10話の予想は見事にはずれましたね。
大ホラ吹いてすいません。
脚本:賀東招二 絵コンテ・演出:高雄統子 作画監督:西屋太志
らき☆すたはこの話のために見てきたようなものなので、
後半はかなり魅入ってしまいました。
4話、15話辺りで気になったカットが繋がってきてテンションMAX。母親ネタに集中していたのでこの辺からエピソードが始まるのが凄くうれしかった。この辺は予想が当たって注目してた甲斐があったなぁ、という感慨深さがあって個人的には満足のいく演出でした。15話の担当は今回と同じ高雄さんですね。やはりこの時から狙っていたんでしょうか。カットの意味合いがいまひとつ理解できてないのが残念。
回想シーンは音楽も力入ってて満足。
回想シーンで一番凄いと思ったのは、父&母の出来事がこなたたちが通った日常に繋がっていること。みんなでこなたの買い物に付き合ったり、海に行ったり料理を作ったりポニーテールにしたり、そうした日常の出来事がこの回想シーンに集約されていて、今までの日常話を楽しんでいたほど、このシーンへの思い入れは強いのではないかと思いました。12話の脚本は今回と同じく賀東さんですが、あの回でこなた父たちが『プロットが通った』みたいな話がされていて、こなたがお茶を持ってくるシーンがあったと思うんですが、そのシーンと回想のかなたが父に夜食を持っていくシーンなどが繋がってきていて、今までの日常と過去とを対比させることで互いに作用しあってる面白い演出だなぁ、と思いました。もう少し繋がりを強められるカットだったらわかりやすくて良かったかも。こうした過去の話を魅せつつ、現在のこなたたちの日常にある種の尊さを持たせることができる演出がいい、と言えばいいのかなぁ。賀東さんがこの話で起用されることが前提で12話の脚本があったのかなぁ、と思いました。
かなたとこなたが似ている、父とこなたの趣味が同じ、というのも重要なポイントかな。
実は私が気づかなかっただけで他にももっと色々手掛かりがあったのかもしれません。
繰り返す日常も振り返れば輝かしいもの。らき☆すたの最終回でも差し支えないまとめ方だと思います。まあ、でも、やっぱこなたたちで締めなければならないと思いますけどね。あと、やっぱ京アニはこうだよなぁ!というものを見せてもらえたんで、その点でも満足です。
少し引っかかるのがこなたのしてるゲームですかね。無音でコントローラーカチャカチャやってるのはちょっと勿体無かったかなぁ、と。私はギャルゲーとかでもやらせて、母親と関係あるようなゲームをやらせるんじゃないか、とか深読みしてたんですがそんなことは無かった。
このゆたかを風呂に行かせてからの流れは読んでいた流れなだけに楽しめたんだけど、上に挙げたところだけでなくて他にも勿体無いなぁ、と感じるところも少なくて絶賛できないのが個人的には悩ましい。例えばこなたの扱い方とかかなた登場の流れとかかなたに視線を送る父とかね。その辺はちょっと気になっちゃいました。ただ、回想パートなどの繋げ方は素直によかったと思います。かなたがきた、というかなたのいる世界を表現するような処理がかなた視点を大事にしていていいな、とも思いました。高雄さんのこれからに期待。
今回は他にAパート最後あたりのつかさのネタとか他にも目に付いたところが。つかさのアレはいい加減アドリブなのか脚本なのかコメントが欲しいところです。まあ、ラジオも関係資料も目を通してないんでアレなんですが(苦笑)
西屋作監回だからか、それとも原画の方なのかはちょっとわかりませんが、中抜いた芝居が入ってるんですが、なかなかきまってくれない感じ。かがみが電話してるところとか長回しで芝居を見せたいんだと思いますが、どうもそういうわけでもないらしく、らしくないなぁ、と感じます。こなたが虫を叩いてるところはちょっと面白いと思いましたが。ケレン味のあるカットを入れることでこなたのすばやい動きを表現してました。少なくとも今まではあまり見せた事のない作画だったと思います。手の誇張などがkanon 13話などで見せた舞のアクションシーンと印象が似てるので、大藤佐恵子さんor唐田洋さんor内藤直さんのどなたかかなぁ。今回も割りと手を動かしていましたね。
さて、残り2話。次回はなんとヤマカン・待田脚本らしい。期待。
大ホラ吹いてすいません。
脚本:賀東招二 絵コンテ・演出:高雄統子 作画監督:西屋太志
らき☆すたはこの話のために見てきたようなものなので、
後半はかなり魅入ってしまいました。
