窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

新人事評価制度導入説明会-キックオフミーティング2018

2018年07月23日 | リサイクル(しごと)の話


  2018年7月21日、ナカノ株式会社の創業月である7月に合わせて行われる、恒例の「キックオフミーティング」を開催しました。

  下のリンクにありますように、例年ですと全社員が一堂に会すこの機会に、当社の価値観であり行動方針である「活かす」と「他利自得」を再確認できるような研修を毎年行っています。

キックオフミーティング2017
キックオフミーティング2016
キックオフミーティング2015
創業80周年記念式典
キックオフミーティング2013
キックオフミーティング2012
キックオフミーティング2011
キックオフミーティング2010

  しかし今年は、18年ぶりとなる人事評価制度の全面改変に伴い、その導入説明会を行いました。



  改変のポイントは、縦軸に上記の「活かす」と「他利自得」、横軸に当社の役職である「和声」、「琢磨」、「大観」、「同人」、「変革」、「中孚」をとる行列を想定し、各象限に社員個々の行動目標を落とし込んでいくことで、個々と全体の方向性を明らかにするという点です。因みに、当社独特の役職名には、以下のような意味があります。

①中孚(ちゅうふ)…由来は『易経』から。意味は「誠心」。
②変革(へんかく)…由来は『易経』の「革」から。意味は「変革」。
③同人(どうじん)…由来は『易経』から。意味は「志を同じくする者」。
④大観(たいかん)…由来は『易経』の「観」から。意味は「俯瞰的な洞察」。
⑤琢磨(たくま)…由来は『詩経』から。意味は「研鑽」。
⑥和声(わせい)…harmony(ハーモニー)に日本語訳。意味は「それぞれの個性が調和して奏でられる新たな創造」。



  講師は、日ごろ日本交渉協会でもお世話になっている、黒川晃先生。



  研修は、新制度の考え方と仕組みについての説明があり、その後個人の目標を設定する練習を行いました。従来とは全く異なる制度を理解するだけでも大変だったと思うのですが、それでもそれなりに適応してくる力にはいつも驚かされます。物事を理解するのに時間がかかるタイプの僕としては、本当に感心するばかりです。各テーブルのリーダーが自分も吸収・理解しつつ、メンバーを率先して導いていた姿も印象的でした。



  研修終了後の懇親会では、恒例の新入社員紹介と昇格者の辞令交付がありました。



  最後は、こちらも恒例、弊社独自の締めの音頭「ヨイヨイヨイショ!」。これは、創業事業である故繊維業において、数百キロにもなろうかという重い荷物を、人手による協働作業で担ぎ上げていた時代の掛け声が元となっております。そこには、先人の足跡に思いを致すと共に、困難をものともせず、共に力を合わせることで、家族、仲間、お取引先、そして地域社会に奉仕するという決意が込められています。

  キックオフミーティング2018は閉幕となり、その後二次会、三次会へと続いていきました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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