山の自然

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口腔ケア

2019年02月05日 | 健康
昨日は、「口腔ケアーと健康寿命」についての講演会を聞きに行ってきました。

人間の体は思わぬところと関連があるのですね。

改めて気づかされました。


加齢による筋肉低下により、口腔機能が低下。(食べこぼしたり、かめなかったり、むせたり、呑み込めなかったりと)
必然的に食べる量が減る。
減れば栄養分が低くなり、たんぱく質やミネラルなどの摂取が減ります。
結果、要介護状態となります。


平均寿命は、男性が79.55歳、女性が86.3歳。
健康寿命は、男性が70.42歳、女性が73.62歳。(注 データーは平成22年とちょっと古かったですが)
その差が、男性9.13歳、女性は12.68歳が介護が必要な状況にあるという。

者をかむためには、歯が重要ですね。
20歳で29本、30歳で28本、40歳で27本と10年で1本筒減っていきます。
ところが、50歳では24本、60歳では18本、70歳は12本と40歳を境に失われていきます。

高齢者の歯が失われる原因は?
歯肉炎・歯周病がダントツとか。
虫歯も多いとか。
食後の歯磨きがいかに大切かと言う事です。
歯磨きを行うのは、食べて直後にするべきか否かは、専門家によって意見が分かれているようですが。


歯数が減ってくると、認知症発症および転倒リスクが上がってくると。
くちから食物を摂取しなかった場合、口腔の自浄作用が働かなくなり細菌が増加。
結果、誤飲した時細菌が肺に入り、肺炎を起こすそうです。


こうしてみると、いかに歯を大事にケアしていかなければならないかわかりますね。

ちょこちょこと時間あけずに食物をとると、自浄作用が十分できない間に食物が入ってくるので虫歯などになりやすいと。

食べたら、歯ブラシをし、少しでも多くの刃を残すようにしなければ。