癒やし効果
「はっきりとその原因がよく分かっていないんですね」と言ったのはNHKのアナウンサー、「一目で分かりやすくなっている」は「スマステ」のナレーション、「何一つ従業員を守ろうとしませんでした」は「世界法廷ミステリー6」のナレーション。もう・・・ため息しか出ませんよ。やっつけで仕事をしているからこうなるのか、それとも、ちゃんと考えてもこうなるのか・・・。
「はっきりと原因が分かっていないんですね」もしくは「原因がよく分かっていないんですね」、「一目で分かるようになっている」もしくは「分かりやすくなっている」、三つ目は、「何一つ」に大事な意味があるのなら「何一つ従業員を守るための具体策を講じようとしませんでした」とかね。でも、それは長すぎだ、もっと簡単でいいというのなら、「全く従業員を守ろうとしませんでした」です。
「元気がなかったのは、私のことだったんだよね」はハウスメーカーのCMで流れるセリフですが、もやもやしますねぇ。「元気がなかったのは私だったんだよね」が自然な日本語です。「私のこと」と続けたいのなら「元気がなかったって、(それは)私のことだったんだよね」です。CMですから複数の人が吟味しているのではないかと思いますが、それでなぜこうなるのか。そのまま言っている深津絵里は、疑問を感じなかったのか、変だと思ってもそうするしかなかったのか、どっち?
「全戸を買い上げると200億円、工事3年半を要する」は「とくダネ!」で見たテロップです。「全戸買い上げの費用200億円、工事3年半」ならまだ「工事3年半」でもいいのですが、これはやはり「全戸を買い上げると200億円、工事には3年半を要する」でしょ。たった2文字ですよ、「には」をなぜ削る?
そして、「納豆の健康に目を付けて」は「とくダネ!」で聞いたナレーションですが、何だか随分慌てた感じですよ、「納豆の健康」って何ですかね、それを言うなら「納豆の健康効果」でしょ。たった2文字ですよ、「効果」を入れることがなぜできない? だれもチェックしないの? 全くもぉ~、手を抜くんじゃないよo(`д´)o!
「今や押しも押されぬ人気スポットに」「向きを変えることもできずにピンチ」はちょっと前に聞いた「とくダネ!」のナレーションですが、相変わらずですね。平成24年度の国語に関する世論調査で「押しも押されぬ」が取り上げられ、番組でも触れたはずですが、小倉智昭が「押しも押されぬ」を広めた張本人だから直すに直せないか┐( ̄д ̄)г。「~できずに」も、スタッフ全員、小倉智昭の影響をもろに受けちゃっています。
ある日の「報ステ」で、番組冒頭、天空の城として人気の竹田城跡の様子が映し出され、もやが金色に光り、画面左上に「午後6時ごろ」と書いてあったのできれいな夕日だなぁと思っていたら、古舘伊知郎が「朝もやの~、金色に~」とか言って、へ? 朝もや? そういえば、よく晴れた早朝に行くのがいいとか・・・、じゃぁ、「午後6時ごろ」って何? 誰かミスってる?
その程度のミスはいいですけど、人の名前や写真を間違えたらだめでしょ。でも、たまにありますよね。昨年10月29日、テレ朝が、タイで薬物所持などの容疑で日本人4人が逮捕されたことを「ANNニュース」や「報道STATION SUNDAY」で報じた際に容疑者とは別人の写真を出したと明らかにして謝罪したのですが、「確認が不十分だった」なんていつものことでしょ!? テレ朝に限らず、ミスが多すぎない?
