◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「読むに耐えられるもの」って?

2009-04-01 20:33:41 | 電子書籍(でじたる書房)
                        出たっ!
 はい、今日も重複の例です。でも、これはちょっと複雑ですよ。「読むに耐えられるものでないと」・・・ですよ、・・・どうですか? 最近は漢字の使い分けということをよく聞くようになったので、「耐」は間違いだとすぐに分かったかたも多いと思いますが、そうですね、まず、「耐える」ではなく「堪える」です。
 「読むに堪える」の意味は「読むだけの値打ちがある」、つまり、最後まで読めるものだということです。「読める」ですよ、あまりにもつまらなくて途中で読むのが嫌になって放り出してしまう、少なくともそんなものではない、ちゃんと最後まで読めるということです。意味が「読める」なのですから、「たえられる」ではなく「たえる」、正しくは「読むに堪えるものでないと」です。
 「読むに堪えない」ものは、読むだけの値打ちがない、そんなものを最後まで読むなんて苦痛だ、時間の無駄だ、それを我慢して最後まで読むなんて嫌だ、そんなこと、私には耐えられない、ということなら「耐えられない」ですけれど、どうにかこうにか耐えられる、何とか我慢して読むことはできそうなもの、あぁ、そういう意味か・・・( ̄ー ̄)ニシシ。
 耳に入る、目に入る、そして、あなたが話している日本語がおかしいことに気づいていますか? 『ちゃんとしゃべれ!』-スーパースプレッダーに気をつけて-は、専用端末で読むのではなく、あなたがいつも使っていらっしゃるコンピューター、つまり、パソコンで読む電子書籍です。読むに堪えるものかどうかは・・・まぁ読んでみてください(⌒・⌒)。

 これよりしばらく更新を休みます。再開は・・・多分、4月下旬・・・あるいは5月・・・すみません、再開したらまた見に来てくださいね、お願いします。

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