山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

ピタゴラススイッチ

2014年07月07日 | まご


我が家の孫の一男が、春先から工作にのめり込んでいます。

ガチャガチャ、ジュースの自動販売機、ATMなど、我が家に来ると「じぃじぃ、作ろう!」と。

そのたびにスーパーへ出向き段ボールなどの資材調達です。


もともとは、「ピタゴラススイッチ」が作りたくて始めた工作。

本も出ているそうな。

同じものを作ればいいようにも思いますが、本人が苦労しながらも工夫をしながら作ってもらいたいと。

(じぃじぃが出来ないことのこじつけ理由?)


まあ、そんなこんなで時間がたっていきました。

今日呼ばれていくと{じぃじぃ、早く早く!」とせかされいくと、そこには何と立派なピタゴラススイッチの装置が。

本人の説明によると、

「風呂で使う腰掛は中央が少し斜面になっていて穴があるから、ここからガラス球を入れるの。

中には、紙で斜めになっていて、玉が椅子の隙間から出てくるの。」


ここは、ガチャガチャを作った時の経験が生きているようです。


「落ちた球が飛んでいかないように紙コップに囲いを付けたの。

通路には、U字型に折った段ボールを使い、電気製品の緩衝材を利用してスロープを作ったよ。

端まで言ったら、穴が開いているから下のスロープへ落ちてまた転がるの。

その先には、寝かしたU字の受け板があって、玉がそれに入ると起きるの。

そしたら、見て見て。

これこれ!

「ピタゴラススイッチ」の旗が、出てくるのよ。これ僕一人で作ったんよ」


もう、得意満面の笑顔がはじけています。

お母さんにパソコンで作ってもらった特別製の旗です。


「凄いなあ。一人で作ったん。」と言って、ハグして抱きしめてやると、「やった~!」ともう走り回っています。


今までの工作は、私と二人でいろいろと相談しながらしたのですが、もう一人で十分なようでうす。

「じぃじぃ、これでピタゴラススイッチの大学に行けるね。」と一男。

「そうだなあ。宿題が出来たらな。」と私。


宿題は、大嫌いで何時間もかかるのですが、工作となると何時間でもできる孫。

好きに勝るものなし。


こんなことを言ったら両親に怒られるかな?


好きな事一杯やってごらん!