どこで寝ようと自由
「猫は自由を奪われる行動を苦手としています」（2019/11/14 12:00 ねこちゃんホンポ）って Ψ(｀^´)Ψ。「苦手としています」の主語は「猫は」で、何が苦手なのかというと、自由を奪われることです。猫の自由を奪うのは人間ですから、そういう人間の行動を苦手としているのです。よって、「猫は自由を奪われるのを苦手としています」ですね。あるいは、「行動」と書きたいなら「猫は自由を奪うような行動を苦手としています」で、ぎりぎり分かるでしょうかね。
「食事時や排泄中はあまり人に見られたり、ましてや体に触れられるなどという行為はストレスになる可能性があるのです」（2019/11/23 21:00 ねこちゃんホンポ）も同じライターで、主体を意識しないで書いているようです。猫を見る、猫に触れるという「行為」の主体は人間です。「見られる」「触れられる」なら「食事時や排泄中は、人に見られたり、ましてや、体に触れられるのはストレスになる可能性があるのです」でしょ！
「切り方一つで興味を引いてもらう」と言ったのはテレビで見た料理人ですが、もちろん「興味を引く」が正解ですよ、「～ていただく」「～てもらう」が口癖になっているのかな？ それとも、テレビだから？ 「興味を引いてもらうために新しいのを入れる」は一般の人が書いたものですが、みんないいかげんですね。「興味を引くために」か、どうしても「～てもらう」と言いたいのなら「興味を持ってもらうために」ですよ。
以下はすべて一般の人が書いたものです。「お母さんは全く相手にしてもらえません」は、これを書いた人のお母さんが周囲から無視されているという話ではなく、「お母さんは全く相手にしてくれません」と書かなければいけない内容でした。「相手にしてもらえません」と書きたいのなら「お母さんには全く相手にしてもらえません」でしょ！ 日本人なら何も考えなくても区別できるはずの「～てくれる」「～てもらう」ですが・・・（￣＂￣）。
「義姉の子供が産まれてから私の子供は義実家には可愛がってもくれなくなりました」は逆ですね、「義姉の子どもが生まれてから、私の子どもは義父母にはかわいがってもらえなくなりました」でしょ！ しかし、気になるのは「可愛がっても」の「も」です。「厚かましさに程がある」という文を見たことがありますが、「厚かましさにも程がある」が正しいわけで、「も」に大きな意味があるのです。
「かわいがってもくれない」という書き方に気持ちが表れている、例えば、以前は私の子どもをとてもかわいがってくれて、何かにつけ贈り物をたくさんくれたのに何もくれなくなった・・・とかね、そうなると「義姉の子どもが生まれてから、義父母は私の子どもをかわいがってもくれなくなりました」ですね。
「～てくれる」「～てくださる」と言わないで「～ていただく」と言う人ばかりになり、「～していただく」なのに「～させていただく」と言ったり書いたりする人まで大勢いて、もはや“主体は誰なのか”を意識することもなくなっているようですが、簡単ですよ、「○さんが～てくれる」「○さんが～てくださる」「○さんに～ていただく」ですよ。そして、「○さんに～していただく」「私が～させていただく」です。
「彼もあの女なんで呼んだの？と言われましたが、私が仲良かった3年とは別人でとても優しくてきづかいができる人でした」って（￣д￣）！ 「彼からも『あの女、なんで呼んだの？』と言われましたが、仲良くしていた３年間はとても優しくて気遣いのできる人でしたから、まるで別人です」でしょ！ 「彼も～と言われましたが」なんて書いたら、周囲の人たちから「あの女、なんで呼んだの？」と言われたことになりますよ <(￣д￣)>。
「何も言わずに後ろの人は抜かされてしまいました。抜かされた瞬間に気付き元に戻ろうと狭い中すいませんっと抜かされた人に言ったら、後ろに並べ！っと言われました」って（￣д￣）！ 「抜かされた」の主体が揺れています。「何も言わずに後ろの人が抜かしてしまいました。抜かされた瞬間に気付き、『すいません』と抜かした人に言って元に戻ろうとしたら『後ろに並べ！』と言われました」ですね。
「義母は玄関に入り扉を閉めて佇んでいます。娘が玄関まで見に来たら玄関で遊んだり、そのまま娘と庭へ行って、義母を外へ連れて行きます」は“書いた人の義母”と“書いた人の娘”が登場するのですが、最後の「義母を」って？ 「義母は玄関に入り扉を閉めてたたずんでいます。娘が玄関へ見に来たら、玄関で遊んだり、そのまま娘と庭へ行ったり外へ行ったりします」でしょうか。ちゃんと主体を意識しないと、読み手にすんなり伝わる文章になりませんよ（￣＂￣）。
