一昨日、裏砂漠(正確には奥山砂漠)の火事現場を見に行ってきたので、ロケ報告は中断して先にこちらを報告します。
都道から山側に入り、100mほど行くと、黒く焼けた場所が見えてきました。
焼け跡は、黒い溶岩が流れた後のようにも見えました。
燃えてしまって、草木が無くなっている場所もありましたが、
その中で、まだ立っている木もありました。
多分、枯れ草となって残っていた昨年のススキは、勢いよく燃えたのではないかと思います。
一方、丸い葉っぱのサルトリイバラや、葉が厚くて艶々のヒサカキは、茶色くなって「燃えた」というよりも「枯れた」という感じでした。
体に水分があるために、燃えなかったのでしょうか?
下が枯れ、上は元気な葉が茂っている木もありました(ニオイウツギ)
この木は今のところ、根も茎も生きているようです。
進んでいくと、道を挟んで右側は燃えてしまっているのに左側は残っていて、
植物の生えない場所が、火が広がるのを防いでいたことが良くわかりました。
焼けているところの際に、ある幅で緑が残っているのが不思議でしたが
あとから地元消防団の人に、「空中から撒いた消火剤の影響では?」と意見をもらいました。
周りがみんな焼けている中で、焼けずに残っている木があるのは、なぜなのでしょうか?
目が釘付けになったのは、1本のクロマツの姿でした。
焼けて消失したところ、弱って変形したところ、元気なところが、1本の木の中に混在していたからです。
無傷の場所には、可愛いピンク色の雌花が咲いていましたが
弱っているところは先端が焦げて、丸まっていました。
「熱い〜、苦しい〜」というクロマツの声が、聞こえたような気がしました💦
また、カタツムリの死骸をあちらこちらで見かけました。
カタツムリの動くスピードでは、逃げられませんものね😢
そしてトカゲ(カナヘビ)も亡くなっていました。
炎に取り巻かれて、どちらに逃げて良いかわからなかったのでしょうね😭
人工物としては、キョンネットの一部が消失していたり
空き缶、軍手、溶けたポリ容器などが落ちていました。
火災とは直接関係ないかもしれませんが、焦げた草地の中に焦げたゴミがたくさんあるのは、とても残念な光景でした。
😢
引き返す地点で見渡した風景。
ここの生きたものたちは、この後どうなるのでしょうか?
今後、早い時期に蘇るのか? それとも今はまだ頑張っているけれど、だんだん枯れてしまうのか?
時々、確認に行きたいと思います。
今回の火災は民家がない場所だったため、人的被害は出ませんでしたが、野生の生きものたちに大きなダメージを与えました。
島の消防団も招集され、何人もの人が活動しなければなりませんでした。
連休の午前中という時間帯での出火。原因はまだハッキリわからないようですが、今後、このようなことが起こらないようにしていくためにも、原因が究明されることを祈っています。
(かな)
都道から山側に入り、100mほど行くと、黒く焼けた場所が見えてきました。
焼け跡は、黒い溶岩が流れた後のようにも見えました。
燃えてしまって、草木が無くなっている場所もありましたが、
その中で、まだ立っている木もありました。
多分、枯れ草となって残っていた昨年のススキは、勢いよく燃えたのではないかと思います。
一方、丸い葉っぱのサルトリイバラや、葉が厚くて艶々のヒサカキは、茶色くなって「燃えた」というよりも「枯れた」という感じでした。
体に水分があるために、燃えなかったのでしょうか?
下が枯れ、上は元気な葉が茂っている木もありました(ニオイウツギ)
この木は今のところ、根も茎も生きているようです。
進んでいくと、道を挟んで右側は燃えてしまっているのに左側は残っていて、
植物の生えない場所が、火が広がるのを防いでいたことが良くわかりました。
焼けているところの際に、ある幅で緑が残っているのが不思議でしたが
あとから地元消防団の人に、「空中から撒いた消火剤の影響では?」と意見をもらいました。
周りがみんな焼けている中で、焼けずに残っている木があるのは、なぜなのでしょうか?
目が釘付けになったのは、1本のクロマツの姿でした。
焼けて消失したところ、弱って変形したところ、元気なところが、1本の木の中に混在していたからです。
無傷の場所には、可愛いピンク色の雌花が咲いていましたが
弱っているところは先端が焦げて、丸まっていました。
「熱い〜、苦しい〜」というクロマツの声が、聞こえたような気がしました💦
また、カタツムリの死骸をあちらこちらで見かけました。
カタツムリの動くスピードでは、逃げられませんものね😢
そしてトカゲ(カナヘビ)も亡くなっていました。
炎に取り巻かれて、どちらに逃げて良いかわからなかったのでしょうね😭
人工物としては、キョンネットの一部が消失していたり
空き缶、軍手、溶けたポリ容器などが落ちていました。
火災とは直接関係ないかもしれませんが、焦げた草地の中に焦げたゴミがたくさんあるのは、とても残念な光景でした。
😢
引き返す地点で見渡した風景。
ここの生きたものたちは、この後どうなるのでしょうか?
今後、早い時期に蘇るのか? それとも今はまだ頑張っているけれど、だんだん枯れてしまうのか?
時々、確認に行きたいと思います。
今回の火災は民家がない場所だったため、人的被害は出ませんでしたが、野生の生きものたちに大きなダメージを与えました。
島の消防団も招集され、何人もの人が活動しなければなりませんでした。
連休の午前中という時間帯での出火。原因はまだハッキリわからないようですが、今後、このようなことが起こらないようにしていくためにも、原因が究明されることを祈っています。
(かな)