じゃれ合っている?
「情報7daysニュースキャスター」を見ていたら、別れ話がこじれて女性が男性を殺害したという事件について、二人がもめているのを見たという若い男性が「男性と女性がもめ合ってて」と言い、「もめ合ってて」というテロップが出ました。「もめ合ってて」なんて初めて聞きましたし、それをそのまま文字で見るなんて・・・( ̄д ̄)!
考えてみてください、「殴り合う」とは言いますが、「けんかし合う」なんて言いませんよね。AがBを殴った、BもAを殴った、ぼかすか殴り合った、これは「AとBがけんかして」ですね、「けんかし合って」とは言いません。「戦う」も「戦い合う」なんて言いませんね。同様に「もめる」は「もめる」ですよ、「男性と女性がもめていて」でしょ!
もしかして、「もみ合う」と混同しているのか? 「もめる」と「もみ合う」が交ざったのかも。刑事ドラマには「もみ合っているうちに」というセリフがよく出てきますよね、階段の近くでもみ合うと必ずどちらかが転落して死にます。あるいは、もみ合っているうちに転倒した人が硬いものに頭をぶつけて死にます。でも、この目撃者はそういう場面を見たわけではありませんよ。
殴り合いといえば、こんなことがありました。「中国・重慶のバス転落事故、原因は乗客と運転手の殴り合い 13人犠牲」という見出しを見て、走行中に殴り合い? と思いつつ記事(2018/11/2 15:35 産経新聞)を読むと「転落の原因は乗客と乗客の殴り合いだったとする調査結果を」で、なんだ、やっぱり乗客どうしの殴り合いかと納得。でも、その後、「乗客の女性と男性運転手が車内で口論となり、殴り合いを始めた」と続き、どっち? で、皆さんご存じのとおり、もめたのは乗客と運転手でした。
「別れた夫婦が揉め合うことが増えています」(2018/11/21 9:00 現代ビジネス)を見たときは、驚き、あきれました ┐( ̄д ̄)г。これは養育費に関するもめごとで、取っ組み合いに発展したわけではなさそうです。したがって、「もみ合う」との混同とかいうことではありません。これを書いた人は「もめる」の意味を分かっていませんね、「別れた夫婦がもめることが増えています」でしょ!
そういえば、随分前に何かの番組で「スープが麺に絡み合う」というナレーションを聞いたことがありますが、すっごく気持ち悪いですね( ̄д ̄)。麺がぐちゃぐちゃに絡み合ってだんごになる、なんていうことならあるかも・・・、いや、ないない、それも気持ち悪いから! これは「スープが麺に絡む」でしょ! 本当にスープが麺に絡むのは細麺らしいね(⌒_⌒)。
「後方から勢いよく飛ばしてくる違反車といかにして巡り合うか…それが高速道路における覆面パトカーの取り締まり手順」(ラジオライフ.com)は、「巡り合う」ではなく「巡り会う」ですね。覆面パトカー(警察官)がパトロール、つまり、高速道路を巡り、違反車(違反者)に出会うわけで、「~合う」とは意味が違いますから、変換候補にあるからって何も考えないで確定してはいけませんよ。
ところで、2014年に「『腐った物を放置させる』と言ったのはフジの山崎夕貴アナ」と書いたことがあって、「フジテレビアナウンサー」で検索したら「山崎夕貴」だったのでそう書いたのですが、最近になって「山﨑夕貴」を見掛け、本当は「﨑」なのか、改めて念入りに調べてみたら「山﨑夕貴(やまさき ゆき)」でした。ちなみに、山崎樹範(やまざき しげのり)は「崎」のようです。
10年ほど前、同じ職場にいた「やまざき」さん(20代後半)に「『さき』は『立』ですか『大』ですか?」と聞いたら、「へ?」という反応で、紙に両方書いてどちらなのか尋ねたら、「えぇ~、知らない、『﨑』って何? そんなんあったん? 『山崎』て書いてるし、判こも『山崎』やけど」と言いました。後日、その「やまざき」さんから「母に聞いたら『山﨑』なんやって、今まで知らんかったわ」という報告を受けましたが、自分の名前ですらこうなのですから、もうどっちでもいいのか?
