I CAN TELL」「ピストル」「BIG-S」など30年以上前のデビュー当時の曲が21世紀フリクションの曲として見事に甦っているのが嬉しい。何よりRECKのヴォーカルが全く色褪せていないどころか、より深みと輝きを増しているのが凄い。

このライヴ盤のリリースがフリクションとしての一区切りになるのか、それともただの通過点に過ぎないのか、いずれにせよ現在のフリクションの姿を100%捉えたリアル・ロックの名盤であることは間違いない。

100年
100年経ったら
分かるさ

中村達也氏のタイトなドラムもやはり素晴らしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰でもピアノを弾いてくれ~Play Me,I'm Yours

2010年07月08日 00時43分35秒 | アート!アート!アート!
カラフルに装飾されたピアノを街のあちこちに設置して道行く人々に自由に弾いてもらうというイギリスのアーティストLuke Jerram氏によるプロジェクト「Play Me, I'm Yours」は、2008年3月から世界のさまざまな都市を巡ってきたが、このプロジェクトが先日ニューヨークに初上陸したそうだ。

現在60台のピアノが交差点や河岸、公園などに設置され、老若男女プロアマ問わず多くの人々が音楽やコミュニケーションを楽しんでいる。

そこ行く君
私を弾いて
私は君のもの

♪もしも~ピアノが~弾けたなら~♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可愛い子猫ちゃん

2010年07月07日 00時35分50秒 | 動画の歓び
とっても可愛い子猫動画発見。癒されて下さい。



ネコは何故
こんなに表情
豊かなの

音楽の付け方が秀逸だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

灰野敬二、狩俣道夫、上地一也@高円寺ペンギンハウス10.7.4(sun)

2010年07月06日 00時48分59秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野さんと狩俣さんの1年ぶりの共演。今回は沖縄出身の上地"gacha"一也氏をウッドベースに加えたトリオでの演奏。

ペンギンハウスに来るのは2年ぶりくらいだが、相変わらず落ち着いた雰囲気でリラックスできる、私のお気に入りのライヴハウスだ。お客の入りも丁度満席になるくらいでいい感じ。女性客が4割くらい居る。灰野さんの女性ファンが増えているのかな?

30分押しでライヴが始まる。狩俣さんとの共演の常で最初は二人ともフルートでの演奏。上地氏の弓弾きのベースが刺激的に絡む。続いて灰野さんがSGを手に。先日の七尾氏との共演の時と同じく、エフェクターはディストーション、イコライザー、デジタル・リヴァーブ、サンプラーの4つだけ。最小限のセットだ。「愛しのマックス」を歌う。久々の哀秘謡が嬉しい。続いて上地氏もオリジナルの歌を歌う。素朴な歌声だ。狩俣氏はソプラノ・サックスに持ち替えてやわらかい音色を重ねる。次第に熱を帯びてきて激しいギター・ソロ、グルーヴするベース、泣き叫ぶサックスへと突入。上地氏のベース・プレイはかなりいい。

第2部では灰野さんはドラムを叩いたり民族楽器の笛を吹いたり、サウンドに変化をつける。三人でのヴォイス・パフォーマンス(アカペラ?)も面白かった。しかし基本はg,fl/ss,wbのトリオ。三者一体となってしなやかなインプロを聴かせてくれた。灰野さんの歌もたくさん聴くことができたし、ギター・プレイは最近の中でも最もエモーショナルなものだった。これも上地氏のベースがどっしりと土台を固めているが故だろう。最後に「ふわふわ」を歌って、延べ2時間にわたるライヴは終了。

灰野さんも機嫌よく「いいベーシストだろう。だから沖縄から連れてきたんだ」と上地氏を褒めていた。

沖縄の
才能光る
ベース弾き

先週木曜日から4日連続ライヴ観戦というハードな日々で疲れたが、最後にこれほど素晴らしい演奏を観られて大満足。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3drum 3piano@六本木 Super Deluxe 2010.7.3(sat)

2010年07月05日 00時28分53秒 | 素晴らしき変態音楽
世界の大ドラム、大ピアノ大会!
石橋英子、千住宗臣(ボアダムス)、山本逹久の3人のドラマー/ピアニストに、ゲストとして中原昌也、先日解散を発表したあふりらんぽのONIとPIKAが参加。
フロア中央に3台のドラムとキーボードがところ狭しとセッティングしてある様は壮観。これから何が始まるんだろうという期待が膨らんでくる。

最初に客席後ろから何事か叫びながらONIとPIKAの二人が登場。ONIは短髪にして変な髪飾りをしている。「私のキュウリを知りませんか~」と叫んでいる。今回のパフォーマンスのテーマは「無くなったお婆ちゃんのキュウリ」(笑)の様である。ステージはまんまあふりらんぽ。プリミティヴですっぽんぽんなエネルギーは相変わらずだ。二人はギター、ドラム、オカリナ、キーボードと入れ替わり立ち代わり演奏し歌う。途中で石橋嬢も参加して女三人の無法状態に。それにしてもこのパワーは凄い。

次に千住氏、山本氏のデュオ。打って変わってシンバル中心のシリアスなインプロになる。1曲やったところで中原氏を呼び込む。土俗的なビートを叩き出し、中原氏のエレクトロニクスが縦横無尽に駆け巡る。ドラムとノイズの相性はとてもいい。2曲目が終わると、中原氏はピアノへ向かう。はっきり言ってノー・テクニックだが、むちゃくちゃを弾いても凄腕ドラマー二人のサポートもあり、それなりにフリージャズに聴こえるから面白い。後半では中原氏が髪振り乱しピアノを連打。興奮と笑いで幕を閉じた。

最後に3人のドラマーのセッション。打楽器は人間の身体に染み込んだリズムを解放してくれる。それぞれが弾くピアノも効果的に酩酊状態に入っているうちに、ゲストの3人も演奏に参加。ONIとPIKAは「Loving You」を熱唱。楽屋話で盛り上がって、全員で「Loving You」を歌おうということになったらしい。「何であんた達歌わんの。楽屋であれだけ盛り上がったのに」とはONIの弁。全体的に無法地帯のようなパワーに溢れた演奏で、ONIとPIKAに影響されたか、最後には中原氏のドラムまで飛び出す楽しいイベントだった。

打楽器と
鍵盤楽器の
フェスティバル

こういう自由な発想のイベントが出来るSuper Deluxeは素晴らしい会場だ。








コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする