都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』 ポーラ ミュージアム アネックス
ポーラ ミュージアム アネックス
『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』
2022/6/17~7/24
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f1/616cf21c5c481e81596fc14d9d65a332.jpg)
ポーラ ミュージアム アネックスで開催中の『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』を見てきました。
ともに群馬県を拠点に活動し、パートナーでもある竹村京と鬼頭健吾は、それぞれ刺繍の作品や既製品を用いた立体作品などを手がけ、幅広く活動してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/12/aab75b1629703ab858708881a6b0fceb.jpg)
その竹村と鬼頭の2人展が「色と感情」で、会場には2名の新作を含む計20点の作品が展示されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/23/751041c603c3b9b2492f79d50a0f07ea.jpg)
まず会場に入って目に飛び込んでくるのが、骸骨の標本を用いたインスタレーションで、いずれも色とりどりの刺繍を凝らした服を身につけ、あたかも踊っているようなすがたを見せながら、カラフルな角柱に吊られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/83/b363fb093aa9253059c7dd67d1ddf0da.jpg)
そして周囲には鬼頭と竹村の刺繍、および平面の作品が分け隔てなく並んでいて、中央の骸骨のダンスを飾り立てるように鮮やかな色彩を放っていました。そしてその一部の平面の作品にも刺繍にて骸骨が象られていて、互いに手を取り合うような仕草を見せていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/c7/2e31dbe2fd3d77d39e94163d5d151fc0.jpg)
2人のアーティストは色は共通言語であり、また感情は誰もが持っているものとして、現在のコロナ禍において直接話をせずとも色と感情は共有できることに気づき、今回のタイトルを名付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/bd/773626e794c0d45e2a2958278f676afc.jpg)
複雑に組み合わさる糸やさまざまな素材、そして折り重なる色を追っていくと、それぞれの作品において色が互いに深く関わり合いながら共存しているように見えるかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/14/aef65a52becdd7240b7e5fc93b33d18a.jpg)
竹村と鬼頭の2人での展示は、2021年の『DOMANI・明日展』以来のことでしたが、改めて複雑なテクスチャーを描く色彩豊かな作品世界に魅せられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/87/9a7f1f16fda1b870c5b9f027cbec7f82.jpg)
ポーラ銀座ビル1階ウィンドウでも、2人の共作のインスタレーションが公開されています。お見逃しなきようにおすすめします。
7月24日まで開催されています。*写真はすべて『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』展示風景。撮影が可能です。
『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』 ポーラ ミュージアム アネックス(@POLA_ANNEX)
会期:2022年6月17日(金)~7月24日(日)
休館:会期中無休。
料金:無料
時間:11:00~19:00 *入場は18:30まで
住所:中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
交通:東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅7番出口よりすぐ。JR有楽町駅京橋口より徒歩5分。
『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』
2022/6/17~7/24
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f1/616cf21c5c481e81596fc14d9d65a332.jpg)
ポーラ ミュージアム アネックスで開催中の『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』を見てきました。
ともに群馬県を拠点に活動し、パートナーでもある竹村京と鬼頭健吾は、それぞれ刺繍の作品や既製品を用いた立体作品などを手がけ、幅広く活動してきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/12/aab75b1629703ab858708881a6b0fceb.jpg)
その竹村と鬼頭の2人展が「色と感情」で、会場には2名の新作を含む計20点の作品が展示されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/23/751041c603c3b9b2492f79d50a0f07ea.jpg)
まず会場に入って目に飛び込んでくるのが、骸骨の標本を用いたインスタレーションで、いずれも色とりどりの刺繍を凝らした服を身につけ、あたかも踊っているようなすがたを見せながら、カラフルな角柱に吊られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/83/b363fb093aa9253059c7dd67d1ddf0da.jpg)
そして周囲には鬼頭と竹村の刺繍、および平面の作品が分け隔てなく並んでいて、中央の骸骨のダンスを飾り立てるように鮮やかな色彩を放っていました。そしてその一部の平面の作品にも刺繍にて骸骨が象られていて、互いに手を取り合うような仕草を見せていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/c7/2e31dbe2fd3d77d39e94163d5d151fc0.jpg)
2人のアーティストは色は共通言語であり、また感情は誰もが持っているものとして、現在のコロナ禍において直接話をせずとも色と感情は共有できることに気づき、今回のタイトルを名付けました。
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複雑に組み合わさる糸やさまざまな素材、そして折り重なる色を追っていくと、それぞれの作品において色が互いに深く関わり合いながら共存しているように見えるかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/14/aef65a52becdd7240b7e5fc93b33d18a.jpg)
竹村と鬼頭の2人での展示は、2021年の『DOMANI・明日展』以来のことでしたが、改めて複雑なテクスチャーを描く色彩豊かな作品世界に魅せられました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/87/9a7f1f16fda1b870c5b9f027cbec7f82.jpg)
ポーラ銀座ビル1階ウィンドウでも、2人の共作のインスタレーションが公開されています。お見逃しなきようにおすすめします。
「色と感情」~7/24写真やドローイングの上に刺繍を施した白布を重ねた平面のインスタレーション等を制作する竹村京と、日常にありふれた既製品とモーターなどを使った大規模なインスタレーションや、立体、絵画、写真など多様な表現方法を用いた作品を制作している鬼頭健吾の2名による展覧会 pic.twitter.com/Ni4TFX4Q7E
— ポーラ ミュージアム アネックス (@POLA_ANNEX) June 27, 2022
7月24日まで開催されています。*写真はすべて『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』展示風景。撮影が可能です。
『竹村京・鬼頭健吾「色と感情」』 ポーラ ミュージアム アネックス(@POLA_ANNEX)
会期:2022年6月17日(金)~7月24日(日)
休館:会期中無休。
料金:無料
時間:11:00~19:00 *入場は18:30まで
住所:中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
交通:東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅7番出口よりすぐ。JR有楽町駅京橋口より徒歩5分。
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