山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

このゆびとまれ

2008年06月13日 | 自然
草刈りを行っていくと、毎年生えてくる草の種類が変わってきます。
だんだん、草がやさしくなってきます。
3年目くらいからは、タラの芽、ふきのとう、ホタルフクロと言ったものも芽を出し始めました。
少しずつ田んぼの周りの環境が変わり始めている???
人間の都合の良いように???
ちょっと考えてしまうな~。

そんな折、稲の苗床を見に行くと、そこにはなんと「いとトンボ」さん。
昨年位から「しおからトンボ」や「オニヤンマ」は時々目にはしていたんですけど。
数えられないくらい、びっくりするくらい、いっぱい。

我が家の田んぼにニュ-フェイス登場です。

田んぼの水辺も少しずつ新しい命が誕生できる環境が整ってきているのかな???

ちなみに、どなたかこの「いとトンボ」の名前を教えて下さ~い。

散髪屋さん?

2008年06月12日 | 自然
私が、朝仕事に出かけるとき、「ツバキ」さんが話しかけてきました。

(ツバキ): totoさん、おはよう。
(toto) : あらっ、かなり「いら」さんに食べられたね。
(ツバキ): いや、いや、「いら」の散髪屋さんにお願いしたんよ。
(toto) : 「まるぼうず」になっとるが。
(ツバキ): えっ!。このスタイルわからんの?
       この季節は、梅雨でじめじめするじゃろ。
       じゃから、この「まるぼうず」が気持えんよ。
       この時期の定番スタイルなんよ。
(toto) : でも、こんなに食べられほんとに大丈夫?
(ツバキ): 去年も散髪してもらったけど、今年の春に「花」はつけたじゃろ。
(toto) : そう言われたら、そうじゃなあ~。

「いら」さんは、次の散髪に行ったようです。


green tea

2008年06月11日 | 農業
我が家のお茶は、奈良県山添村のおばあちゃんが自家用で作っている無農薬お茶葉を分けて頂いている。

お茶葉を蒸してから手揉みにし、天日干しにします。

これからの時期は、「シソ」を入れたり、季節により色々ブレンドしたお茶を飲用している。

お茶は、農薬を多く散布すると聞いています。

そこで我が家もお茶を作りたく、昨年末にお茶の種をやっと手に入れたのです。

片手一杯ずつの種を120カ所蒔きました。

なかなか芽が出なく今年は失敗かなと思っていたら、12カ所小さな葉を出していました。

いよいよ、自家製お茶葉の確保に一歩近づきました。

孫が、「ばあ、ばあ。このおちゃ、おいしいよ~。」と今日も喜んで飲んでます。


田植え後、7の日目

2008年06月10日 | 農業



左が、岡山市内から田植え体験に来られてから植えたばかりの苗です。 右が、1週間が経過しました。


狭い所に姉妹達と一緒でしたが、広い田んぼに植えてもらい元気に根を下ろしています。

本当はこのころになると、水を抜いて太陽の日を当てて、田んぼの土が少し「ヒビ」が入るぐらいまで干します。

水が無くなると、稲達は水分を得るため一生懸命に根を張りより元気になるそうです。

  


草を刈っただけの中(自然農)に植えた古代米の「赤米」です。

左が、田植え直後の写真です。   右が、1週間後の写真です。

田んぼの周囲に溝を掘り、水を入れていきます。

水がたくさんあれば、土の上まで水を張るのですが、

この田んぼは、上の田んぼからの「したり水」しかないので、

周囲の溝に少しか入りません。

明日は、雨が降りそうなので久しぶりに、「体一杯の雨水を浴びられる。」と喜んでいます。

写真に撮ると分かりにくいですが、元気に根を伸ばしています。

祝!認定

2008年06月09日 | ロハス
 

この4月に岡山県の新庄村が「森林セラピー基地」に認定されました。

「森林セラピー」とは、「森林浴」の効果を科学的に解明し、こころと身体の健康に活かそうという試みで、「森林浴」から一歩進んだものです。

岡山県では初めて認定されました。
我が家の「山の神」が、コースの道案内のMapづくりに参加することになり、やっとできあがってきました。

2才になる孫から91才になる父親までコースを歩きましたが、無事完歩できました。
地図の中身は、現地でのお楽しみ。
ただし、要予約。
さあ、皆さん、山に歩きに行きましょう!

なんか変?

2008年06月08日 | 自然
 
山は、昼暑くなっても、朝晩はまだ寒い。例年よりも寒い。だって朝晩は冬のフリースをまだ羽織っている。今年は稲の苗の成長が遅かった。また、今年は竹が枯れていく。村の長老曰わく、「5~60年に一度、竹に花が咲き、枯れていく。そういう年は天変地異が起きる。」石油の高騰から農業関係も大きな影響を受けている。人間が便利さを求めて行く事に、自然が牙をむきはじめたのかな。自分達が出来ことを少しでも実践していこうと思う今日この頃です。

いらが、イラ、イラ

2008年06月07日 | 自然
 

「ツバキ」の葉に、「いら」さんがまぶれついていました。
名前は、「チャドクガ」、出生率は非常に高く、年に2回も卵を産み子孫を育てるそうです。
人間も少しは、見習わなければ・・・。
「みぎに~ならえ」と横一列に並び、一斉に葉を「モグ、モグ、モグ」。
食べるは、食べる。
「いら」様が当家に宿泊されて2日目。
24時間勤務で、樹の上半分が丸坊主。