4話、15話辺りで気になったカットが繋がってきてテンションMAX。母親ネタに集中していたのでこの辺からエピソードが始まるのが凄くうれしかった。この辺は予想が当たって注目してた甲斐があったなぁ、という感慨深さがあって個人的には満足のいく演出でした。15話の担当は今回と同じ高雄さんですね。やはりこの時から狙っていたんでしょうか。カットの意味合いがいまひとつ理解できてないのが残念。
回想シーンは音楽も力入ってて満足。
回想シーンで一番凄いと思ったのは、父&母の出来事がこなたたちが通った日常に繋がっていること。みんなでこなたの買い物に付き合ったり、海に行ったり料理を作ったりポニーテールにしたり、そうした日常の出来事がこの回想シーンに集約されていて、今までの日常話を楽しんでいたほど、このシーンへの思い入れは強いのではないかと思いました。12話の脚本は今回と同じく賀東さんですが、あの回でこなた父たちが『プロットが通った』みたいな話がされていて、こなたがお茶を持ってくるシーンがあったと思うんですが、そのシーンと回想のかなたが父に夜食を持っていくシーンなどが繋がってきていて、今までの日常と過去とを対比させることで互いに作用しあってる面白い演出だなぁ、と思いました。もう少し繋がりを強められるカットだったらわかりやすくて良かったかも。こうした過去の話を魅せつつ、現在のこなたたちの日常にある種の尊さを持たせることができる演出がいい、と言えばいいのかなぁ。賀東さんがこの話で起用されることが前提で12話の脚本があったのかなぁ、と思いました。
かなたとこなたが似ている、父とこなたの趣味が同じ、というのも重要なポイントかな。
実は私が気づかなかっただけで他にももっと色々手掛かりがあったのかもしれません。
繰り返す日常も振り返れば輝かしいもの。らき☆すたの最終回でも差し支えないまとめ方だと思います。まあ、でも、やっぱこなたたちで締めなければならないと思いますけどね。あと、やっぱ京アニはこうだよなぁ!というものを見せてもらえたんで、その点でも満足です。
少し引っかかるのがこなたのしてるゲームですかね。無音でコントローラーカチャカチャやってるのはちょっと勿体無かったかなぁ、と。私はギャルゲーとかでもやらせて、母親と関係あるようなゲームをやらせるんじゃないか、とか深読みしてたんですがそんなことは無かった。
このゆたかを風呂に行かせてからの流れは読んでいた流れなだけに楽しめたんだけど、上に挙げたところだけでなくて他にも勿体無いなぁ、と感じるところも少なくて絶賛できないのが個人的には悩ましい。例えばこなたの扱い方とかかなた登場の流れとかかなたに視線を送る父とかね。その辺はちょっと気になっちゃいました。ただ、回想パートなどの繋げ方は素直によかったと思います。かなたがきた、というかなたのいる世界を表現するような処理がかなた視点を大事にしていていいな、とも思いました。高雄さんのこれからに期待。
今回は他にAパート最後あたりのつかさのネタとか他にも目に付いたところが。つかさのアレはいい加減アドリブなのか脚本なのかコメントが欲しいところです。まあ、ラジオも関係資料も目を通してないんでアレなんですが(苦笑)
西屋作監回だからか、それとも原画の方なのかはちょっとわかりませんが、中抜いた芝居が入ってるんですが、なかなかきまってくれない感じ。かがみが電話してるところとか長回しで芝居を見せたいんだと思いますが、どうもそういうわけでもないらしく、らしくないなぁ、と感じます。こなたが虫を叩いてるところはちょっと面白いと思いましたが。ケレン味のあるカットを入れることでこなたのすばやい動きを表現してました。少なくとも今まではあまり見せた事のない作画だったと思います。手の誇張などがkanon 13話などで見せた舞のアクションシーンと印象が似てるので、大藤佐恵子さんor唐田洋さんor内藤直さんのどなたかかなぁ。今回も割りと手を動かしていましたね。
さて、残り2話。次回はなんとヤマカン・待田脚本らしい。期待。
もしそうなら、同じようなカットを作ってやって見てる方が『そうなってる』ことをもっとわかりやすくすると思うんですよね。22話は書いてて不満があって過去作品見返したりして、引っかかってる点を探してみたんですが、最後までよくわからなかくて自分としては不満の残る回でした。
そんな記事でも参考になってくれたようでしたら幸いです。
これは、なるほどと思いました。短いカットの連続だけで、何故不覚にも泣きそうになったのか。不思議でたまらなかったのですが、ようやく合点が行きました。