1週間ほど前、温泉ホテルのO氏から「ついにネブトクワガタを見つけた!」という電話をもらいました。ネブトクワガタは本州、四国、九州、伊豆諸島に生息している小型のクワガタですが、なぜか伊豆大島でだけ見つかっていなかったようなのです。
O氏はずっと「どこかにいるはず」と探し続け、ついに見つけたとのことです。
その情熱、スゴイ~!(^^)!
情報をもらってから「どんな環境に住んでいるか見たいなぁ…」と気になっていました。
で、今日スタッフと、教えてもらった場所に“ネブトクワガタ探し”に出かけました。

クロマツの朽ち木の中を探すこと、10分ぐらい…
幼虫が見つかりました!

1齢幼虫?
その後みんなで、朽ち木の中に成虫の姿を探しましたが、なかなか見つかりません…。
「お~い、成虫や~い。」by全員。
朽ち木の中から出てくるのは、ムカデやヤスデ。
そして朽ち木を食べると思われる小さな甲虫たち。

小さなキノコも、あちらこちらに生えています。

こうやって小さな虫やキノコたちが、木を食べたり分解したりして土を作っているのですね。
彼らがいなければ、地球は朽ち木や落ち葉や動物の死骸で覆われてしまうはず…虫もキノコも、えらい~(^O^)
手に取った木はボロボロ細かく崩れ、シットリフカフカで、隠れるところもいっぱいありそうです。

でも、成虫は見つかりません。
スタッフからは「成虫見るまで帰らない~このために仕事休んだんだから」という発言も(^_^;)
みんなで手分けして、周囲を探していたら…
「あ!でかい幼虫!」という声があがりました。

確かに丸々してます。
食べた朽ち木がいっぱい、お腹に詰まっている感じですよね。
そしてついに…
「いた~!!」

成虫が1匹、見つかりました。
2cmほどの小さなクワガタです。
幼虫の方が、でかい~(^_^;)

それに幼虫の方が良く動きます。

成虫、やる気なし(^_^;)

ところでネブトクワガタは、シロアリと密接な関係があるそうです。シロアリが木を食べて分解した後にできる、栄養分が濃縮された土状の朽ち木を、幼虫が餌とするような進化をしてきたとされています。
1匹のシロアリの腸内には数100種類の微生物が共生し、栄養分をつくりだしているとのこと。
自分の家の木の部分が、こんなふうに粉々にされてしまったら、とても困りますが(^_^;)

でも、シロアリは地球のバランスをとる上では大事な役割をしているんですね。
う~ん、なんでも知ってみると奥が深いです。
そしてこの辺り一帯は、フカフカの土なのかと思いきや…

ちょっと場所をずらしたら、こんな黒い溶岩粒(スコリア)で地表面が覆われていたので驚きました。
たくさんの生き物たちの命が微妙に繋がりあう緑の森の中で、今日も火山の存在を感じました。
虫たちの写真を撮ってもとに戻したあと海岸に立ちよってみたら、クロマツが花を咲かせ始めていました!

雄花も、伸びはじめていますが…
綺麗なピンクの雌花も、空に向かって伸びていました!

生き生き元気なクロマツと、死んで土にかえるクロマツ、そのクロマツを利用して生きる様々な生物、そして火山。
絶妙なバランスで関わり合う“地球と生き物たちの不思議な世界”
ネブトクワガタとの初対面も嬉しかったですが、ネブトクワガタを取り巻く周囲の環境も、
とてもとても楽しかったです(^。^)
(カナ)
O氏はずっと「どこかにいるはず」と探し続け、ついに見つけたとのことです。
その情熱、スゴイ~!(^^)!
情報をもらってから「どんな環境に住んでいるか見たいなぁ…」と気になっていました。
で、今日スタッフと、教えてもらった場所に“ネブトクワガタ探し”に出かけました。

クロマツの朽ち木の中を探すこと、10分ぐらい…
幼虫が見つかりました!

1齢幼虫?
その後みんなで、朽ち木の中に成虫の姿を探しましたが、なかなか見つかりません…。
「お~い、成虫や~い。」by全員。
朽ち木の中から出てくるのは、ムカデやヤスデ。
そして朽ち木を食べると思われる小さな甲虫たち。

小さなキノコも、あちらこちらに生えています。

こうやって小さな虫やキノコたちが、木を食べたり分解したりして土を作っているのですね。
彼らがいなければ、地球は朽ち木や落ち葉や動物の死骸で覆われてしまうはず…虫もキノコも、えらい~(^O^)
手に取った木はボロボロ細かく崩れ、シットリフカフカで、隠れるところもいっぱいありそうです。

でも、成虫は見つかりません。
スタッフからは「成虫見るまで帰らない~このために仕事休んだんだから」という発言も(^_^;)
みんなで手分けして、周囲を探していたら…
「あ!でかい幼虫!」という声があがりました。

確かに丸々してます。
食べた朽ち木がいっぱい、お腹に詰まっている感じですよね。
そしてついに…
「いた~!!」

成虫が1匹、見つかりました。
2cmほどの小さなクワガタです。
幼虫の方が、でかい~(^_^;)

それに幼虫の方が良く動きます。

成虫、やる気なし(^_^;)

ところでネブトクワガタは、シロアリと密接な関係があるそうです。シロアリが木を食べて分解した後にできる、栄養分が濃縮された土状の朽ち木を、幼虫が餌とするような進化をしてきたとされています。
1匹のシロアリの腸内には数100種類の微生物が共生し、栄養分をつくりだしているとのこと。
自分の家の木の部分が、こんなふうに粉々にされてしまったら、とても困りますが(^_^;)

でも、シロアリは地球のバランスをとる上では大事な役割をしているんですね。
う~ん、なんでも知ってみると奥が深いです。
そしてこの辺り一帯は、フカフカの土なのかと思いきや…

ちょっと場所をずらしたら、こんな黒い溶岩粒(スコリア)で地表面が覆われていたので驚きました。
たくさんの生き物たちの命が微妙に繋がりあう緑の森の中で、今日も火山の存在を感じました。
虫たちの写真を撮ってもとに戻したあと海岸に立ちよってみたら、クロマツが花を咲かせ始めていました!

雄花も、伸びはじめていますが…
綺麗なピンクの雌花も、空に向かって伸びていました!

生き生き元気なクロマツと、死んで土にかえるクロマツ、そのクロマツを利用して生きる様々な生物、そして火山。
絶妙なバランスで関わり合う“地球と生き物たちの不思議な世界”
ネブトクワガタとの初対面も嬉しかったですが、ネブトクワガタを取り巻く周囲の環境も、
とてもとても楽しかったです(^。^)
(カナ)
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