今朝起きると同時に「確信」を感じたことがありました。夢の中で見てたんでしょうね。
ここのところ、これまで考えていた「自然体験活動の意義」を見直さないといけないなと逡巡していました。 「自然体験活動の意義を自分なりに見つけなさい」・・「ただ、私が子どもの頃に楽しかったことを今の子ども達に伝えたい、だけの思いでは、プロじゃあないよ。」 自分なりにしっかりと説明できるようにしないさいと 若いスタッフには言っています。
「なぜ?何のために、私たちは自然体験活動にこだわっているのか?」
その理由づけは、経験を積み重ねるほどに、変化があっても構いません。
が・・、かく言う私も、これまでの論法
生物は進化の過程で獲得してきた、生きるための特質化した能力を持つ
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好奇心はヒトが持って生まれた、生きるための最も特徴的な能力
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この好奇心を健全に育成することが、とても大切
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自然は、好奇心を刺激するのにとてもいい
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好奇心を刺激するとは、感性を刺激すること
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その先には、他者(自然や人)を大切にする心がはぐくまれる
さらには、情報過多社会の中で「何が大切・・・何が自分に、社会に、自然に大切洞察力や直観力が養われる。
だったんですが・・・・、社会が目まぐるしく変化し、未来への不安が一方では漠然と高まり続ける世の中にあって、この真理性は基盤としつつもどこかしっくりといかなくなっていました。自分なりに「自然体験活動の意義や求めてゆく方向」について考えていました。
この三月・・中頓別のテキストづくりに忙殺されながら、それも一人でする仕事が多く・・
月末になり、阿寒観光協会のガイドチーム「阿寒湖ウォーカーズ」さん五人と過ごし、山村留学生の卒業式や送別会を経て・・・それまで、ぼんやりしていた目標性が明確になりました。
それは、自然体験活動を通じた「コミュニティづくり」です。
これは元々、初めからのコンセプトのひとつですが、今改めて、クローズアップすべき事柄であると、確信した朝でした。
(写真は今朝の朝食風景)