我が家の孫の一男が、春先から工作にのめり込んでいます。
ガチャガチャ、ジュースの自動販売機、ATMなど、我が家に来ると「じぃじぃ、作ろう!」と。
そのたびにスーパーへ出向き段ボールなどの資材調達です。
もともとは、「ピタゴラススイッチ」が作りたくて始めた工作。
本も出ているそうな。
同じものを作ればいいようにも思いますが、本人が苦労しながらも工夫をしながら作ってもらいたいと。
(じぃじぃが出来ないことのこじつけ理由?)
まあ、そんなこんなで時間がたっていきました。
今日呼ばれていくと{じぃじぃ、早く早く!」とせかされいくと、そこには何と立派なピタゴラススイッチの装置が。
本人の説明によると、
「風呂で使う腰掛は中央が少し斜面になっていて穴があるから、ここからガラス球を入れるの。
中には、紙で斜めになっていて、玉が椅子の隙間から出てくるの。」
ここは、ガチャガチャを作った時の経験が生きているようです。
「落ちた球が飛んでいかないように紙コップに囲いを付けたの。
通路には、U字型に折った段ボールを使い、電気製品の緩衝材を利用してスロープを作ったよ。
端まで言ったら、穴が開いているから下のスロープへ落ちてまた転がるの。
その先には、寝かしたU字の受け板があって、玉がそれに入ると起きるの。
そしたら、見て見て。
これこれ!
「ピタゴラススイッチ」の旗が、出てくるのよ。これ僕一人で作ったんよ」
もう、得意満面の笑顔がはじけています。
お母さんにパソコンで作ってもらった特別製の旗です。
「凄いなあ。一人で作ったん。」と言って、ハグして抱きしめてやると、「やった~!」ともう走り回っています。
今までの工作は、私と二人でいろいろと相談しながらしたのですが、もう一人で十分なようでうす。
「じぃじぃ、これでピタゴラススイッチの大学に行けるね。」と一男。
「そうだなあ。宿題が出来たらな。」と私。
宿題は、大嫌いで何時間もかかるのですが、工作となると何時間でもできる孫。
好きに勝るものなし。
こんなことを言ったら両親に怒られるかな?
好きな事一杯やってごらん!