お土産として定番に近いくらい有名なものらしいのですが、僕は初めて知りました。たまたま釜山で参鶏湯を食べていたとき窓の外の屋台で何やらデモンストレーションをしているのが見えたので、帰りに立ち寄ってみました。
クルタレは漢字で「蜜束」と書き、固い蜂蜜の塊をトウモロコシの粉の中で引き伸ばし、手延べの麺をつくるのと同じ要領で次第に細長くしてゆきます。最終的に16,384本(つまり14回繰り返し引き延ばす)の絹糸の束のようになり、それを外皮にして中の餡としてゴマ、ピーナッツ、アーモンドなどの粉を詰めて繭のように丸めれば出来上がりです。その昔もピーナッツやアーモンドを使っていたかどうかはさておき、元々朝鮮王に献上された宮廷菓子だったそうです。
外皮はトウモロコシの粉と混ぜ合わされているのでベタベタせずむしろサクッとした食感なのですが、口の中で次第に溶けてくると蜂蜜であることが実感できます。雷おこしが苦手という方にはお勧めできませんが、僕にとっては相性が良かったようで、冷やしたほうが美味しいと言われていたにもかかわらずあっという間に一箱食べてしまいました。一箱10個入で確か300円位だったと記憶しています。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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クルタレは漢字で「蜜束」と書き、固い蜂蜜の塊をトウモロコシの粉の中で引き伸ばし、手延べの麺をつくるのと同じ要領で次第に細長くしてゆきます。最終的に16,384本(つまり14回繰り返し引き延ばす)の絹糸の束のようになり、それを外皮にして中の餡としてゴマ、ピーナッツ、アーモンドなどの粉を詰めて繭のように丸めれば出来上がりです。その昔もピーナッツやアーモンドを使っていたかどうかはさておき、元々朝鮮王に献上された宮廷菓子だったそうです。
外皮はトウモロコシの粉と混ぜ合わされているのでベタベタせずむしろサクッとした食感なのですが、口の中で次第に溶けてくると蜂蜜であることが実感できます。雷おこしが苦手という方にはお勧めできませんが、僕にとっては相性が良かったようで、冷やしたほうが美味しいと言われていたにもかかわらずあっという間に一箱食べてしまいました。一箱10個入で確か300円位だったと記憶しています。
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