窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

第13回燮会(やわらぎ会)に参加しました

2013年08月04日 | 交渉アナリスト関係


  8月2日、NPO法人日本交渉協会の第13回燮会に参加してきました。

  今回は交渉アナリスト1級会員の竹内治之さんより、「製薬業界の交渉について」と題してお話いただきました。

  良く知られているように、医薬品の開発は市場化まで9年~17年、成功率0.009%と極めてハイリスクな世界です。そこで、必ずしも新薬を自社開発するのではなく、他国で既に開発・販売されているが、国内ではまだ普及していない薬についてライセンスを買取るライセンス契約の交渉も行われます。今回はそのライセンス契約交渉についての事例でした。

  さて、今回は交渉に関する新刊書を2冊ご紹介したいと思います。ひとつは、交渉アナリスト1級会員の齋藤由利子さんによる「交渉力アップで看護部を変える、病院を変える」。交渉スキルが非常に求められる仕事であるにも関わらず、意外とそのことについて触れられることの少なかった看護管理における交渉について、豊富な現場経験に基づくケーススタディや事例を盛り込んだ、実践的な一冊となっています。

交渉力アップで看護部を変える、病院を変える
齋藤 由利子
経営書院


  もうひとつは、第6回燮会でお話いただいた安藤雅旺専務理事の中国人との交渉に関する本です。交渉の根底にある中国人と日本人の人間観の違いを踏まえ、日本人が中国人と交渉を進めていくために理解しなければならないこと、学ばなければならないことが豊富なヒアリング調査と著者の研究によって纏められた一冊です。

中国に入っては中国式交渉術に従え! -外人・熟人・自己人を理解すれば失敗しない- (B&Tブックス)
平沢 健一,安藤 雅旺
日刊工業新聞社


繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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