A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

川島誠 アルトサックス ソロ+近藤秀秋(ゲスト)@明大前キッドアイラックホール 2016.12.13 (tue)

2016年12月16日 00時50分01秒 | 素晴らしき変態音楽


12/13 明大前キッドアイラックアートホール
川島誠 アルトサックス ソロ
19:00open 19:30start
¥2,000
ゲストアーティスト 近藤秀秋

筆者にとっての<ジャズ>は、40年前に読んだジャズ評論家ナット・ヘントフの小説『ジャズ・カントリー』の印象から始まっている。中学に進学し映画音楽以外の洋楽を聴き始めたばかりで、ロックもジャズもソウルもブルースも区別がつかなかったが、とにかく何か音楽に関係のある小説を読みたくなった。近所の書店で目についたこの本を中身も確認せずに購入した。トランペットに憧れた白人少年が、黒人ばかりのジャズの世界に入り込み、人種差別や人間関係の波に揉まれながらミュージシャンだけでなく人間としても成長してゆく。それは同じ頃クラスの男子の間で密かに読み回されたギョーム・アポリネールの『若きドン・ジュアンの冒険』(性に目覚めた少年が次々と女性と関係を重ねてゆくエロ小説)と同じ<未知の世界>への導きだった。そのせいだろうか<ジャズ>の思い出には栗の花で湿ったシーツの触感が伴う。



大学に入りアルトサックスを手に入れ吹き始めた場は、校舎の端の崩れかけた物理倉庫の空調のない部室か、吉祥寺の地下の水道管の結露が水滴となって滴り落ちるライヴハウスだった。スタンダードや教則本のアドリブを練習は一切せずに、指が動く儘に出鱈目に吹き散らかすだけだったが、筆者にとってはそれが<ジャズ>に他ならなかった。『ジャズ・カントリー』の主人公がどうしても調子が合わなかった不気味な「ニューシング」を気取っていたが、金色の管を指で握ったり擦ったりして軋んだ悲鳴を上げるのは自己愛の充足に他ならなかった。



とはいえ実はソロ演奏は得意ではなかった。テクニック不足ということもあるが、何よりも孤独に耐えられなかったのだ。仲間不在のぼっちの演奏行為。部屋の独り遊びならいいが、衆人環視の中ひとりで吹くのは最初は誇らしさで昂奮するが、そればっかりだと寂しくなる。隣に誰かいて欲しい。そんな訳で荻窪グッドマンで知り合ったT君とふたりでユニットを組んで演奏した。ユニット名は”OTHER ROOM”。別々の部屋に居ても一人じゃないから安心できる、今思えばそんな意味もあったかもしれない。2年経ってT君と疎遠になってからはサックスを吹く機会が減り、職場で練習しようとオフィスへ持って行ったきり10年近くケースを開けることもなく放置状態だった。数年前に思い立ってお茶の水の楽器屋に売り払い、聴き手に徹する決意を固めた。



聴き手としてもやはりサックスのレコードやCDを聴き続けてきた。サックスソロは、阿部薫をはじめ、エヴァン・パーカー、スティーヴ・レイシー、アンソニー・ブラクストン、ロスコー・ミッチェルなどそこそこ持っているし、最近では.esの橋本孝之やNYのクリス・ピッツイオコスが秀逸なソロ・アルバムを発表したが、聴く回数は多くはない。BGMにするにはあまりに不穏で、対峙するには我が強過ぎる。そして常に<寒さ>を強烈に感じてしまうのだ。阿部薫に『NORD<北>』というアルバムがある。ソロではなく吉沢元治とのデュオだが、孤独なサックス・プレイヤーの向かう先は<極北>以外にない、というのが筆者の偏見に満ちた持論なのである。北国の寒さは寂しさと異義語であり、曾て味わった深い孤独感を思い出させる。だからサックスソロは録音作品で聴くよりも、生演奏でその場限りの一期一会を堪能したいと思っている。



そんなところに届いた知らせは、残り半月で50余年の歴史に幕を閉じるキッドアイラックホールへの惜別の意を込めたサックスソロライヴであった。筆者がサックスを吹けずに悶々と勉学に打ち込んでいた浪人時代の1981年に埼玉に生まれた川島誠とは、何度かライヴ会場で顔を合わせて挨拶する程度の関係だった。同じくPSFからCDをリリースしたesの橋本孝之と一緒に福島のジャズクラブ「パスタン」での阿部薫追悼ライヴに出演したそうだ。伝聞によればフリージャズの精霊が棲むといわれるこの場所に相応しい霊性に満ちた演奏だったという。やっと体験できる彼の演奏が楽しみで朝から心が弾んでした。



ホールの真ん中にぽつんと置かれたアルトサックス。孤独を絵に描いた静けさは、長年この場で渦まいていた表現者たちの怨念を鎮める為の捧げものの如し。十人余りの観客に向けて演奏中は空調を切る旨アナウンスがありそそくさとコートを着込む。扉が開いて革ジャンを着た川島がサックスを右手で掴みストラップを首にかける。マウスピースを銜えたまま暫し凍結した時間が流れる。絞り出すような息の音。寝鎮まった霊魂を驚かさないように掠れた吐息が木管の中を吹きすぎる。か細い音色は徐々に厚みを増しながら、それでも優しく子守唄を歌う。ホールの奥に歩を進めながら、上下に大きく振りかぶる度にドキッとするようなトリルが巻き起こる。細いブレスが姦しいシャウトに変わり、身体は沈み床に向かって狼煙の歪音が地を這う。旋律は絶え間なく涙し、寂寥感と焦燥感が交互に聴き手の心に去来した。驚くべき忍耐力の裏には身を切るような孤独な鍛錬の徴が刻まれている。



ゲストにギタリストの近藤秀秋を加えた2ndセットは張りつめた緊張感は薄れ、対峙というより共闘するような両者の音の重なりの摩擦熱で空気の重さが軽くなる。譜面を用意して来たという近藤は、川島の振幅の激しいサックスプレイに感化されたように、全編即興で弦を毟るように不定形なアルペジオを放射し続ける。二人で演じる安心と喜びは聴き手の心に微笑みを齎した。孤独だけが即興演奏家の生きる道ではない。演奏できる歓びを分ち合うことで生まれる孤高の演奏表現が終焉間近の喜怒哀楽ホールに光を灯した。



バンドでも
観てみたい
アルトサックス
バイブレーション

川島誠 アルトソロ kawashima makoto alto solo 2016/1/2 山猫軒

公式サイト


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宇宙遊牧民へのララバイ〜静岡の秘跡 atomicfarm 待望のニューアルバム『宇宙塵』

2016年12月14日 01時33分52秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


宇宙塵
アーティスト: atomicfarm

発売日:2016/12/14
品番:SZDW-1027
メディアタイプ:CD
ディスク枚数:1
価格:¥2,376(税込)

1. alien spell
2. きみをかいたい
3. 太陽 (扉を閉めている)
4. したい列車
5. からくり人間
6. たんぽぽ
7. つばめの仔
8. 宇宙塵
9. 4粒のざくろ
10. わらうきみたち
11. どろりぞろとたん
12. alien blues

