hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

田原町駅(東京メトロ銀座線)

2015-06-18 05:00:28 | 日記

『metroに乗って』その21。今回は東京メトロ銀座線田原町駅、浅草~上野は日本で最初に地下鉄が開業した区間で開設は1927年だからもうすぐ90年にもなろうとしている。そのため、隣の稲荷町駅同様に下りホームと上りホームをつなぐ通路などない。また、駅名の田原町は駅開業当時から存在しなかったが、最寄りに東京市電の田原町電停があったのでその名前を取り付けられた。

しかし、そのような昔ながらの駅ではあるが、浅草方面のホームには出口が2つもあり、後ろ側の出口はエレベーター専用出口だが、合羽橋商店街に行くには便利である。ただ、エレベーターの前にはここは浅草駅しかいけないことと行けない渋谷方面とその先の乗換え路線に赤でバツ印が付いて、その方面に行くにはもう一度エレベーターに乗るようにお願いする文言が書かれている。

その合羽橋方面の出口に上がり、上野方面に歩くと道を隔てて反対側には仏具店がずらり並ぶが、こちら側には一軒も無い。


また、その先にはなんとつけ麺大王の看板がある。今も営業しているようだが、時間が中途半端なため、確認はできなかった。

浅草本願寺の石柱、先を曲がると大きな建物が見ることができる。やはり、墓地の広告が大きく出されている。


その先の角を右に曲がると合羽橋商店街だが、角の『ニイミ』の巨大なコックの胸像が目印である。

曲がると食堂やレストラン、屋台などのプロショップと食器や業務用の食材、食品サンプルを売る店が軒を連ねている。平日の午後であったが、大勢の人が店に屯している。しかし、よく見ると中国などのアジア系外国人は多いが、意外にアメリカ人やドイツ人なども多い。


包丁を買おうと店に入ったが、丁度、フランス語を話す女性が包丁に銘を入れてもらっていた。


横道にそれるが、包丁の選び方を店員さんに聞いたが、やはりプロが推すのは鍛造の鋼の包丁。切れ味の悪くなり方が遅いのは間違いなく、ガクンと切れなくなることもない。ただ、錆びることは間違いなく、初心者にはステンレスの方が良いとの話。形はいわゆる文化包丁の方が牛刀より野菜が上手く切れるとか、包丁の上部がツルツルでない方が野菜を切った際に切ったものが、刃に付かないとか色々と親切に教えてくれた。


途中で反対側に渡り、戻ったが、人だかりがしているのは食品サンプルの店、修学旅行生達も大挙して訪れていた。プロの人も多く、さすがに日本が誇るプロショップと感心した。

帰るために反対側に渡り、浅草方面に歩いたら、次の角の先には寺がある。



覗いてみるとこの寺には熊谷稲荷とはなし塚が有名で、戦時中禁じられた演目が収められ、戦後禁演落語復活祭が催されたらしい。そのため、寺の塀には寄進したマスコミ関係者や寄席、落語家の名前が数多く残されていて面白い。