先日、春休みになった孫たちが遊びに来ました。
孫が私の母親に小さな花を一束持ってきてくれました。
聞くと、我が家の前にある公園の石垣の片隅に咲いていたもの。
孫の家では、庭先や道端に咲いている花たちをテーブルの上に小さな花瓶に挿しているようです。
亡くなった父と、母のために取ってきてくれました。
優しい、優しい孫の気持ち。
一方の私の母は、この小さな花を毎日外に見に行くのが楽しみでした。
孫の気持ちは分かるが、自分の気持ちも抑えられなくなってきました。
「これ、見るのにおいとったのに・・・。」と。
孫は、一生懸命「こうしたら綺麗でいいよ。」と説明している。
その後、何日たったでしょうか。
外に出た時、ふと見てみるとどこから出てきたのか華麗な花が咲いています。
孫にも、私のは母にもどちらの想いにも答えてくれたようです。
この花には、二人の優しい気持ちがしっかりと伝わっているようです。
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