今年の1月にサザナミレーベルから『原子力牧場の世界』で全国デビューを飾った"静岡の秘跡"atomicfarm(アトミックファーム)の新作が早くも登場。前作が過去の楽曲の再録音中心だったので、今作が本当のニューアルバムと言っていい。まず印象的なのは今までになく開放的なアートワークである。前作以前の彼らのアルバムはもよぽんによる奇怪なイラストが表紙を飾りどれも内向性を秘めた装丁だった。『原子力牧場の世界』にしてもシド・バレット似のもよぽんのポートレートを囲むサイケ文字は心の内側を吐露するのみで、外界へ開かれた意志を感じさせるものではなかった。


初の全国流通盤が本日発売!atomicfarm(アトミックファーム)『原子力牧場の世界』

真っ青な青空をバックに聳えるモノリスはしかしながら地球上の創造物ではない。そう考えればグラデーションがかった青過ぎる空を見上げる私が立つ大地は、青い地球の豊穣な草原ではなく、空気の薄い星のひび割れたプラスチックの鏡面かもしれない。鏡の上に踏み締めるピンヒールの踵から扇状に広がる亀裂が、どう見ても不自然なほど規則正しい放物線を描いている。それに気付いたが最後、5インチの銀盤から流れ出す妙なるロックンロールミュージックが、果たして人間(ホモサピエンス)が自らの頭脳や手足を用いて演じて(PERFORM)いるかどうか確信が持てなくなり、そもそも自分自身からして、もしかしたら自律した感情を持つ生命体ではなく、誰かの記憶を植え付けられたアンドロイドかロボットに過ぎないのではないかとの疑念に囚われて、いても立ってもいられず、モノリスによじ登って天海に向かって全身全霊のSOSを手旗信号で発信するしか望みがない、無限の悲劇が繰り返される。

atomicfarm - 漂流 / Wandering


冒頭から飛び出すエフェクティヴなギタープレイは、形而上学的人間観察に基づいた高度な計算テクニックを応用したに違いない。自らの楽しみを聴き手と共有する親和性エフェクトを如何にして評価すればいいのか、言葉は無理でも絵に描くことは可能だろうが、残念なことにオレには絵心がない。やはり音楽には音楽で返答すべきだと思ったが楽器はすべて売り払ってしまった。だからこんな戯れ言を垂れ流している訳だが、そんな暇があるなら『宇宙塵』を何度もリピートして聴く方が百万倍有意義だろう。聴きながら彷徨う心の行方を問いただして、自らの矜持を正すが良い。

【Trailer】 atomicfarm - 宇宙塵


紙幅もそろそろ尽きてきたが、最後に内容について多少触れておこう。ヴォーカルのヴァラエティとギターの凝り方が更にエスカレートし、曲調も幅が広がった本作には、此れまでにないボサノバやバラード調の曲も在るが、もよぽんの中性的・演劇的歌唱により、どの曲も異世界の響きに溢れている。オレとしては「きみをかいたい」「からくり人間」のリズミカルなポップさ、「たんぽぽ」「宇宙塵」のメローなリリシズムが白眉。また、「どろりぞろとたん」のメルヘン妖怪奇譚も捨て難い。
あなたも是非、自分の推し曲からはじめて、放射能のように拡散して行くatomocfarmの世界を堪能して欲しい。

宇宙塵
惑星吐息
地球人

▼別の世界の宇宙塵
姚嘉兒 - 宇宙塵


姚嘉兒(ヤオチャー)
1986年7月19日香港生まれの女性シンガーソングライター(30歲)。ニックネームは「ヴィーナス(金星)」。「宇宙麈」は最新アルバム『Forever 永遠的 28』(2016年5月27日リリース)に収録。
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【Disc Review】地の塩を舐め回す大地の舌のアンコンシャス音響〜『アース・タンズ/オハイオ』

2016年12月13日 00時15分26秒 | 素晴らしき変態音楽


『Earth Tongues / Ohio』

Neither/Nor Records N/N 006

ジョー・モフェットJoe Moffett (tp, cassette player )
ダン・ペック Dan Peck ( tuba, cassette player)
カルロ・コスタ Carlo Costa (perc)

A1 Ohio Pt. 1 40:55
B1 Ohio Pt. 2 52:45

Recorded by Nathaniel Morgan at 8550 Ohio, Chesterhill, OH on July 18, 2015.
Mixed by Nathaniel Morgan. Mastered by Jim Clouse.
All music by Earth Tongues.
Artwork by Brooke Herr.
Design by Carlo Costa.
Earth Tongues Official Site http://www.carlocostamusic.com/carlocostamusic/Earth_Tongues.html

胞子を耳殻から挿入し、菌糸を脳裏に張り巡らせるオブスキュア菌類の歌

エリック・サティが1920年に作曲し、家具のようにそこにあっても日常生活を妨げない音楽、意識的に聴かれることのない音楽を提示した『家具の音楽』に端を発する「アンビエント・ミュージック」の概念は実験音楽の世界では常套的な手法であったが、そんな「存在の希薄な」音響がエンターテインメントとして成立することを立証したのが、70年代半ばにブライアン・イーノが設立した「オブスキュア・レーベル」だった。ジョン・ケージ、ギャビン・ブライヤーズ、デヴィッド・トゥープ、ハロルド・バッド、サイモン・ジェフス(ペンギン・カフェ・オーケストラ)など、現代音楽畑の音楽家をポップ・フィールドに紹介するきっかけとなった全10枚のレコードは、シリーズ感のあるミニマルなジャケットに包まれて、既存の押しつけがましいポップミュージックに疲れた聴衆に、新たな癒しと娯楽のときを与えた。

もう一つのルーツは60年代に生まれた「ミニマル・ミュージック」であった。音の動きを最小限に抑え、パターン化された音型を反復する音楽は、アンディ・ウォーホールやリキテンシュタイン等ポップアートに同調するように登場し、現代音楽の大きな潮流となった。創始者のひとりのラ・モンテ・ヤングが主宰した「永遠音楽劇場(The Theater of Eternal Music)」に参加したジョン・ケイルとトニー・コンラッドは、後にそれぞれポップ・ミュージック(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)と実験映画(『フリッカー』)へと活動の場を移したが、一般的に知られるミニマル・ミュージック以上に変化の少ない「ドローン・ミュージック」を創造した。

「アンビエント・ミュージック」と「ドローン・ミュージック」の間に明確な違いがあるわけではないが、『環境』との同化を意図する前者と、単音で変化の無い長い音を指す後者の意識の違いは見逃せない。無意識状態を目指す音楽の「意識」を論じること自体矛盾しているが、一緒くたに「Ambient/Drone」と分類されがちな傾向に異を唱えることで、オブスキュア・ミュージックの歴史にほんの少しのさざ波を起こそうとする気持ちは、変化のない日常に混濁した時間感覚を刺激して、時代の改革を促す政治的な試みといえるだろう。

