私が小さいころ、夏休みになると母の実家へ行ったものです。
田舎へ行くと、我が家では作っていないものがあれば、ご近所さんが持ってきてくれたり、また逆の事もありました。
昔は良く物々交換をしていたように・・・。
先日、体力作りに知恵を貸してくださる元体操の先生にお野菜をお届けに。
すると今度は、「沢山頂き食べきれないので食べ助けを。」と魚が届きました。
「小さいので、調理はしていないけどいい?」とも。
「捌くのは私の担当なので大丈夫ですよ。」と。
袋の中を覗くと、「さっぱ」でした。
またの名を「ままかり」ともいいます。
この魚の酢漬けがあまりにもおいしく、まま(飯)がなくなり、隣の家からまま(飯)をかり(借り)てまで食べたことが語源とか。
でも、本当にその通り。
鱗と頭を落とし、内臓を取り出し酢漬けにし一晩おきます。
時間は、お好みで調整を。
焼いて三杯酢に付けるもの、唐揚げもいけます。
でも、新鮮なママカリは、三枚におろし刺身がいいですね。
5月から7月、10月から11月ごろまでが旬。
祭りの時期は、お寿司の具にもピッタリ。
ゴチになります。
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