クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い 7(完全生産限定版) [Blu-ray] | |
アニプレックス 2017-08-30 売り上げランキング : 2201 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
個人的に1巻のOPが好きで、その印象こそが全て、みたいなところがあって。
ステンドグラスや極端なカメラワークと不穏で因縁的な見せ方が好きだったんですが、
解答編で違うところにアプローチしているような気がして気になったかな。
1巻のOPは新房作品にリーチしようという意図があるように思えるけれど、
単純に作品にアプローチしたOPになっていて、ややパワーダウンしたような印象を受ける。
なんというか、総体があるように思えた1巻と作品しか見えない7巻、といった具合。
映像の導入という意味と、
物語の終盤という意味でそれぞれが受け持つ意味が違うのはわかるけど、みたいな。
7巻のアクションシーンなんかは新房風のBL影、
金田エフェクト、原色を使ったアヴァンギャルドな演出とそれっぽさを狙っているけど、
あまり作画アニメ的でない感じでちょっとした微妙さがある。
昔の新房アニメはもっとかっこ良かったよな、というか。
新房総監督作品だけど、これでいいのかなという思いが出るというか。
偽物か本物か、はたまた何者か。
果たしてこの新房節は本物か?みたいなね。
作品の持つテーマが映像になるというのを狙っているのか。
そういう狭間が感じられるようで、そういう不可思議な印象があるのが面白かったかな、と。
なんか試されてる感じも含め、作品と符合していく印象というか。
まあ自分はなぜここでコレなのか、という違和感だけを追いかけているだけな気もしますが。
原画クレジット見ると1巻以来の充実さかな、みたいに思えますが。
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い 8(完全生産限定版) [Blu-ray] | |
アニプレックス 2017-09-27 売り上げランキング : 2693 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
最終巻。
哀川潤がっつりな最終巻を笹木コンテで締めるっていうのも狙われてる感ありますね。
最後だけ颯爽登場して終わらせてく感じで。
そして監督演出のノンクレEDで終わりと。
奇数巻の鈴木さんのEDが好きだったのでちょっと残念だったけど、
通常使用しているEDをノンクレで使うのは面白い試みかなと思えたかな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます