hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

初めての“鍼”治療

2014-10-14 06:24:08 | 日記

さすがに五十路も折り返し点を過ぎると体に色々とガタが来る。今から20年位前に一度肩が全く上がらなくなり、スーツも着れなくなるくらいひどかったので出張を切り上げて帰ってきたことがあったが、(因みにどの種の医者に行くべきかすらわからず、内科に行ってレントゲンを撮り、異常なしと言われ、痛み止めをもらって寝ていたら2日で治った)それ以来、肩痛には気を付けてマッサージでケアをするというか、誤魔化していた。
今回は両肩があの時のような痛みで、中々治らないため、鍼灸マッサージの治療院の門を叩いた。初めてなので予約もせず行くが、満員で40分待たされ、ようやく診てもらう。
すると診てくれた女性に『良ければ鍼をやってみたら』と言われ、あまり考えもせずに体験することになる。多少緊張していたが、専門の資格を持った男性が登場して、うつ伏せにベッドにねころび、背中や尻、脇腹など20カ所以上に鍼を打つ。感触はというと、若干気になるところは2~3カ所あるが、殆ど気づかないほどで痛みは全くない。

鍼を打ち終わると次は微弱電流のパルスを打つのだが、それを5分くらい続ける。電流は感じるが、特にビリビリするほどではない。ただ、治療を進めるとともに鍼を刺したあたりが暖かくなってきていて血行が良くなるのが実感できる。続いて以前に膝を打ったところに超音波を与える治療をする。

そのあとマッサージをしてくれるが、これは街中のマッサージ店と違い、短時間で強く揉み解してくれる。こちらは痛いと言えば痛いが。

しかし、家に戻って調べると鍼治療は科学的には完全に解明されておらず、一方で伝統中国医学としての鍼灸が2010年にユネスコが無形文化遺産に指定するほど認知はされている。
また、保険医療が効くので廉価な治療も可能なためか、街中のマッサージ店と比べて、大変な盛況である。本当に効くのか、まあしばらく試してみたいと思っている。