「タマテングノメシガイ属のこん棒のような形の菌類」であるEarth Tongue(地の舌)は、地の塩(Salt of the Earth)を舐める赤茶けた大地の口唇からニョキっと立ち上がる。総称してタマテングノメシガイ Geoglossum glabrumと呼ばれる彼奴らは、どう見ても食用に適したものとは思えないし、そのボヨンとした体躯に意志があったとしても、自分の存在理由に思いを馳せるほどの聡明さの欠片も見当たらない。尤も、辛い現世からやっとおさらばして生まれ変わってみたら、黒い陰気な唇状の菌として苔の間から顔を出して「俺は何のために生まれてきたのか?」と苦悩するしかない来世があると想像しただけで、逃れられない残酷な輪廻転生の罠からドロップアウトする方法を見つける為に生涯を捧げようという決意を固めるに違いない。



そんな悲しい背景を知ってか知らずかアース・タンズを名乗る3人の音楽家が奏でるのは、歓喜も苦悩も悲哀もすべて含有する大気もしくは大洋のような豊穣な物音ノイズの潮流であった。例えばブライアン・イーノの『Discreet Music(慎み深い音楽)』と、トニー・コンラッドの『Outside the Dream Syndicate(夢組織外)』のどちらに近いか、と問われれば『慎み深い夢の外の音楽組織』と答える。乃ち外からは自己主張が希薄に見えてもは、内側に入り込んだ途端に窒息しそうなほど濃厚な自我の絡み合いに仰天すること請け合いである。CD2枚組で各1トラック、つまり一度プレイボタンを押すたが最後、聴き通すことでしか完結しない音楽劇なのである。前後左右から聴こえる楽器の判別がつかない奇怪な音響に惑わされることなく、アンサンブル(そんな概念がこの文脈で意味があるかどうかは別として)の妙に酩酊しつつ無意識の旅路をしっかり意識して反芻するのが正しい聴き方であり、無意識の底から生れる奈落の獣の胎児と直接対峙せずに退治する対人的退陣策の裏ワザである。無意識を意識する体験したことない経験への敬虔な招待状がここにある。

Earth Tongues at the Carriage House, Baltimore


●演奏者について(公式プレスリリースより)
ダン・ペック Dan Peck ( tuba, cassette player)
ダン・ペックは現在ニュヨーク在住の実験音楽家/チューバ奏者。彼はピーター・エヴァンス Peter Evans、トニー・マラビー Malaby、アンソニー・ブラクストン Anthony Braxton、イングリッド・ラブロックIngrid Laubrok、ネイト・ウーリー Nate Wooleyなどのグループのメンバーとしてレギュラーで活動している。また現代音楽のICE (International Contemporary Ensemble)のメンバーであり、ドゥーム・ジャズ・トリオのザ・ゲイト The Gate (w/ bassist トム・ブランカート Tom Blancarte (b)、ブライアン・オズボーン Brian Osborne(ds)のリーダーであり、チューバのソロ演奏も行う。2012年にレコード・レーベルTubapedeを設立し、ソロ・デビューLPをリリースした。
danpeckmusic.com

ジョー・モフェット Joe Moffett (tp, cassette player )
ニューヨークのトランペット奏者/即興演奏家/作曲家のジョー・モフェットは、型にはまらないサウンドと形式、集団作曲、言葉と音楽の交差に強い興味を持った作品を作る。ブルックリンの即興音楽シーンの常連であり、アース・タンズや、2014年にUnderwolf Records からデビュー作『Crows and Motives 』をリリースしたカプラン/メレガ/モフェット・トリオKaplan/Merega/Moffett Trioなどいくつかのグループの設立者である。モフェットのテキストと音楽の探求は、ヴォーカリストのクリスティン・スリップ Kristin Slippとの実験歌曲デュオ、トゥインズ・オブ・エル・ドラド Twins of El Doradoの作品に現れている。デュオとしてはProm Night Recordsから2枚のアルバムをリリースしている。トランペット・ソロ・プロジェクトでニューヨークでの2015年 Festival of New Trumpet Music (Font)に参加した。
soundcloud.com/moffjazz

カルロ・コスタ Carlo Costa (perc)
パーカッション奏者で作曲家のカルロ・コスタは、イタリアのローマで育った。2005年からニューヨークに住み、主に実験即興音楽界で活動する。最近ではナチュラ・モルタ Natura Morta (ショーン・アリSean Ali (b)、フランツ・ロリオットFrantz Loriot(vln), カルロ・コスタ・カルテットthe Carlo Costa Quartet (ジョナサン・モーリッツJonathan Moritz(sax), trombonist スティーヴ・スウェルSteve Swell (tb)、 and bassist ショーン・アリSean Ali (b), アース・タンズEarth Tonguesといったグループのリーダー/コ・リーダーの他、ギタリストライアン・フェレイラ Ryan Ferreiraとのデュオ、エインシエント・エネミーズ Ancient Enemies (ナサニエル・モーガンNathaniel Morgan (sax)、 ジョアンナ・マッテリーJoanna Mattrey (vln)、 大編成アンサンブルの アクースティカAcusticaそしてパーカッション・ソロ。プロジェクトで活動する。2014年に実験/即興音楽専門のNeither/Nor Recordsを設立した。

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連載第18回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報
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【えいたそ人形劇場】でんぱ組.inc「軽井沢っほい?忘年会.inc〜最Ψ最高 超楽しい!〜」2016.12.10(sat)-11(sun)

2016年12月12日 07時54分35秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


でんぱ組.inc
オフィシャルファンクラブ「でんぱとう」限定企画
軽井沢っほい?忘年会.inc
〜最Ψ最高 超楽しい!〜

2016.12.10(sat)-11(sun)
軽井沢プリンスホテルウェスト


今日は泊まりがけで忘年会。楽しいよ!


朝11時半に東京駅に集合。バスで出発。


パーキングエリアでトイレ休憩。


軽井沢プリンスホテルウェストに到着。


どんなお部屋かなあワクワク。


素敵なコテージだよ。


部屋番号はラッキーナンバー777!


かわいいお部屋!


テルテル君がいたよ。こんにちは!


さあ、忘年会が始まるよ!


会場は大宴会場。


ワアー広いねー


たそちゃんのテーブルはステージの近く。


お料理が並んでいるよ。


わあー、おいしそう。


大抽選会でステッカーセットが当たったよ!


2016年の振り返り。楽しいライヴがたくさんあったね。


2次会は推しごとチェキ会。えいたそとチェキ撮ったよー。


ああー楽しかったー。外はもう真っ暗。


お風呂に入っておやすみなさい。


朝起きたら雪が積もってた!と思ったら人工雪でした。


朝ご飯ビュッフェ。おいしそう。


山の上は雪。わたしをスキーに連れてって。


さようなら軽井沢。来年の忘年会はどこかな?