放送業界の日本語のおかしさはミスと呼べる域をはるかに超えていて、完全に開き直り、もっと言えば、わざとやっているのではないかと思うことも多々あります。信じられないような事件の報道も続きますから、日本人の精神的ありようもだいぶレベルダウンしているのでしょうか。まぁね、そんなのは昔からだ、それが実態だ、ということかもしれませんが、日本人の誇りなんてどこかへ吹っ飛んでしまいました。
さて、余談ですが、フライドチキンを食べたくてお店に行ったときのこと・・・、入り口は、左が駐車場へ進むレーン、右がドライブスルーで、私は左を進んだのですが、ドライブスルーの“注文する場所”に止まっている車がこちらを向いていて、運転席のおじいさんではなく、助手席のおばあさんが注文をしていました。出口から入り、注文の品を渡す窓をスルーしたみたいで、れっきとした逆走ですよ。当然そのままスルーというわけにはいかず、おじいさんは車を駐車場に、おばあさんは店内に( ̄・ ̄)。
「はっきりとその原因がよく分かっていないんですね」と言ったのはNHKのアナウンサー、「一目で分かりやすくなっている」は「スマステ」のナレーション、「何一つ従業員を守ろうとしませんでした」は「世界法廷ミステリー6」のナレーション。もう・・・ため息しか出ませんよ。やっつけで仕事をしているからこうなるのか、それとも、ちゃんと考えてもこうなるのか・・・。
「はっきりと原因が分かっていないんですね」もしくは「原因がよく分かっていないんですね」、「一目で分かるようになっている」もしくは「分かりやすくなっている」、三つ目は、「何一つ」に大事な意味があるのなら「何一つ従業員を守るための具体策を講じようとしませんでした」とかね。でも、それは長すぎだ、もっと簡単でいいというのなら、「全く従業員を守ろうとしませんでした」です。
「元気がなかったのは、私のことだったんだよね」はハウスメーカーのCMで流れるセリフですが、もやもやしますねぇ。「元気がなかったのは私だったんだよね」が自然な日本語です。「私のこと」と続けたいのなら「元気がなかったって、(それは)私のことだったんだよね」です。CMですから複数の人が吟味しているのではないかと思いますが、それでなぜこうなるのか。そのまま言っている深津絵里は、疑問を感じなかったのか、変だと思ってもそうするしかなかったのか、どっち?
「全戸を買い上げると200億円、工事3年半を要する」は「とくダネ!」で見たテロップです。「全戸買い上げの費用200億円、工事3年半」ならまだ「工事3年半」でもいいのですが、これはやはり「全戸を買い上げると200億円、工事には3年半を要する」でしょ。たった2文字ですよ、「には」をなぜ削る?
そして、「納豆の健康に目を付けて」は「とくダネ!」で聞いたナレーションですが、何だか随分慌てた感じですよ、「納豆の健康」って何ですかね、それを言うなら「納豆の健康効果」でしょ。たった2文字ですよ、「効果」を入れることがなぜできない? だれもチェックしないの? 全くもぉ~、手を抜くんじゃないよo(`д´)o!
「今や押しも押されぬ人気スポットに」「向きを変えることもできずにピンチ」はちょっと前に聞いた「とくダネ!」のナレーションですが、相変わらずですね。平成24年度の国語に関する世論調査で「押しも押されぬ」が取り上げられ、番組でも触れたはずですが、小倉智昭が「押しも押されぬ」を広めた張本人だから直すに直せないか┐( ̄д ̄)г。「~できずに」も、スタッフ全員、小倉智昭の影響をもろに受けちゃっています。
ある日の「報ステ」で、番組冒頭、天空の城として人気の竹田城跡の様子が映し出され、もやが金色に光り、画面左上に「午後6時ごろ」と書いてあったのできれいな夕日だなぁと思っていたら、古舘伊知郎が「朝もやの~、金色に~」とか言って、へ? 朝もや? そういえば、よく晴れた早朝に行くのがいいとか・・・、じゃぁ、「午後6時ごろ」って何? 誰かミスってる?
その程度のミスはいいですけど、人の名前や写真を間違えたらだめでしょ。でも、たまにありますよね。昨年10月29日、テレ朝が、タイで薬物所持などの容疑で日本人4人が逮捕されたことを「ANNニュース」や「報道STATION SUNDAY」で報じた際に容疑者とは別人の写真を出したと明らかにして謝罪したのですが、「確認が不十分だった」なんていつものことでしょ!? テレ朝に限らず、ミスが多すぎない?
放送業界の日本語のおかしさはミスと呼べる域をはるかに超えていて、完全に開き直り、もっと言えば、わざとやっているのではないかと思うことも多々あります。信じられないような事件の報道も続きますから、日本人の精神的ありようもだいぶレベルダウンしているのでしょうか。まぁね、そんなのは昔からだ、それが実態だ、ということかもしれませんが、日本人の誇りなんてどこかへ吹っ飛んでしまいました。
さて、余談ですが、フライドチキンを食べたくてお店に行ったときのこと・・・、入り口は、左が駐車場へ進むレーン、右がドライブスルーで、私は左を進んだのですが、ドライブスルーの“注文する場所”に止まっている車がこちらを向いていて、運転席のおじいさんではなく、助手席のおばあさんが注文をしていました。出口から入り、注文の品を渡す窓をスルーしたみたいで、れっきとした逆走ですよ。当然そのままスルーというわけにはいかず、おじいさんは車を駐車場に、おばあさんは店内に( ̄・ ̄)。