「情報7daysニュースキャスター」を見ていたら、別れ話がこじれて女性が男性を殺害したという事件について、二人がもめているのを見たという若い男性が「男性と女性がもめ合ってて」と言い、「もめ合ってて」というテロップが出ました。「もめ合ってて」なんて初めて聞きましたし、それをそのまま文字で見るなんて・・・( ̄д ̄)!
考えてみてください、「殴り合う」とは言いますが、「けんかし合う」なんて言いませんよね。AがBを殴った、BもAを殴った、ぼかすか殴り合った、これは「AとBがけんかして」ですね、「けんかし合って」とは言いません。「戦う」も「戦い合う」なんて言いませんね。同様に「もめる」は「もめる」ですよ、「男性と女性がもめていて」でしょ!
もしかして、「もみ合う」と混同しているのか? 「もめる」と「もみ合う」が交ざったのかも。刑事ドラマには「もみ合っているうちに」というセリフがよく出てきますよね、階段の近くでもみ合うと必ずどちらかが転落して死にます。あるいは、もみ合っているうちに転倒した人が硬いものに頭をぶつけて死にます。でも、この目撃者はそういう場面を見たわけではありませんよ。
殴り合いといえば、こんなことがありました。「中国・重慶のバス転落事故、原因は乗客と運転手の殴り合い 13人犠牲」という見出しを見て、走行中に殴り合い? と思いつつ記事(2018/11/2 15:35 産経新聞)を読むと「転落の原因は乗客と乗客の殴り合いだったとする調査結果を」で、なんだ、やっぱり乗客どうしの殴り合いかと納得。でも、その後、「乗客の女性と男性運転手が車内で口論となり、殴り合いを始めた」と続き、どっち? で、皆さんご存じのとおり、もめたのは乗客と運転手でした。
「別れた夫婦が揉め合うことが増えています」(2018/11/21 9:00 現代ビジネス)を見たときは、驚き、あきれました ┐( ̄д ̄)г。これは養育費に関するもめごとで、取っ組み合いに発展したわけではなさそうです。したがって、「もみ合う」との混同とかいうことではありません。これを書いた人は「もめる」の意味を分かっていませんね、「別れた夫婦がもめることが増えています」でしょ!
そういえば、随分前に何かの番組で「スープが麺に絡み合う」というナレーションを聞いたことがありますが、すっごく気持ち悪いですね( ̄д ̄)。麺がぐちゃぐちゃに絡み合ってだんごになる、なんていうことならあるかも・・・、いや、ないない、それも気持ち悪いから! これは「スープが麺に絡む」でしょ! 本当にスープが麺に絡むのは細麺らしいね(⌒_⌒)。
「後方から勢いよく飛ばしてくる違反車といかにして巡り合うか…それが高速道路における覆面パトカーの取り締まり手順」(ラジオライフ.com)は、「巡り合う」ではなく「巡り会う」ですね。覆面パトカー(警察官)がパトロール、つまり、高速道路を巡り、違反車(違反者)に出会うわけで、「~合う」とは意味が違いますから、変換候補にあるからって何も考えないで確定してはいけませんよ。
ところで、2014年に「『腐った物を放置させる』と言ったのはフジの山崎夕貴アナ」と書いたことがあって、「フジテレビアナウンサー」で検索したら「山崎夕貴」だったのでそう書いたのですが、最近になって「山﨑夕貴」を見掛け、本当は「﨑」なのか、改めて念入りに調べてみたら「山﨑夕貴(やまさき ゆき)」でした。ちなみに、山崎樹範(やまざき しげのり)は「崎」のようです。
10年ほど前、同じ職場にいた「やまざき」さん(20代後半)に「『さき』は『立』ですか『大』ですか?」と聞いたら、「へ?」という反応で、紙に両方書いてどちらなのか尋ねたら、「えぇ~、知らない、『﨑』って何? そんなんあったん? 『山崎』て書いてるし、判こも『山崎』やけど」と言いました。後日、その「やまざき」さんから「母に聞いたら『山﨑』なんやって、今まで知らんかったわ」という報告を受けましたが、自分の名前ですらこうなのですから、もうどっちでもいいのか?