本年も
おつかれサマー
また来年




【特別企画】たそちゃんトキメキ写真館 in 軽井沢
       
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ナスノミツル/菊地成孔/灰野敬二@渋谷LUSH 2016.12.8(thu)

2016年12月10日 00時01分38秒 | 灰野敬二さんのこと


case of 3 solos, also 1 trio
- Mitsuru Nasuno Solo Tour 2016 Final -
LIVE ナスノミツル (bass) / 菊地成孔(sax) / 灰野敬二 (today's instruments)

Each solo sets, & Session set
■Open 19:00 / Start 19:30 
■Adv 3500 / Door 4000 (+1D)



ジャズ/即興音楽/エレクトロ/ノイズなど八面六臂の活動をするベーシスト、ナスノミツルの初のソロツアーのファイナル公演。不失者やサンヘドリン、静寂といったバンドに参加しお互いに最高のパートナーのひとりとして名を挙げる灰野敬二と、20年前大友良英のGround Zeroで共演した菊地成孔を招き、ソロとトリオで最終戦を盛り上げる。



エフェクターと断線コードによる空間的な電子音響でアブストラクトに切り刻むナスノのベースソロ、タッピング奏法からフリーダムな激情フラジオ、そしてブルーノートに帰結する菊地のアルトサックス、暗闇に舞い踊り叩き跳ねる灰野のパーカッション、各30分ジックリ煮詰めた聴覚の武者修行は、意外なほど耳に負担はかからず、超越的な分析が可能になり次第大場に準えられる。



休憩の後のトリオ演奏はナスノbass、菊地sax、灰野gのストロングスタイル。ナスノが土台をがっちり固めた上に、菊地と灰野が好き自由奔放に超絶フレーズを叩き付ける。まるで魔法の絨毯に載っているように、次々変わる景色の中で変わらない自分の音を鳴らし続ける姿勢に深く共感を覚える夜であった。白眉はアンコールで披露された菊地のラップと灰野の壊れかけのヒューマンビートボックスだった。虚構と贋作で屋台骨が揺らぐことは有り得ないと確信した。

激しかれ
なくなこの本
このことこゆ

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【えいたそモダニズム】Episode 2『ボールの奇跡』でんぱ組/ジャニス/XTC/ゲス乙/dCprG/ハイロウズ/ザ・フーetc.

2016年12月09日 08時34分43秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


時間は息を切らして、いち早くクリスマス、そして大晦日からのお正月へと光陰矢の如く全力で駆け抜ける。そんなときふと立ち止まって憧れの異性との有り得ない妄想に浸るのは決して後ろ向きの百太郎ではない。考えるだけでポッと頬を赤らめるのは推しメンとの接触の感触に違いない。しかも相手がお触り厳禁の神聖女神の場合、ヲタの憧れ度数は最大風速を記録する。筆者にとってその相手とはでんぱ組.incの癒えろう(yellow)担当えいたそ☆成瀬瑛美さんに他ならない。クリスマスを瑛美と一緒に過ごせたなら、その瞬間に命を盗られても構わない。



そんなことを夢眠(ゆめみ)ていたら、本当に今年のクリスマスに瑛美に会えることになった。12月25日(日)場所は横浜・大桟橋ホール『WWDBEST 〜電波良好!〜』リリース記念イベント第1部 2ショットチェキ撮影会/第2部 CDジャケットサイン会。奇遇なことに筆者の生誕日は12月25日。ということは、クリスマスだけでなくバースデーも瑛美と触れ合える、という二度おいしいスペシャル企画。すっかり舞い上がっていたところ、前回の触れ合いの際に託されたミッション(指令)がインコンプリート(不完全)であることに思い当たり冷や汗で目が醒めた。



2016年11月20日(日)イベントスペースEBiS303・イベントホールに於ける『でんぱの神神』DVD第7弾発売記念イベントのお渡し会の束の間の接触時に瑛美から託されたお題は「ボール」であった。その心は「ポケモンにハマっているから、中に入れるボール(モンスターボールのことか)」であった。即座にオレの頭に浮かんだのは、2015年1月20日(火)八王子オリンパスホールに於けるでんぱ組/ニューロティカ公演で、座席の真横に転がって来たサインボールを目で追うだけでゲットできなかった悔しさだった。その後WWDD大冒険ツアーで時々メンバーがステージから投げたが、腕力がなくて前10列目までしか届かず、最良でも15列目だった筆者の手の届く範囲にサインボールが降臨することはなかった。



オレの無念さを知って知らずか、非情なまでに残酷な瑛美からのミッションに応える為にあれこれ手を尽くしてボール曲を探索する作業に没頭するうちに、不思議なことにこれまでオレが体験したあらゆる苦しみ/悩み/悔やみ/妬みが見る見るうちに氷解し、頑だったオレの心が開かれて行くのを実感した。そして女神・瑛美の本当の意図を一瞬のうちに理解したのである。人間の心に巣食うあらゆるマイナス思考をプラスに転じる為に瑛美が与えたお題は、丸い球面に描かれたイラストそのままに、笑う角には福きたるの教えそのものだったこと。最新PVで「いま」という目に見えないボールを両手で掴む太陽の女神えいたそを偶像崇拝しつつ、彼女のモダンな慈愛の心を素肌で崇め奉ろうではありませんか。
【えいたそモダニズム】Episode 1『バタフライの掟』ソニックス/BUMP/カエラ/お奈々/マライア/エビ中/チャットモetc.

でんぱ組.inc「WWDBEST」MV Full


【えいたそモダニズム】Episode 2『ボールの奇跡』
●ジェリー・リー・ルイス『火の玉ロック』


ジェリー・リー・ルイス('Jerry Lee Lewis、1935年9月29日 - )は、アメリカのロックンロールおよびカントリー・ミュージックのシンガーソングライター、ピアニスト。1950年代後半のロックンロールで活躍し、「キラー (The Killer ) 」の愛称で呼ばれ、「ロックンロール初のワイルドな男」と言われることもある。「火の玉ロック(Great Balls of Fire)は1957年のヒット・ナンバー。

BALL(ボール)の曲で最初に頭に浮かんだのはロックンロールの創始者のひとり、元祖ピアノマン、ジェリー・リー・ルイス。燃える火の玉こそロケンローの本質に違いない。81歳の今でも健在で、メンフィスにホンキー・トンク・バーを経営しつつたまに歌っている。「いつも心に火の玉を」が長生きのコツ。

Jerry Lee Lewis - Great Balls of Fire



●ジャニス・ジョプリン『ボール・アンド・チェイン』Janis Joplin『Ball and Chain』


アメリカ合衆国のブルース歌手ビッグ・ママ・ソーントンが書き、自ら吹き込んだ楽曲。彼女自身が吹き込んだバージョンは『ビルボード』誌のチャートに入らなかったが、後にジャニス・ジョプリンがこの曲を演奏し、吹き込んだことによって、ソーントンの作品の中でも最も広く知られた楽曲となった。ジャニス・ジョプリンの1968年発表のデビュー・アルバム『チープ・スリル』(ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー名義)に収録。

