毎日降ったりやんだりの梅雨。
人間には困った梅雨も、植物には恵みの雨。
春になり芽吹き成長にかかせないものですね。
先日孫と桑の実を取りに行ってきましたが、一部、枝ごと持ち帰りました。
枝にまだ熟していない実もたくさんあり置いていたところ、母が外でゴソゴソと何かしています。
良く見ると、「熟してきたから実をとっとるんよ。羊羹にしようと思って。」と。
「つい昔を思い出して。」とは、戦前は、おやつにクワのみを食べていたとか。
懐かしかったようです。
90歳を超え、父もなくなりました。
私たち夫婦が結婚した当時、毎日疲れたと寝込んでいました。
そのころは、駅までバスに乗っていくと1週間は寝込んでいましたが、今は駅まで行っても元気元気。
昔が嘘のようです。
自分が食べるものも、自身の生活に必要なことはいまだにしています。
毎日多くの事はできませんが、気が向くと草花の世話をします。
「私もジィちゃんのように、コロッといきたいんよ。」と毎日の生活に感謝しながら。
長い人生、戦争を経験し、悲しく苦しい時期もあったようですが、人生を極めえると、物欲もなくなり、活かされていることに感謝、感謝。