でもね、「いら」さんも「つばき」さんが、枯れないように葉の付け根は残しているそうですよ。
「ツバキ」さんは、夏が近づき頭も準備OK???。

「いいの。いいの。わたしは、またすぐに葉っぱを作るから。去年も枯れずに葉っぱをつけてたでしょ。」と言ったのは「つばき」さん。

ゆめ

2008年06月06日 | ロハス
今日はドリームでなく、寝ているときに『夢』を見てしまいました。
いつもは夢を見ても内容は覚えていないんですが、今日はなぜか覚えていたんです。

内容は、

護送列車に乗せられ、分からない所へ向け走っている。
若い女性が、『私は彼の所へ行かんといけんのんよ。』と列車の窓に瓶を投げ列車を止めた。
(なんで窓を割ったら列車が止まるか分からんけど)
その時、列車から降りるのを手伝ったんです。
すぐに警護の人が飛んできて、連れて行かれてしまいました。
列車に乗っているはずなのに、木工所がありそこで木工の仕事をさせられたんです。
そこに職場でお世話になった方がおられ、「おまえはこんな仕事をしていたんか。」と感心しきり。(何をしていたか覚えていないんですけどね。)

ここで目が覚めてしまいました。

なんでこんな夢を見てしまったの???
なんでだろう。なんでだろう。
う~。
木工は、やりたいことの一つなんですが、もしかしたらこれは正夢になるかも。
よっしゃ~。やるぞ~。

まるはだか

2008年06月05日 | 自然
我が村の氏神様を祀ってある神社のひのき林ですが、可哀想に木肌をはがれ、丸裸(赤肌が見えている部分)になっていました。

「ひのき傷害事件発生!」。
警察に通報せねばと思い村人に問えば・・・
なんだったと思いますか?
桧皮葺(ひわだぶき)に使うため樹皮を剥いだものでした。

桧皮葺とは、檜の皮を何層にも重ね屋根の瓦の代わりに葺いたものです。
日本の文化財の多くが桧皮葺の屋根を用いていますね。
よくご存じだと思いますが、桧皮葺の屋根の建物と言えば、岡山では吉備津神社本殿が有名です。

檜皮は、屋根葺材用に檜から採取した樹皮で、樹齢70~80年以上の立木から採取したものです。
一度採取後、10年ごとに採取していくそうです。
最近は、檜皮を採取する原皮師(もとかわし)、檜皮を採取できる樹齢70~80年以上の立木や檜皮採取を許可する森林所有者が少なくなったことなど檜皮の流通問題などと原因で銅板葺きに代わったりする例が多くなっているそうです。

木材の単価が下がり、山が荒れている現在、樹齢70~80年以上の立木は伐採対象になり、貴重な収入源になるため段々減少してると言われています。

「世界文化遺産貢献の森林設定等に関する有識者懇談会」が設置され、提言書「森林と木の文化の再生に向けて」が平成12年12月にとりまとめられました。
この提言を受けて、不足している桧皮の量的確保と安定供給を支える目的で、国有林内に「桧皮採取対象林」が設けられ確保にむけ対策が講じられています。

だんだん山が荒れて来ていますが、山は日本の国土の多くを占めています。
山が荒れると、土砂崩れ、大洪水など災害が生じます。
また、山から多くの栄養を含んだ栄養豊富な水が海の恵みを育ててくれていますが、その自然の循環が段々崩れて来ています。
これからは、もっと山を守っていきたいものです。

なんたって 乙女

2008年06月04日 | ロハス




我が家の「耕運(ちょっと間違えました・・・幸運)」の女神は、四つ星toto様です。
口の下、鼻の左右、鼻の中心に星のマークが。

下の写真は、「toto」得意の「みっともね~」のポーズで~す。
さすがに歳を召されても「おんな」の娘、足を揃えてポージングです。

今から14年前に、息子が我が家に連れて帰って来ました。
雨の日、段ボール箱の中で二匹の猫が、ビショビショに濡れて力無く「ニャ~」、「ニャ~」と泣いていたと。
池田動物園で見てもらったようで、「生きるか、死ぬかは50%の確率」と言われたそうです。
友達と小遣いを出しあい、点滴してもらったおかげで、「まず駄目だろう」と言われた我が家の「toto」が尊い命を頂き、「ほぼ大丈夫」と言われた子猫が天使様におなりになってしまいました。

生を受けてから、ちょっとしたことでこのように長生きが出来、本当ならこの世に存在していなかったかもしれないのに・・・
命って尊いですね。
これからも長生きしてね。

よ~う、肩がこっとるな~

2008年06月03日 | ロハス
今日は、岡山名産「下津井のたこ」を頂きました。

まずは、塩でぬめりを取るのですが・・・。
もんでいくと肩のあたりになると、筋がこってる、こってる。
「<たこさん>あんたは、なにがストレスなん?」
と思わず独り言を。

今は人間社会だけでなく、海の中も温暖化や色々な環境破壊による生活環境が変わり住みにくくなったんでしょうかね~。

自分たちが流す排水も海につながっているんですよね。
米のとぎ汁は庭の木にやろ~と。

もち米、田植え完了

2008年06月01日 | 農業







昨日、岡山市立東公民館「あかれんがクラブ」のメンバーが、「たんぼ笑楽耕」の田植えに来られました。

昨年に続き、Mさん、U君、そして田植えは40年ぶりのYさん。
皆さん張り切って植えて下さいました。
今日は、腰が痛くてちょっと困っている方もおられようです。
でも、まっすぐになっているでしょう。

今日は、湧き水が入る部分から、冷たい水が直接入らないよう、畦波シートを設置しました。(写真では、分かりづらいですね。ごめんなさい。)

最後に、「自然農」のやり方で植えた稲をUPします。
草を刈った後なので見づらいですね。(黒丸で囲んでいるところです)