DIC川村記念美術館はお花見日和

現在「BLACKS展」を開催中のDIC川村記念美術館。



お馴染みのロスコ・ルームしかり、アメリカ現代美術の膨大なコレクションを擁する美術館自体はもちろんのこと、30ヘクタールにも及ぶ広大な庭園の散策も楽しみの一つとなっています。

今年は春先に暖かい日が続いたせいか開花が早まりましたが、川村でもちょうど桜が見頃。というわけで、BLACKS展の再訪とともに、春の花で華やぐ庭園を散歩してきました。



まずはロータリーから遊歩道へ。しだれ桜がお出迎えしてくれました。



続いてモクレンも。



遊歩道沿いの桜もかなり咲いています。



都内ではそろそろ散り始めのソメイヨシノもここではもう少し楽しめそうです。



それではヘンリー・ムーアが最晩年に手がけた彫像、「ブロンズの形態」(1985)のある大広場へ向かいましょう。



桜とともに我らが千葉県の花、なのはながお出迎えしてくれます。ちなみにこのなのはな、県が昭和29年にNHKで公募したことに由来するとか。千葉観光では定番のお花です。

さて園内、計250本も桜が植えられているそうですが、ソメイヨシノばかりだけでないのが嬉しいところ。



全部で10種類。春と秋の2回咲くジュウガツザクラなども。また広場のオモイガワはまだ5分咲きほどでしょうか。



そして池に面してずらりと並ぶのがしだれ桜です。私の写真が拙いのが何とも残念ですが、実に見事。ほぼ満開でした。



ハクモクレンとの取り合わせもまた綺麗。



広大な園内、まだまだお花もたくさん。



三寒四温、少し肌寒い日も続きますが、春の雰囲気を楽しむことが出来ました。

ちなみに佐倉では4月6日から市内の「佐倉ふるさと広場」にてチューリップフェスタも。川村記念からは車での移動が必要になりますが、ドライブを兼ねて出かけられても良いのではないでしょうか。



なお色とりどりのお花とは一転、美術における黒の表現を写真、彫刻、絵画で提示する「BLACKS展」もいよいよ会期あと半月強ほど。4月14日までです。


「BLACKS展」@DIC川村記念美術館(プレビューに参加しました。)

特にアメリカの現代彫刻家、ニーヴェルスンの作品が圧巻。国内で殆ど初めてまとめて紹介される機会。お見逃しなきようおすすめします。

美術館の庭園の開花情報などについては同館のツイッターアカウント(@kawamura_dic)、もしくは「自然散策路」のWEBページをご覧ください。



「BLACKS ルイーズ・ニーヴェルスン|アド・ラインハート|杉本博司」 DIC川村記念美術館@kawamura_dic
会期:2月2日(土)~4月14日(日)
休館:月曜日。但し2/11は開館。2/12は休館。
時間:9:30~17:00(入館は16時半まで)
料金:一般1300(1100)円、学生・65歳以上1000(800)円、小・中・高生500(400)円。
 *( )内は20名以上の団体。
住所:千葉県佐倉市坂戸631
交通:京成線京成佐倉駅、JR線佐倉駅下車。それぞれ南口より無料送迎バスにて30分と20分。東京駅八重洲北口より高速バス「マイタウン・ダイレクトバス佐倉ICルート」にて約1時間。(一日一往復)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )