hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

和~銀座グルメ

2014-10-18 07:23:02 | グルメ

最近、銀座に行く機会ももっぱら減った。以前は内幸町に職場があったこともあり、時々繰り出したが、なかなか人形町からわざわざ行くことは少ない。

今回、送別会を兼ねた飲み会で昔の仕事仲間と一杯。店の名前は『和』と書いて“なごやか”と読ませる。銀座八丁目のリクルートのビルの裏手、2階にある。階段を登り、一番奥に行くとカウンターとボックスが2つのこじんまりした作り。

まずはビールで乾杯、突き出しはヒラメの昆布締めと引き上げ湯葉、優しい味からスタート。腹も減ったのですぐにつまみを注文、程なく出てきたポテトサラダがオニオンとカリカリベーコンが効いていて美味い。


おすすめの牛筋の味噌煮込みも酒粕が入っていてアッサリ頂ける。

酒に移るがとにかく種類も多く、その銘柄も素晴らしい。特にこれだけ『而今』が揃っているのは初めてである。


最初は薄濁りとたかちよ(新潟県)からいくが、この紫ラベルは初対面。この酒は新潟らしくなく、あと味がいい。
馬刺しとさんまの刺し身が到着、特にさんまが新鮮でいい。馬刺しは小生は九州の甘い醤油があればさらにいいのだが。
この辺りから『而今』の飲み比べ状態、特別純米を皮切りに、いずれも純米吟醸の『八反錦』『千本錦』『雄町』と並ぶ。飲み手3人はそれぞれに好きな物を頼むが、小生は最初の特別純米が気に入った。


さらに燻製盛り合わせ、サイコロステーキ、銘柄豚の焼き物味噌ソースかけと注文したが、いずれも酒によく合う。


酔いも進み、この辺りからはだんだんわからなくなるが、確か『花陽浴』(埼玉県)、『武勇酒造 和』(茨城県結城市)、『佐久の花』(長野県)などを次々に頼んだ。そして最後に飲んだ『東力士』(栃木県)、これはうまかった。


この店は酒の温度管理が素晴らしく、マスターの酒に対するこだわりが痛いほどよくわかる。銀座とはいえ敷居が低く、『いい酒・いいつまみ・いい店主』の本当に三拍子揃った近年稀に見るお店である。本当はブログに載せたくないみせなんだがね。



和(なごやか)
中央区銀座8ー5ー19園枝ビル2F
0335738222