「猫は自由を奪われる行動を苦手としています」（2019/11/14 12:00 ねこちゃんホンポ）って Ψ(｀^´)Ψ。「苦手としています」の主語は「猫は」で、何が苦手なのかというと、自由を奪われることです。猫の自由を奪うのは人間ですから、そういう人間の行動を苦手としているのです。よって、「猫は自由を奪われるのを苦手としています」ですね。あるいは、「行動」と書きたいなら「猫は自由を奪うような行動を苦手としています」で、ぎりぎり分かるでしょうかね。
「食事時や排泄中はあまり人に見られたり、ましてや体に触れられるなどという行為はストレスになる可能性があるのです」（2019/11/23 21:00 ねこちゃんホンポ）も同じライターで、主体を意識しないで書いているようです。猫を見る、猫に触れるという「行為」の主体は人間です。「見られる」「触れられる」なら「食事時や排泄中は、人に見られたり、ましてや、体に触れられるのはストレスになる可能性があるのです」でしょ！
「切り方一つで興味を引いてもらう」と言ったのはテレビで見た料理人ですが、もちろん「興味を引く」が正解ですよ、「～ていただく」「～てもらう」が口癖になっているのかな？ それとも、テレビだから？ 「興味を引いてもらうために新しいのを入れる」は一般の人が書いたものですが、みんないいかげんですね。「興味を引くために」か、どうしても「～てもらう」と言いたいのなら「興味を持ってもらうために」ですよ。
以下はすべて一般の人が書いたものです。「お母さんは全く相手にしてもらえません」は、これを書いた人のお母さんが周囲から無視されているという話ではなく、「お母さんは全く相手にしてくれません」と書かなければいけない内容でした。「相手にしてもらえません」と書きたいのなら「お母さんには全く相手にしてもらえません」でしょ！ 日本人なら何も考えなくても区別できるはずの「～てくれる」「～てもらう」ですが・・・（￣＂￣）。
「義姉の子供が産まれてから私の子供は義実家には可愛がってもくれなくなりました」は逆ですね、「義姉の子どもが生まれてから、私の子どもは義父母にはかわいがってもらえなくなりました」でしょ！ しかし、気になるのは「可愛がっても」の「も」です。「厚かましさに程がある」という文を見たことがありますが、「厚かましさにも程がある」が正しいわけで、「も」に大きな意味があるのです。
「かわいがってもくれない」という書き方に気持ちが表れている、例えば、以前は私の子どもをとてもかわいがってくれて、何かにつけ贈り物をたくさんくれたのに何もくれなくなった・・・とかね、そうなると「義姉の子どもが生まれてから、義父母は私の子どもをかわいがってもくれなくなりました」ですね。
「～てくれる」「～てくださる」と言わないで「～ていただく」と言う人ばかりになり、「～していただく」なのに「～させていただく」と言ったり書いたりする人まで大勢いて、もはや“主体は誰なのか”を意識することもなくなっているようですが、簡単ですよ、「○さんが～てくれる」「○さんが～てくださる」「○さんに～ていただく」ですよ。そして、「○さんに～していただく」「私が～させていただく」です。
「彼もあの女なんで呼んだの？と言われましたが、私が仲良かった3年とは別人でとても優しくてきづかいができる人でした」って（￣д￣）！ 「彼からも『あの女、なんで呼んだの？』と言われましたが、仲良くしていた３年間はとても優しくて気遣いのできる人でしたから、まるで別人です」でしょ！ 「彼も～と言われましたが」なんて書いたら、周囲の人たちから「あの女、なんで呼んだの？」と言われたことになりますよ <(￣д￣)>。
「何も言わずに後ろの人は抜かされてしまいました。抜かされた瞬間に気付き元に戻ろうと狭い中すいませんっと抜かされた人に言ったら、後ろに並べ！っと言われました」って（￣д￣）！ 「抜かされた」の主体が揺れています。「何も言わずに後ろの人が抜かしてしまいました。抜かされた瞬間に気付き、『すいません』と抜かした人に言って元に戻ろうとしたら『後ろに並べ！』と言われました」ですね。
「義母は玄関に入り扉を閉めて佇んでいます。娘が玄関まで見に来たら玄関で遊んだり、そのまま娘と庭へ行って、義母を外へ連れて行きます」は“書いた人の義母”と“書いた人の娘”が登場するのですが、最後の「義母を」って？ 「義母は玄関に入り扉を閉めてたたずんでいます。娘が玄関へ見に来たら、玄関で遊んだり、そのまま娘と庭へ行ったり外へ行ったりします」でしょうか。ちゃんと主体を意識しないと、読み手にすんなり伝わる文章になりませんよ（￣＂￣）。
