hokutoのきまぐれ散歩

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6月23日阪神vs広島戦評

2015-06-25 05:00:49 | 日記
たまには野球の話。23日に長野で行われた阪神vs広島は色々と話題の多い試合であった。阪神は先発が岩田、広島は既に6勝している黒田、試合自体は中々のシーソーゲーム。

2回に調子が出てきた阪神の今成が第1号のソロホームラン、4回は広島が丸のツーランとエルドレッドのタイムリーで3対1と逆転。しかし、5回には岩田を諦め代打新井は三振するも、打力を買われて起用の2番柴田がタイムリーで阪神が3対3と追いつく。阪神はこの後打てず、7回は3者三振で広島に勢いが移り、阪神4番手安藤が1アウト1.3塁で暴投して広島が勝ち越し。しかし、野球は分からないもので8回から出てきた広島2番手大瀬良が誤算でゴメスに3ランを浴びて6対4と逆転。しかし、その裏に新井がソロホームラン、1点差で9回阪神守護神オスンファンが上がるも四球と死球で1.2塁となり、当たっている丸に同点タイムリー、後は点が入らず引き分けの試合である。

つまり、逆転が3回、同点が2回とお互いに勝機を掴みかけたが、活かせなかった試合であるが、ポイントはいくつかある。

まずは投手から、広島の黒田は7回114球3失点は十分な投球である。しかし、2番手の選択ミスはある。阪神は先発の岩田が4回降板8安打5四球では情けないし、そのため、あまり良くない中継ぎは1人しか投げなかった高宮以外ヒットを打たれ、特に安藤は安定しない。

しかし、阪神の守護神オスンファンは結果同点には追いつかれたが、地方球場でしかも雨という悪いコンディションの中、四球、死球、タイムリー2塁打はある程度はやむを得ない部分もある。そしてその後1アウト満塁で前の打席でホームランを打たれた新井を内角攻めで浅いセンターフライ、エルドレッドは空振り三振と最低限の仕事をしている。

また、あまり新聞には書かれていないが、2+2/3回を威力のあるストレートで抑えた阪神の歳内、何回かリリーフに失敗しているが力で抑えた広島の中崎のピッチングは印象深かった。
さらに、セリーグが貯金がないのに阪神ナインが引き分けで喜んでいる場面が新聞には載っていたが、3連勝で長野に乗り込み、総力戦になり、負けなかったのは大きな収穫だと思う。
まあ、延長10回2アウト1.3塁の上本、11回1アウト2塁の鳥谷とチャンスで1本出ないことも確かだが、いつも打てたらありがたみもない。

この試合は阪神が上位浮上のチャンスとなるのではないか。打率と打点、防御率がビリなのに何で阪神は2位なのかなどという素人のような記事を見て野球を知らない奴が書いていると思うのは小生だけだろうか。