
ジャマー・マスジットはデリーにあるインド最大のモスク。ムガル帝国(1526年~1858年)の最盛期、有名なタージ・マハルを創建したことでも知られる、第5代皇帝ジャー・ジャハーンにより、6年の歳月をかけ1662年に完成しました。

1659年頃の世界(地図をクリックすると拡大します:「世界歴史地図」より)。

広い中庭では礼拝のために2万5,000人が収容できるといわれています。しかし、アグラの遺跡を知ってしまうと、デリーの城やモスクは規模こそ大きいものの、面白味に欠けるというのが個人的な感想です。
中庭の泉では、イスラム教徒たちが清め(ウドゥー)を行っていました。同じ水で手を清め、足を清め、口も漱ぎます。
1857年のインド大反乱(セポイの反乱)では、白装束に身を固めた反乱軍がここジャマー・マスジットでイギリスに抵抗を試みました。ジャマー・マスジットに至る赤い石段は、反乱軍の白い死体で覆われたといわれています。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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