TVアニメ『彼女、お借りします』本PV|2020年7月10日放送開始
新番1発目。
マガジンのラブコメではアニメ化が一番楽しみだった1作。
水原の可愛さや原作の光の表現がどうなるか気になってた感じでした。
水原の描写についてリップの強調なんかは、
アニメでよくやる記号を追加してきたなという感じでちょっと意外でしたね。
原作がそういう肉感的なところはあまり意識させない絵柄だったので。
スカートの絵柄なんかはテクスチャ張り込みでよくある模様のズレみたいなのがなくて、
実際に描いているのか撮影で早々といじってるのかわかりますが、
綺麗に見えてグッと来ました。
最初のデートの別れ近くで恋人繋ぎする辺りは原作にはなくて、
雰囲気作ってるのがまた良かったですね。
水族館での魚のディテールなど原作で描写されなかった部分も突っ込んで、
実在感のある感じにグッときます。
個人的に気になったのは主人公の部屋の枕?クッション?描写ですかね。
冒頭で主人公の悲しみに合わせて、
というか主人公のベッドの上の動作に合わせて微振動させていて、
ピンポイントでそこ動かすのかと驚かされました。
妄想の中の彼女は抱けず、枕相手にムスコを慰めるのか?みたいな描写ですが、
主人公の悲しみに体を震わす臨場感も伝えていていて、
なんだか不思議な存在感があったというか。
引きの絵でもセルでも置かれていますし。
わかりやすくティッシュ箱ナメのレイアウトからゴソゴソやってるので、
やっぱ枕が相手か?からのレンタル彼女アプリ発見で、
枕を抱く相手に見立てるような感じがなんか引っかかるなぁと。
特に水原が主人公の部屋にくるシチュエーションもあるわけで、
そのとき何らかの働きをするのかなぁとか今からちょっと楽しみ。
あと病室での縦の構図かな。
水原がばあちゃんと両親に挨拶するあたりは完全に壁ぶち抜きレイアウトで、
そういう病室内での見慣れない構図、
ケレン味のある構図を持ってきてるのが印象的だったな。
花びらが足元に落ちるのはアニメでの追加要素ですが、
原作の光を意識した絵をそこに置き換えられている気がしたな。
イメージ的な部分を実存的に、構図はインパクト重視で。
原作の水原に射し込む光を2段階置き換えることで、
存在感をより強く描こうとしてるところにグッとくる感じ。
これがまた原作通りの絵でやりました~、みたいな感じだと、
ただガッカリするだけだろうなと思うので、触れておきたい部分でした。
いやーしかし長髪美少女でメガネキャラでっていうの、
凄く『ラブひな』の成瀬川なるを思い出す感じ。
距離感の近さとか、おばあちゃんの存在とか。
『ラブひな』は連載開始からずっと読んでいて、
めちゃくちゃ成瀬川に憧れていたわけですが、
アニメはそういうの全く無かったんですよね。
なので今作は原作好きな人がもっと水原好きになってほしい、
そういうアニメになってほしい、みたいな願いが強いです。
今後も見ていくのが楽しみです。
ちなみに自分が見れる放送は勝手にBSかなと思ったら、
普通に地上波で見れるようで驚き。
次回はきちんと録画して見ます。
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