ニセコの曽我という場所の畑のど真ん中に小さなストーンサークルがあります。今朝、長期村の「旅プログラム 1泊2日 ニセコチーム」の子ども達と行って来ました。
このストーンサークルは、私はずいぶんと前から時々訪れています。そして、これが何に使われたのか、想像をめぐらせて来ました。何度目かに 私を開眼させてくれた、また別の恩人の一人、JUJUの一行と出かけたのですが、その折、チャネラーでもある彼女が あることに気がつき、それを皆で確かめたところ、「これは間違いないだろう」という結論に達したのです。
ストーンサークルは、上記の写真より近くによると・・・
こんな形をしています。 中央に直径1mちょっとのサークルがあり、目だった腰掛くらいの石が中央円の南側にあります。この位置を基準にすると、東西南北にも小さな石が円形に形作られています。しかし、東側のサークルは、持ち去られたのか、原型がわかりにくくなっています。
もっと、近くに寄ると・・・
中央の円の中に斜めの石が配置され、腰掛のような石の前に、外側の円より内側に石が配置されています。 この発掘調査では、人骨も出たそうなので墳墓説が有力なのですが、日時計説、天体観測説、祭事場説などがあります。しかし、小さいつくりなので、何らかの祭事に使われたというほうが、わかりやすそうです。しかし、何の祭事かは推測、語られてはいないようです。
このサークルは、全体に小屋が掛けられていたのではないかと思われます。南北にほぼ正確に基準がとられている椅子と背もたれのようなベット石・・・これは一体何を意味するのか・・・???
試しに 腰掛石に座ってみます。 膝を支えに前かがみになると安定がよく、かがんだような姿勢が取りやすくなります。
背もたれ石に仰向きに寝そべってみると、頭には枕のような石があたります。
足は、少しカエルのように屈折させて、足の裏をかけることができる石が左足にありますが、右にはありません。これは、たぶん、同じような位置に右足用の石があった思われます。
この姿勢は・・いったい何だ・・・???
みなさん、イメージしてください。
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腰掛椅子は、産婆さん用・・・
斜めのベット石は、出産する妊婦さん用・・・
つまりですね、これは 出産するための場所ではなかったかと推論できます。
これを再現してみると、次のようになります。
と、子ども達の前で実演し、生命教育をする 産婆役の私と妊婦役のSと赤ちゃん役の子どものSでした。