◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

おかしいよ、放送業界( ̄д ̄)!

2012-08-12 09:37:11 | 言葉についてあれこれ
                                    25度だし

 「ZIP!」に出演していた犬(サモエドの兄弟)が業者の車の中で熱中症により急死し、その関連記事を見て、兄弟犬が吠え声を抑制するために声帯の手術を受けていたことを知りました。妙におとなしい犬だという印象でしたが、そういう訳だったのですね。犬を死なせてしまったこの業者ではなく、元々の飼い主が、近所迷惑になって飼えなくなるよりはいいということで手術を選択したようです。
 でも、そもそも、無駄に吠えないようにしつけるもの、それが飼い主の責任なのではないかという疑問がわきますが、しつけには手が回らなかった、そういう飼い主だったようです。そうした事情を知っていて出演させた「ZIP!」のスタッフは一体どういう神経をしているんだか。「吠えなくていんじゃね?」とか思っていたのか?
 「セシウムさん」事件といい、車のCMに免停タレントが出ていることといい、違法薬物に手を出した人がしつこく復帰してくることといい、放送業界の甘さ・無責任さというのは想像以上のレベルのようです。体質がそうだから、日本語の基礎を知らないアナウンサーやキャスターが大勢いるのでしょう。
 やっぱりそこか!? って? そうですよ( ̄‥ ̄)。人間のミスを完全になくすことはできませんし、アクシデントなんて絶対にないと言い切ることもできません。でも、少なくとも、ミスを防ぐ、アクシデントが起きないようにする、そのために必要なことはやる、そういう強い気持ちがないといけないわけで、これが放送業界にはない、ないとしか思えません( ̄ ̄)。
 アナウンサーは「お手本」ではなく、「スラスラしゃべるタレント」にすぎません。ただのタレントの中にはやたらしゃべるのが下手な人がいますが、アナウンサーはそれより幾らかましなだけ。そして、まともな日本語をしゃべっていないアナウンサーの影響をもろに受け、変な日本語のスーパースプレッダーと化した芸能人、これをどうすることもできない、どうこうしようという気もない放送業界。
 言葉は時代とともに変化するものではありますが、今は、変化しているのではなく、放送に携わる人たちが急速に変えているのです。意図的な場合もあるように感じますし、正誤を気にしないから気づかないでいる場合もありますが、そうやって勝手にどんどん変えていることに対して私は腹を立てているのであり、実際、本当にいろいろな場面で困っているのですo(`д´)o。
 「○さんと△さんがおはなししている」「おはなししていただいて」「話しをする」「急流なところ」「かなり過酷の○○ですね」「出させていただいて」「○さんが来ていただいて」「あまり得点は伸びてこなさそうですか」「でしゃばらず、出なさすぎず」「1番売れています」「第1回目」「1番最初」など、ここ数年で定着した誤りがたくさんあります。
 おっと・・・、長くなりましたので、続きは後日ということでm(_ _)m。
コメント
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