瑛美の心のボールは、27歳にして世を去ることになった女子ロッカーのレジェンドヒロイン、ジャニスの魂を召喚してしまった。。鎖の付いた鉄のボールを足に繋がれ自由の効かない隷属の身分への恨み節を絞り出すブルース歌唱が耳障りだとクレームが来ても知ったこっちゃない。凛とした佇まいと廿代とは思えぬ貫禄に、今でもフォロワーの多い伝説のロケンロー感覚。

Janis Joplin - Ball and Chain (sensational performance at Monterey)



●XTC『ボール・アンド・チェイン』


XTC (エックス・ティー・シー) とは、イングランド・ウィルトシャー州スウィンドン出身のロック・バンド。バンド名はアンディ・パートリッジが「Ecstasy」をもじったもの。ビートルズやビーチ・ボーイズといった英米問わず、オールディーズなポップスや、サイケデリック・ロックなどからの幅広い影響をもとに、その活動を通じてポップミュージックのオルタナティヴな可能性を追求した。独特のポップセンスとこだわりに満ちたアレンジを志向しながらポップス・ロックとしてのフォーマットを損なわない大胆なアプローチは、のちのブリットポップ・ムーヴメントにも大きな影響を与えた。

ジャニスとは同名異曲。ニューウェイヴの鉄砲玉XTCの5thアルバム『イングリッシュ・セツルメント』(82)に収録のフラワーポップなナンバー。鎖の球を外そうとサラリーマンが総決起するコミカルなストーリーはアニメ映画に繋がる疾走感が楽しめる。

XTC - Ball and Chain



●ゲスの極み乙女。『キラーボール』


『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』は、ゲスの極み乙女。の2枚目のミニアルバム。2013年12月4日にgesukiwa recordsより発売された。第6回CDショップ大賞入選作品。収録曲「キラーボール」と「餅ガール」は、MVが制作された。2本とも監督は杉本視が務める。

下衆フリン騒動のことは忘れてしまおう。先入観を捨てて聴けば良質なポップセンスと、安っぽい歌謡曲感覚の交じり合い方は男と女の恋の駆け引きにも似たデジャヴ感が在る。ドラム女子ほな・いこかのエロかわいさに注目したい。ピアノ女子ちゃんMARIの如何にもヤマハ音楽教室講師的な胡散臭さも捨てがたい。

ゲスの極み乙女。"キラーボール" (Official Music Video)



●デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン 『MIRROR BALLS』


菊地成孔を中心とするビッグバンドdCprGのデビュー・アルバム『REPORT FROM IRON MOUNTAIN(アイアンマウンテン報告)』に収録。ライヴでの定番曲。

菊地のエレクトリック・マイルスへの憧憬を形にしたギラギラしたコンセプトはダンスフロアの賑やかさが相応しい。日本ジャズ界の手練が集まってのどんちゃん騒ぎは渋さ知らズへのヒップホップ世代からの回答といえよう。

DCPRG - MIRROR BALLS



●東京事変『ミラーボール』


音楽的進化と深化を続ける東京事変、3枚目のアルバム『娯楽(バラエティ)』は椎名林檎を除くバンドメンバー作曲による全13曲。2007年作。

ミラーボールはショービジネスの象徴にして繁栄の後の凋落をも想起させるアンビバレントな気分を隠している。ロックバンドを目指した林檎の気紛れバンドと揶揄されもする東京事変の浮き沈みは回るミラーボールの光に乱反射する。

Mirror Ball



●ザ・フー『ピンボールの魔術師』


イギリスのロック・バンド、ザ・フーが1969年に発表した楽曲。メンバーのピート・タウンゼントが作詞・作曲した。ロック・オペラ作品として知られるスタジオ・アルバム『トミー』からの先行シングルとしてリリースされた曲で、『トミー』のストーリーの中に組み込まれている。

子供の頃、銀色のボールをホールに落とさないよう弾くピンボールはパチンコよりもシャレ乙なハイカラゲームに思えた。しかし映画『トミー』でエルトン・ジョン演じるピンボールチャンピオンの道化師ぶりはパチプロに似たギャンブラーの悲哀を描いている。

The Who - Pinball Wizard (From "Live At The Isle Of Wight Festival")



●↑THE HIGH LOWS↓ 『夏の朝にキャッチボールを』


シングル「ロッキンチェアー」収録『flip flop』 2枚組となっている作品。HIGH-LOWSの代表曲はもちろん、CDシングルでしか聴くことのできないカップリング曲や、シークレットトラックが収録されている。彼らの魅力が満載されたベスト版とも言える作品だ。

甲子園を目指す野球少年じゃなくても男の子の遊びの定番キャッチボール。父親との思い出は革臭いグローブでキャッチするボールの重みに彩られている。パーンと言うキャッチ音は夏の朝のBGMとして理想的。川村カオリのカバーも聴き捨てならない。

↑THE HIGH LOWS↓ - 夏の朝にキャッチボールを



●ラヴ&ロケッツ『ボール・オブ・コンフュージョン』


バウハウス解散後、ピーター・マーフィーを除く三人で結成されたバンド。本作は86年にベガーズ・バンケットからリリースされたセカンド『エクスプレス』である。甘美なメロディと多彩に変化するノイズ・ギターの音色は、今聴いてもハッとする部分は多い。名作だ。

「Ball of Confusion (That's What the World Is Today)」は70年のテンプテーションズのヒット曲。歌詞が手元にないので正確なことは言えないが「混乱のボール」とは様々な問題に喘ぐ地球のことを指していると思われる。80年代ニューウェイヴの象徴ラヴロケは、髪形やファッションは野暮ったいがサウンドはカッコいいと再認識。アナログ盤を買いに行こう。

Love And Rockets - Ball Of Confusion [Music Video]



●ムーンラインダーズ『火の玉ボーイ』


1976年1月に鈴木慶一とムーンライダースのクレジットで発表された実質的なデビューアルバム。70年代のアメリカン・ロックからの影響を色濃く感じさせるこの作品は、当時の音楽シーンがもっていたポテンシャルの高さを伝えるだけでなく、日本のロック史上におけるひとつの金字塔だといえる。デビュー直前の矢野顕子、南佳孝など、ゲスト陣も豪華。

大学に入学したばかりの頃『火の玉ボーイ』という映画を観に行った。ストーリーは覚えていないが、会場で偶然会った高校の先輩と呑みに行き、帰りの電車で気分が悪くなり介抱された。思い出しても恥ずかしいが、その先輩のお蔭で地下音楽の世界に足を踏み入れることになったのだから「火の玉」のご利益は明らかである。

1976.01.25 火の玉ボーイ/鈴木慶一とムーンライダーズ



●AKB48(アンダーガールズ)『誰かが投げたボール』


AKB48の37枚目のシングル『心のプラカード』(2014)のカップリング曲。『AKB48 37ndシングル選抜総選挙』で17位から32位の「アンダーガールズ」によるナンバー。

オレに向かって心のボールを思い切り投げてこい!というキャッチコピーがあった気がするが誰だっけ。この場合のボールは気持ちのボール、愛情のボールでありキャッチしたら想いが適うと言われる女子高生の都市伝説であろう。

