皆さんの中には「水滸伝」という書を読まれた方も居られると思いますが、実はこの続編があったのだ。「水滸後伝」だ。及時雨の宋 公明達が毒を飲んで亡くなった後の話である。
話の中心は江混竜の李俊が暹羅国(シャム・今のタイ)王となるものだが、その属領の金鼇島(きんごうとう)の中の白石島で出来るお酒の話だ。
これは、話とは関係ないよ。
島の中にある、金沙泉の水で酒を醸すと甘くて、香ばしくて、すこぶる、口あたりがいい。一旦酔うと三日は醒めぬと言うのに体には害が無く香雪春と名付けられています。
こりゃまた、全く関係ない。(笑)
>>>李俊等はかわるがわる聖寿をことおぎ膝まずいて香雪春をささげれば、高宗「この酒はコクもあって味も良い、すこぶる気にいった」とのおおせに、李俊「このお酒はいくら飲んでも、酔いませず、酔っても心を乱される事はありませぬ。」>>>
しかし、南宋皇帝の高宗が美味いという酒ってどんな酒なんだろう?。
何よりも気に入ったのは、体に害が無いという事だ。こんなお酒あるんだろうか?。前に書いた透瓶香と、共にとっても飲んでみたい。「誰か知らないかい~?。」
今の中国のインチキ食材からすると、まったく想像つかない。