ポーズが決まっていてカッコいい回だったなぁ。
月を背にするのは基本、というか。
提供絵からしてどう見ても山根さん見てるよなぁって思ってましたが、
今までで一番キマってるバトル回だったんじゃないかと思います。
阿部望さんの花火も楽しかったですが、
やっぱポーズが決まるとそれだけ絵になるし痺れますね。
剣構えてるところの胸と腕を強調するようなマッチョ臭さとか、
いやーこれが好きなんですよーって何回も言いたくなる感じというか。
しかし剣構えてから気づきましたが、
これシアンパイルのデザインってブレードブレイバーっぽい気が。
剣道だし。
片目が光るってありがちですが反撃に転じた時にこれほど効果的なものもないかなーとか。
以前のテイカーとのバトルでシアンパイルが必殺技をキメるところでせっかくアップになったのに、
眼が光らなくてあーわかってないなーと思ってたらこういうわかってる回が出てきたので、
アレが伏線だったのかとすら思えてきました。
というか両方池鼻さんが処理やられてる回なのか。
大張さんの構図をまた繰り返してるだけとも言えるけど、
やっぱりそれだけ完成されたものなのかなと思えます。
剣でテイカー倒してるところとか普通だったら奥にテイカーで手前にパイルの大写しなんですが、
ここだと展開上そういった過剰さを控えてる辺りが新鮮な感じがします。
今回はステージの中世っぽい街並みがどこか閉鎖的な雰囲気で気になったな。
月光で反射する窓の光が作り出す光と影の平面臭さと、
キャラクターの落とす影の作る空間というかが面白いかな、と。
ステージが限定されてるところを見ると背景の建物はまるで格ゲの背景だな、と。
そういう雰囲気を狙っての演出だったんかなと思ったり。
今回は剣士とか騎士とかそういうモチーフをキャラクターに掛けてたんで、
ガラパゴスな作品の中では雰囲気がまとまった、
シンプルなかっこ良さが一際光る回だったかな。
脚本:吉野弘幸
絵コンテ・演出:博史池畠
キャラクター作画監督:田畑嘉之
メカ作画監督:山根まさひろ 徳田大貴
キャラクターも能美の濃い表情付けとか良かったな。
アバンのチユの髪なんかも新鮮で楽しかったし甚振られてる辺りもエロい感じだったし。
しかしシリーズで田畑さんのエロス期待してたけどそこまで味わえなかったかな。
さて次回はシルバー・クロウ活躍でシリーズ終盤ですか。
最期まで楽しませていただけそうで楽しみです。
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