【MV】誰かが投げたボール ダイジェスト映像 / AKB48[公式]



●ももいろクローバーZ『ミライボウル』


「ミライボウル/Chai Maxx」は2011年3月9日に発売された、ももいろクローバーの3rdシングル。

瑛美が口にした「ボール」にはボーリングのボールの意味があることに気がついた。ボーリング場は「Ball」ではなく「Bowl」と綴るが丸い玉であることは確か。うーん今すぐボーリング場で瑛美の励ましの言葉を聴きたい。
でんぱ組.inc X ROUND1 supported by JOYSOUND

【ももクロMV】ミライボウル / ももいろクローバーZ(MOMOIRO CLOVER/MIRAI BOWL)



●ホワイト・ストライプス『ボール・アンド・ビスケット』


ザ・ホワイト・ストライプス(The White Stripes)は、アメリカのロック/ブルース・デュオ/バンド。アメリカ合衆国デトロイト出身。1997年に結成。ザ・ストロークスと共に、ガレージロック・リバイバルを代表するバンドとして知られる。『エレファント』は2003年の4thアルバム。

ボールとビスケット、歌詞がないので想像するしかないが、ブルース調のヴォーカルはジャニスを意識しているよう。21世紀は「チェイン(鎖)」の代わりにお菓子で繋がれているというモジリだろうか。

The White Stripes - Ball and Biscuit (Live) Under Blackpool Lights


えいたそと
キャッチボールで
クリスマス

▼バンドブーム30周年の影の主役ピンボールの2ndシングルが発掘されました!
●ピンボール 『閉じ込めたままの リメンバーボックス』


1986年ポプコン優勝、バンドブーム界屈指の名曲『失恋ダイナマイト』でデビュー。原宿のライヴハウスで1週間連続ショーケースライヴを行い、地方ラジオ局でNo.1ヒットしたが、不遇のうちにフェイウドアウトした幻のバンド。

シングル1枚で解散したと思っていたらセカンド・シングルもリリースしていた。持ち前の上ずったヴォーカルの熱は下がったがコーラスワークは進化している。オレ的もっと聴きたいバンドの5本の指に入る。情報求む。

ピンボール / 閉じ込めたままの リメンバーボックス
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灰野敬二+塩高和之+田中黎山@明大前キッドアイラックホール 2016.12.5(mon)+『天乃川 1973 LIVE - MILKY WAY』

2016年12月07日 01時30分44秒 | 灰野敬二さんのこと


三倍音:倍音を突き詰めた楽器の邂逅

開場19:00 開演19:30  
料金 2500円

灰野敬二(ポリゴノーラ、パーカッションetc.)
塩高和之(琵琶)
田中黎山(尺八)



2015年10月17日に初台の近江楽堂でお披露目された"植物から生まれた音階を実現する楽器"「ポリゴノーラ」を使った完全アコースティックライヴ。琵琶の塩高と尺八の田中はいずれも近江楽堂で共演した演奏家。
灰野はタンバリン、シンバル、金属ボール、金属棒、メタルホイールなどによるパーカッション&ダンスとポリゴノーラとチャルメラ演奏、そして随所に声を交えたパフォーマンス。塩高と田中は座ったままで各々の楽器を演奏する。キッドアイラックホールの自然なリヴァーブ感が和洋折衷の生楽器の重なりを包容するように散りばめる。灰野の明朗な詠唱が響き渡る。ふと気付くと灰野の声に対抗するような第2のボイスが環境音のように残響する。まさか53年間にこのホールに集まった霊魂が召喚されて泣き濡れているのかと考えるとぞっとするが、よく目を凝らすと塩高が低い声で唸っている。所々田中も喉の奥から声を絞り出しているようだ。三つ楽器と三つの声が和音というより重音した瞬間は、喜怒哀楽ホール全体が観客を呑み飲んだままひとつの生命体と化して、未然の時空に思念を伝えようと飛び去るような気がした。今年いっぱいで閉館するキッドアイラックホールへの惜別公演と捉えるのは感傷的に過ぎるだろうか。



この営みは単なる音楽演奏ではなく、生命を宿らせる為の人類共通の通過儀礼である。自己表現というより種の保存への意識を持つことで、ポリゴノーラのアミニズム音響に息づく生命の葉脈を形作る暗黙の了解に裏付けられた、生きとし生けるものすべてを分け隔てなく受け入れる受容力の度量に世界を任せる決断を下すことが可能になる。音楽表現ではなく生きる為の協調と分業。その在り方を示唆する洞察力に、芸術を超えた生術の萌芽をみた。このトリオが今後更に枝葉を世界に広げ続けることを祈りたい。


灰野敬二 KEIJI HAINO 『天乃川 1972 LIVE - MILKY WAY』


BLACK TRUFFLE #BT 026LP
A. 天乃川 1973 Live - Milky Way Part 1
B. 天乃川 1973 Live - Milky Way Part 2

1993年に宇川直弘のレーベルMoM'n'DaDから限定CDでリリースされた灰野敬二の1973年京都でのソロライヴ音源が初アナログ化。不失者結成の5年前、1stアルバム『わたしだけ?』リリースの8年前、原始的なエレクトロニクス、自作のアコースティック楽器、ピアノとボイスなどによるミステリアスなセッティングで48分ノンストップの演奏には、電子音楽や即興音楽、ジャーマントランスやシンセサイザーミュージックといった同時代的要素ばかりではなく、ハーシュノイズやドローン/アンビエントなど、後の時代の地下音楽の潮流を内包するタイムレスな世界を描き出している。

灰野のポエトリーとその英訳をオリジナルCDアートワークを活かしたレイアウトで印刷したインナースリーヴ付きヘヴィウェイトジャケット仕様(デザイン:Stephen O'Malley)。ベルリンD&MスタジオでRashad Beckerによりマスタリングされた。CDに比べ重低音が増し臨場感のあるサウンドに聴こえる。

灰野敬二ライヴ会場物販にて発売中。



渋谷MILKYWAYは
アイドルイベントの
聖地なり

<Keiji Haino Live Schedule>
12月8日 (木) 渋谷LUSH

case of 3 solos, also 1 trio - Mitsuru Nasuno Solo Tour 2016 Final -

Open 19:00 / Start 19:30
Adv. ¥3,500+1D / Door ¥4,000+1D
Each solo sets, & Session set

ナスノミツル(bass)
菊地成孔(sax)
灰野敬二(today's instruments)
info:taillights record


12月21日(水) トルコ Istanbul SALON

Konstrukt meets Keiji Haino

21:30
tickets able 45 TL, Standing 35 TL Student 25 TL
チケット: テーブル45 tl, 35 tl学生25 tl
Konstrukt
Keiji Haino


12月30日(金)高円寺ShowBoat

灰野敬二 Keiji Haino ワンマンライブ ~不失者~

【時間】開場 18:30/開演 19:00
【料金】前売¥4000/当日¥4500(別途ドリンク代¥600)

【出演】
■不失者 Fushitsusha
灰野敬二 : vo, g, etc.
森重靖宗 : b
Ryosuke Kiyasu : ds


2017年
1月6日(金) 東高円寺UFO CLUB

『UFOCLUB 21周年記念″灰野敬二・DMBQ 2マン!!!″』

open;19:00-/start;19:30-
前売り;¥2800-(D別)/当日;¥3000-(D別)
live;
・灰野敬二 meets New Rock Syndicate(灰野敬二+川口雅巳+菊地明+山本耕一郎)
・DMBQ

※前売りチケットはufoclub(03-5306-0240)にて電話予約受付中!!!


