かごに盛ってみた
だいぶ前に、「お席に限りが御座いますので必ず事前予約の上ご来場下さい。ご予約方法・ご連絡先につきましても同封いたしましたチラシをご覧ください」について、この「ご連絡先」は催しの案内状を送ってきた××社の予約専用電話×××-××××であり、「お客様がご予約なさるときの方法、××社の予約専用電話」だから「ご予約方法・連絡先」でいいと書いたのですが、先日、「向こうが『ご連絡』をする先なので、向こうの行動を示す敬語」というご指摘がありました。
そうですね、最初に案内状を見たとき、「ご連絡先」って何かなぁ、予約専用電話×××-××××しか書いてないけど・・・と思ったのですが、これを書いた人は「お客様が『ご連絡』をする先」というつもりで書いたのでしょうか。正直言って、私はそこには全く思い至りませんでした。だって、「ご予約方法・ご連絡先」とわざわざ言うほどのものは見当たらなかったのですから。はて? お客様の「ご連絡先」でないことは明白だし、自社の電話に「ご(お)」? まぁ何にせよ、この流れで「ご予約方法・ご連絡先」はくどいし分かりにくいと感じたのです。
もしも、予約専用電話とは別に問い合わせ等を受け付ける電話があって、その番号も大きく書いてあったとしたら「ご予約方法・ご連絡先」に大して疑問を持たなかったでしょうね。お客様がご予約なさるときの方法、お客様が問い合わせ等ご連絡なさるときの先(相手、電話番号)ということになりますが、その場合、予約専用電話の番号という情報は「ご予約方法」に含まれます。
しかし、それならそれで、「ご予約方法につきましても同封のチラシをご覧ください。なお、問い合わせ等ご連絡は×××-××※※までお願いいたします」と、「ご連絡先」とは何かちゃんと分かるように書いてほしいのですよ。いずれにせよ、この場合は違います。連絡先は××社の予約専用電話×××-××××ですから、「予約」と「連絡」は別々ではなく、実際は「予約の連絡」なのです。
ということは、「お客様がご予約なさるときの」+「方法・連絡先(電話番号)」、つまり、「ご予約方法・連絡先(電話番号)」ですから、わざわざ「連絡先」まで「ご連絡先」にする必要はないのです。この「ご連絡先」とは何なのか、そこを考えればもっとすっきりした書き方があると気づくはずです。
敬語は、ただ盛り込めばいいというものではありません。そのときの記事には「席に限りがございますので必ず事前にご予約なさったうえでご来場ください。予約方法・連絡先につきましても、同封いたしましたチラシをご覧ください」と、直前に「ご予約なさったうえで」と書けば「予約方法・連絡先」でいい、とも書きましたからね、私はそれぐらいシンプルでいいと思っています。
まぁ、そういうわけですが、今回これを書いて気づいたことがあります。「予約方法」に「連絡先(予約専用電話の番号)」という情報も含まれる、それなら「予約方法・連絡先」の「連絡先」も不要ですね。いっそのこと「席に限りがございますので、必ず事前にご予約なさったうえでご来場ください。予約方法につきましても、同封のチラシをご覧ください」にすればよかった、それで十分です。
ところで、以前、「○○さんご自作の△△」というのを聞いたことがあるのですが、「○○さん自作の△△」と言えばいいのですよ。プリンセスチューリップの女性が「来月お渡しできるご予定となっております」と言うのを聞いたこともありますが、「ご予定」は変ですね。何も考えないでやたら「ご(お)」を付けてくどくど言う人が多いのですが、「来月お渡しできる予定です」と言えばいいじゃないですくわぁ!
「ご社長はご不在のため、折り返しお電話差し上げるということでよろしいでしょうか」と言ったのは、芸能人ではなく、一般の人、二十歳の女性です。決してふざけているわけではありません。いつだったかテレビで見たのですが、秘書検定2級を取ったとかで、それなら、社長の留守中にかかってきた電話に応対するという設定でしゃべってみてと言われ、こう言いました。そこらじゅうにこういう人がいるから私の変な日本語アレルギーは悪化する一方なのですよ(^^;。
あ? 「過激派のかたって、いらっしゃるんですか」って言ったよね、「戦後70年 キーワードで比べてひも解く日本」という番組で、若い女性、アイドル? 「母の話なんですが、すごい霊感の強いかたで、看護師のお仕事をしていて」と言ったのは女性タレント。「掃除をしているそばでゴミを捨てていくかたがいらっしゃったのはとても残念でした」と言ったのは若い男性(アナウンサーもしくは記者)。謙虚に見せたい、品よく見せたい、気持ちは分かりますが、それは違いますよo(`д´)o!
