流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

響け!ユーフォニアム2 第十一回 を語る

2017-01-09 16:08:25 | <響け!ユーフォニアム2>


ちょっぴり大人になったのかも?
この久美子とあすかの目配せが前回の要点を引っ張ってきているようで気になるかな。
大人になったのか、子供になったのか。
ちょっとイタズラっぽいニュアンスが気になる感じというか。



コンバスのディテールを見せる。
こういうのがちょっと気になったかな。



いつかのみぞれのような練習風景。
1人での練習風景が誰かのための練習という意味合いもあって意識しちゃいますね。
三日月の舞はユーフォのソロがオーボエの後にあるので、
みぞれとダブらせることでソロへの意気込みを描いているのかな、とも。



いつかのペットボトルのやり取りを思い出しますね。
響け!ユーフォニアム 10話 を語る
ペットボルがあすかの語りのON/OFFになっていたけど、
今回は演奏のON/OFFみたいな感じになっているのか。
夏紀の練習風景を思い出すところでもあるかな。



星空からのPANダウン。
何かの柱の端っこ写り込んでる辺りはPANするよみたいな合図なのかもしれないけど、
コンバスのように長いものの上部を見せるみたいな意識がやや気になる感じ。
まあどうでもいい話かもだけど。



内フレームで妄想描くのどこか懐かしい気が。



麗奈とのやり取りを思い出しながらというところでこの絵。
2つの街灯が麗奈と久美子を意識させてるのかなとか、
1期の煙突みたいな感じかな。
ここ河に映り込む車のライトの反射が綺麗ですよね。
ユーフォは要所要所で河が描かれることが多いけど、
この辺はどういうイメージなんですかね。



姉の手紙から。
また誰もいないリビングを見るに前回のイメージなんでしょうかね。
ここ数話はイメージが連続してる部分が気になるところ。











大吉山でのやり取りは1期8話との対比がまた効いた感じに。
麗奈の叫びは1期3話など思い出すイメージが結構ありますね。
満天の星空にあまりなびかないスカートなど、
イメージが反転しているような部分が気になるかなと。
麗奈の特別は今は何処にあるのか。
そういう中で久美子が性格悪いことを告げてるの良いですね。
かつては麗奈が立っていた場所に並んでいるというのもポイントで。
喧嘩を通した先の繋がりの描き方としてはぬるい気もするけど、
でも実際の距離感ってこんな感じかもな、と思えたり。

また河のイメージが挟まれてるけど、誰にも届かない叫びって感じであり、
1期12話で上手くなりたい!と叫んだ久美子を思い出す場でもありという感じで、
色々なイメージに触れているような印象があるかな。
久美子は秀一が見たけど、麗奈は久美子が見る、みたいな。
1期4話では誰にも見られない、久美子も気づいていない孤独な叫びもあったよなとか、
色々なことを彷彿とさせられる感じ。
響け!ユーフォニアム 3話 を語る
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麗奈の回想。
ピアノを弾いているときに友達といざこざが起こって、
っていうのは麗奈があまり周囲と関わろうとしない姿勢の1つみたいな感じなのかな。
回想シーンはBGMがピアノ伴奏の曲なのもあって凄く情緒的なシーンになっていたかな。



ピアノを弾いていた麗奈がなぜ吹奏楽?と思ったけど、
滝先生への憧れが吹奏楽へ向かわせたとも思える部分あるよなぁ、とか。
この辺は受け取り方の問題なのでどうでもいい話かも。



河でのやり取り。
麗奈もまた特別なやり取りを河で行っているというのが印象的ですね。
原作既読者として見ると滝先生から譜面を受け取っているというところで、
久美子とダブるところがあるかな。





1期8話で一部カット繋ぎ微妙だったけど、
こういう風に繋げるかと今回はちょっと目を引いたな。



渡り廊下。すなわち橋みたいなものか、など。
大吉山もそうだけど河も含め高所でのやり取りというか、
落ちずに見渡すイメージが大事なのかな、とか。



夕日から夜への変化はまた9話からの引用かな。
職員室でのやり取りを含め9話からのリフレインという部分なんでしょうかね。



写真立てはしまっておく。
なんというかこの構図が物悲しい感じで妙に目を引くかな。
麗奈の不調とは関係なくただ避けて置いてるだけというのは承知してるけど、
今は亡き妻のことを考えている場合じゃない、
でも隠してもその思いは出てきてしまう、
そんな風なことを描き出されているようで見てて辛いというか。
麗奈の視点っぽいのがまた切なさ炸裂みたいな。



こういうアクセントの付け方は9話引きずってるのかなとか邪推してしまう。



武本さんっぽい構図だけど背後への不安ではなく、
視線の先にそれがあるみたいな変化があるショットでいつもとはやや違ったニュアンスに。



麗奈の横がまた良いですね。
校舎の美術を含めこの辺は結構印象的だったかも。
麗奈の視線に合わせて久美子が視線を向けて、
麗奈に向き直るけど麗奈はまだ職員室に目を向けたままとか、
やや段取りめいたようなカット繋ぎがより読ませてくる感じで。



麗奈のことを気遣ってるのが香織先輩じゃなくて優子っていうのが目を引くかな。
元々いい人だったけど、香織じゃないんだよな、みたいな。
ここの優子の感じも結構好き。



今回のホルン隊。



麗奈と朝から。
久美子が自転車に乗ってるのが結構新鮮で。
麗奈が自転車通学してるのは以前やっていたのでその辺を思い出す感じ。
滝先生凄い人だから、みたいな。





お墓へ。
ここへ至る感じは朝という共通点もあって2期3話をチラッと思い出すかな。
響け!ユーフォニアム2 第三回 を語る
そういえば麗奈との視線のやり取りも3話辺りからやっていたんだよな、ことを思い出したり。

滝先生への思いを含めてのダムというイメージなのか、
滝のように出てくる水は滝先生のイメージなのかとかいろいろ考えてしまいますね





また河の上で。
麗奈の決意と河の流れに逆らうように吹かれるトランペットが印象的ですね。
流れに抗うというのが明確で。
朝日とともに変化していく光から、目指す場所っていうのを印象づけられもしますし。
髪への光の当て方がまた印象的だったな。
この前後は光の当て方で髪の色トレス線をいじっていたりしていて、
記号ではなくリアルな感じで反射を見せたいみたいな感じが伝わってきてグッときたな。



そして次の曲が始まるのです。
弾いていくカメラワークって麗奈のものみたいな印象があるな。
叫びもそうだし、1期ソロが決まったところ辺りもそうで。
大吉山では下方向へ引いていくけど今回は上方向へ。
麗奈らしさっていうのは1期3話で叫んだような形っていう意味合いもあるのかなと思えたり。

脚本:花田十輝
絵コンテ:藤田春香
演出:小川太一
作画監督:植野千世子
楽器作監:高橋博行

藤田さんコンテ小川演出。
今回は終盤ということで色んなイメージが錯綜していて気になるポイントが多かったかな。
植野さんの回の優子の感じ結構好きだなぁ。
やっぱ髪関係のところって植野さんも噛んでる感じなのかな。

さて残すところあと2話。
とりあえず今週中には感想書いときたいところ。


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