1月14日(土) 荻窪club Doctor

「鳥を見た・アルバム発売記念ライブ」

開場 19:00 開演 19:30
前売 2500円 当日 2800円+ドリンク
出演(順)
壊れかけのテープレコーダーズ
灰野敬二
鳥を見た


3月5日(日) 六本木Super Deluxe
不失者 / 青葉市子

開場/開演:17:30/18:30
前売/当日:\3800/\4300
(共に別途ドリンク代)
出演:不失者,青葉市子

チケット:e+(プレオーダー 11/30~)
企画・主催:yo asa
コメント (5)
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The Birthday "シャム猫の絶叫"TOUR 2016 Final@豊洲PIT 2016.12.4 (sun)+女子コラボのススメ

2016年12月06日 22時36分07秒 | ロッケンロール万歳!


The Birthday
『SCREAMING OF SIAMESE CAT』
TOUR 2016 Final

12/4(日) @東京・豊洲PIT
Open 17:00 / Start 18:00

2016年の第四四半期下半期は地下音楽とアイドルに明け暮れた感があるが、いつも心の奥に灯し続けたのはロケンローへの愛であった。地下音楽への入り口はパンクロックだったし、地下アイドルの核心にはロケンロー現場のカオスがある。しかし今の時代ロケンローだけで生きて行くのは楽じゃない。EDMやデジロックに浮気したまま戻れなくなるケースも少なくない。とことん死ぬまでロケンローを貫くぜ!なんて時代錯誤の極みかもしれない。バカにするならすればいい。オレはオレの道を行く、と宣言したかどうかは知らないが、オレ的ロケンロー三羽烏のザ・クロマニヨンズ、浅井健一、そしてThe Birthdayはブレずに己のRAOD TO R&Rを生き続ける。

The Birthday – LIVE DVD / Bu-ray「LIVE AT NIPPON BUDOKAN 2015“GOLD TRASH”」ダイジェスト


中でも目に見える風速No.1のThe Birthday初の豊洲PIT公演。何かと話題の豊洲のPITはでんぱ組が出演したカオスフェス2016以来2度目。ソールドアウトの場内はサングラスが曇るほどの熱気が渦巻く。開演を待つ間BGMの古いブルースロックを聴きながら、ずいぶんデカイ箱のような気がしたが、客電が消えてメンバーが登場すると意外に近くて臨場感がビシバシ伝わってきた。3000人キャパの大規模PITがロケンローのMOSHPITに変貌を遂げ白熱の照明に燃えて萌えた。

The Birthday - 夢とバッハとカフェインと (Music Video)


ひたすらロケンローに打ち込むことで最大限のエンターテインメントを生み出す4人の無愛想な佇まいは、決して機嫌が悪い訳でも強面を気取っている訳でもなく、人一倍ロマンチストで人一倍センシティヴで人一倍寂しがりやのくせに、赤の他人と過ごすよりひとりの時間を好む孤独なロッカーの気質が反映されているに過ぎない。この日のセトリは中間部にミッドテンポの”聴かせる”ナンバーを散りばめて、猪突猛進ばかりがロケンローの掟ではないことを宣言した。個人的にはライティング全開で観客を日の出流(イズル)天国へ導いた「ひかり」に続いて、黄色い檸檬を齧りながらブルーの夢の残像を惜しむ「LEMON」からの、感傷を100%愛の色に塗り変える「愛でぬりつぶせ」への流れに感涙・号泣した。現代大衆音楽界最高の浪漫詩人・チバユウスケの心髄に触れた一夜だった。



硬派一辺倒で私生活を全く余り見せないロケンローラーが多い中でも、宮沢りえと共演したヒロト&マーシー、椎名林檎やUAと共演した浅井健一に比べ、女子関係の話題(コラボ)が少ないチバユウスケだが、チャンスがあれば女子コラでその有り余る才能をフルボディの血飛沫へと開花させていただきたい。そんな願いを込めてチバ氏へのおすすめ女子動画を掲載する。シャム猫ファイナル公演のセトリ順に紹介するので、楽しかったライヴの思い出を辿りながら、同時に最新女子情報が分かるという二度おいしいお得企画。関係者の方がいたらご伝言願います。



The Birthday 2016/12/4 @TOYOSU PIT
SET LIST
1. ディグゼロ
じゅじゅ/零


2. I KNOW
PassCode/Now I Know


3. FULLBODYのBLOOD
リリックホリック歌劇団/Awaking Blood


4. グロリア
BELLRING少女ハート/憂鬱のグロリア


5. ホロスコープ
ヤなことそっとミュート/ホロスコープ


6. 星の首飾り
BiSH/星が瞬く夜に


7. 夢とバッハとカフェインと
ゆるめるモ!/夢なんて


8. 気が知れない
ゆくえしれずつれづれ/ポストカタストロフ


9. STRIPPER
SNH48/愛のストリッパー


10. LUCCA
NECRONOMIDOL/LAMINA MALEDICTUM


11. ひかり
Negicco/光のシュプール


12. LEMON
でんぱ組.inc/檸檬色


13. 愛でぬりつぶせ
夢幻レジーナ/愛しかあげない


14. 誰かが
おやすみホログラム/誰かの庭


15. BABY YOU CAN
BABYMETAL/BABYMETAL DEATH


16. OUTLAW II
Malcolm Mask McLaren/そるじゃー


17. PARTY PEOPLE
アップアップガールズ(仮)/パーリーピーポーエイリアン


18. ハレルヤ
sherbet /ハレルヤ!!!!!!!!