だいぶ前に、「お席に限りが御座いますので必ず事前予約の上ご来場下さい。ご予約方法・ご連絡先につきましても同封いたしましたチラシをご覧ください」について、この「ご連絡先」は催しの案内状を送ってきた××社の予約専用電話×××-××××であり、「お客様がご予約なさるときの方法、××社の予約専用電話」だから「ご予約方法・連絡先」でいいと書いたのですが、先日、「向こうが『ご連絡』をする先なので、向こうの行動を示す敬語」というご指摘がありました。
そうですね、最初に案内状を見たとき、「ご連絡先」って何かなぁ、予約専用電話×××-××××しか書いてないけど・・・と思ったのですが、これを書いた人は「お客様が『ご連絡』をする先」というつもりで書いたのでしょうか。正直言って、私はそこには全く思い至りませんでした。だって、「ご予約方法・ご連絡先」とわざわざ言うほどのものは見当たらなかったのですから。はて? お客様の「ご連絡先」でないことは明白だし、自社の電話に「ご(お)」? まぁ何にせよ、この流れで「ご予約方法・ご連絡先」はくどいし分かりにくいと感じたのです。
もしも、予約専用電話とは別に問い合わせ等を受け付ける電話があって、その番号も大きく書いてあったとしたら「ご予約方法・ご連絡先」に大して疑問を持たなかったでしょうね。お客様がご予約なさるときの方法、お客様が問い合わせ等ご連絡なさるときの先(相手、電話番号)ということになりますが、その場合、予約専用電話の番号という情報は「ご予約方法」に含まれます。
しかし、それならそれで、「ご予約方法につきましても同封のチラシをご覧ください。なお、問い合わせ等ご連絡は×××-××※※までお願いいたします」と、「ご連絡先」とは何かちゃんと分かるように書いてほしいのですよ。いずれにせよ、この場合は違います。連絡先は××社の予約専用電話×××-××××ですから、「予約」と「連絡」は別々ではなく、実際は「予約の連絡」なのです。
ということは、「お客様がご予約なさるときの」+「方法・連絡先(電話番号)」、つまり、「ご予約方法・連絡先(電話番号)」ですから、わざわざ「連絡先」まで「ご連絡先」にする必要はないのです。この「ご連絡先」とは何なのか、そこを考えればもっとすっきりした書き方があると気づくはずです。
敬語は、ただ盛り込めばいいというものではありません。そのときの記事には「席に限りがございますので必ず事前にご予約なさったうえでご来場ください。予約方法・連絡先につきましても、同封いたしましたチラシをご覧ください」と、直前に「ご予約なさったうえで」と書けば「予約方法・連絡先」でいい、とも書きましたからね、私はそれぐらいシンプルでいいと思っています。
まぁ、そういうわけですが、今回これを書いて気づいたことがあります。「予約方法」に「連絡先(予約専用電話の番号)」という情報も含まれる、それなら「予約方法・連絡先」の「連絡先」も不要ですね。いっそのこと「席に限りがございますので、必ず事前にご予約なさったうえでご来場ください。予約方法につきましても、同封のチラシをご覧ください」にすればよかった、それで十分です。
ところで、以前、「○○さんご自作の△△」というのを聞いたことがあるのですが、「○○さん自作の△△」と言えばいいのですよ。プリンセスチューリップの女性が「来月お渡しできるご予定となっております」と言うのを聞いたこともありますが、「ご予定」は変ですね。何も考えないでやたら「ご(お)」を付けてくどくど言う人が多いのですが、「来月お渡しできる予定です」と言えばいいじゃないですくわぁ!
「ご社長はご不在のため、折り返しお電話差し上げるということでよろしいでしょうか」と言ったのは、芸能人ではなく、一般の人、二十歳の女性です。決してふざけているわけではありません。いつだったかテレビで見たのですが、秘書検定2級を取ったとかで、それなら、社長の留守中にかかってきた電話に応対するという設定でしゃべってみてと言われ、こう言いました。そこらじゅうにこういう人がいるから私の変な日本語アレルギーは悪化する一方なのですよ(^^;。
あ? 「過激派のかたって、いらっしゃるんですか」って言ったよね、「戦後70年 キーワードで比べてひも解く日本」という番組で、若い女性、アイドル? 「母の話なんですが、すごい霊感の強いかたで、看護師のお仕事をしていて」と言ったのは女性タレント。「掃除をしているそばでゴミを捨てていくかたがいらっしゃったのはとても残念でした」と言ったのは若い男性(アナウンサーもしくは記者)。謙虚に見せたい、品よく見せたい、気持ちは分かりますが、それは違いますよo(`д´)o!