Encore
19. くそったれの世界
BiS/CHANGE The WORLD


20. 声
Perfume/VOICE


Encore 2
21. 涙がこぼれそう
バンドじゃないもん!/NaMiDa


バースデイ
ロッケンロールで
おめでとう

でんぱ組.inc【えいたそ誕生日】
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【DRIVE to 2100】くじら/テンテンコ/カトラ/PHEW/NON/コンクリーツ/TACO

2016年12月05日 02時05分48秒 | 素晴らしき変態音楽


今年開店40周年を迎えた新宿ロフトの記念イベントの一環として『DRIVE to 2100 』が開催されます。
これはライブハウス・イベントの原型となった「DRIVE to 80s」、その流れを汲んで10年おきに開催された「DRIVE to 2000」「DRIVE to 2010」と続くDRIVE toシリーズの番外編。ロフトと共に歴史を重ねたイベントがさらに未来に向かいます。(EATER ON LINEより)

SHINJUKU LOFT 40TH ANNIVERSARY
DRIVE TO 2100 4DAYS

OPEN 18:00 / START 18:30
ADV¥3500 / DOOR¥4000 ※通し券(11/29,11/30,12/1,12/2の4公演)あり ¥10,000

80年代のインディーズ・シーンの歴史を語る上で欠かせないイベントが新宿ロフトで1979年8月28〜9月2日の6日間開催された「DRIVE to 80s」である。カメラマンで後にインディレーベル「テレグラフレコード」を立ち上げる地引雄一等を中心に企画され、名古屋や関西のバンドを含め当時の日本のパンク/ニューウェイヴ系のバンドが総出演した画期的なイベントだった。思い返せば同年ライヴハウス通いを始めた筆者も興味を持ち高校の友人を誘ったが反応が悪くて行かずじまいだった。「DRIVE to 2010」は2009年10月に1ヶ月間開催された。参戦したのはDVDにもなった原爆スター階段と灰野敬二+チコヒゲの二日だけだったが、噂によるとキノコホテルのマリアンヌ東雲はほぼ全通(&泥酔)したらしい。いずれも同時代の自覚的なライヴ活動を行うアーティストが一同に会し、その先の時代を予感させる化学反応を起こすイベントだった。
DRIVE TO 2010:非常階段、スターリン他@新宿ロフト 09.10.10(sat)
DRIVE TO 2010:灰野敬二×チコヒゲ他@新宿ロフト 09.10.11(sun)

それらに比べると今回の「DRIVE to 2100」は“番外編”として未来への土俵作りというより現状報告的意味合いが強い気がする。もちろん七尾旅人の出演したDAY2は客層は若く動員も良かったのかもしれないが、筆者が参戦したDAY3,4は80年代に活動したバンドが中心で出演者も観客も高年齢。今年はアイドルイベントで新宿ロフトへ来ることが極端に増えたので、年配者だらけのロフトはまるで別世界のような気がする。ノスタルジーを求める同窓会的な空気は確かにあるが、ステージに見入る観客の熱意はドルヲタやパンクキッズに負けてはいない。還暦を超えた『ロック』の在るべき姿は、未来に向かって猪突猛進するだけではないことが明らかになった今、(恐らく)この場に集った者の誰ひとりとして生き長らえることのない2100年へ向けてのメッセージとしてこのイベントは相応しい。


DAY3

カトラトゥラーナ / くじら / ムーン♀ママ(PIKA+坂本弘道) / 佐藤幸雄とわたしたち / 初音階段
【BAR STAGE】テンテンコ / 黄倉未来 / ju sei / コルネリ / フロリダ / PIKA

●くじら


80年代大好きだった。ハードコアやポジパン、テクノやエレポップ全盛時代にノスタルジックなメロディと茶目っ気ある歌心が新鮮だったくじらは、35年経ってもやはり何処にも属さない新鮮な風味に溢れている。ノンビブラートの大正歌謡歌唱法はロカビリーの香りがする。

●PIKA+テンテンコ


BARステージは「DRIVE to TENTENKO」と題してテンテンコが企画するイベント。あふりらんぽのPIKAとのデュオでは、同じ顔ペインティングでビュークのような格好で電子ノイズとドラムが対峙するカラフルセッション。アイドルだから成し得る振り幅の広さを堪能したい。

●カトラトゥラーナ


カトラで一番好きなのは『マーキームーン第5号』の付録ソノシート「Mortera In The Moonlight」なので、その後の正規リリーズで聴けるサウンドに今ひとつ乗り切れなかったが、初めて観るライヴステージは思ったよりもチェンバーロック色が強く、変拍子ビシバシのレコメン系だった。化粧の効果で年齢による衰えは全く感じさせない。


DAY4 FINAL

恒松正敏グループ(ゲスト:鶴川仁美) / NON BAND / TACO(山崎春美/佐藤薫〔EP-4〕/末井昭/後飯塚僚) / Phew
【BAR STAGE】< J-TOWN STYLE 2100>コンクリーツ / バチバチソニック / タマテック / N13他ゲスト多数

●PHEW


元アーント・サリーという枕詞は必要ないPHEWのエレクトロ二クス・ソロは完全に定着したようだ。以前観た時はインスト中心だったが、この日は歌が多くてある意味で聴き易く、ある意味でより抽象性の高い世界が生み出された。ラストナンバーの三拍子のリズムマシーンのイントロで「終曲」が来るか!と思ったら新曲だった。

●NON BAND


80年代女性ロッカーの象徴的存在のNONこそ35年のタイムトンネルを通って21世紀に蘇ったかの如く、明るくハッチャけたパフォーマンスを展開する。山岸騏之介のバイオリンプレイが感情をダンスさせるオーラを放つ。

●コンクリーツ


バーステージは大所帯バンド、コンクリーツの周辺アーティストによるお祭り企画。様々なゲストが入れ替わりで参加したらしい。エンターテイナーとして高度な芸を30年以上提供して来たにJ-TOWNのパワーを証明するように満員御礼のステージだった。

●TACO(山崎春美/佐藤薫〔EP-4〕/末井昭/後飯塚僚)


「DRIVE to 2100」のトリを飾るのは、地下音楽界から刺客・山崎春美率いるタコ。EP-4の佐藤薫(ds,electronics)、マイナー時代の盟友・後飯塚僚(viola)、編集者の末井昭(as)という布陣で言葉とサウンドとビートが交錯する世界はノスタルジーとは別世界、かと言って現在進行形の宇宙とも別次元のタコワールドを現出した。末井のサックスは非音楽者ならではの異能プレイ。手前味噌だが、筆者のサックス演奏に似てる気がした。ほぼ一年前のロフトでタコを観た時は過去がフラッシュバックしたのが興味深い。
【回想独白】TACO、ガセネタ/A-MUSIK@新宿LOFT 2015.11.17(tue)に想う

十字屋の
サイケコーナー
亜熱帯

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フリーペーパー【Rooftop12月号】『地下音楽への招待』インタビュー&レビュー掲載(リンク有り)!!!!

2016年12月03日 02時30分52秒 | 書物について


Rooftop(ルーフトップ)という名のフリーペーパー。判型:B5/頁数:40頁(オールカラー)/定価:無料/発行形態:月刊/発行部数:55,000部/発行日:毎月1日/配布店:全国の大型CD店、書店、雑貨店、ライブハウス等 約350店舗


【インタビュー】鼎談:剛田武×加藤彰×地引雄一
「地下音楽への招待」の主人公は人でも音楽でもなく場 / その時代の影響を強く受けているからこその凄み/ 地下音楽と地下アイドルは似ている


【レビュー】地下音楽への招待 / 剛田武
日本のロック、パンクの裏面史を理解したい人には絶対の本。40周年を迎える新宿ロフトのオーナー平野悠氏による"ライヴハウス目線”のブックレビュー。

対向面
畑中階段
インタビュー

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