hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

赤羽岩淵駅(東京メトロ南北線)

2015-07-05 05:00:38 | 日記

『metroに乗って』その23。今回は東京メトロ南北線赤羽岩淵駅、南北線の終点かつ埼玉高速鉄道の起点であるが、殆どの電車が直通運転をしているため、単なる通過駅のような感じがする。


場所は北区赤羽1丁目、北本通りと赤羽駅前からくる通りのT字路交差点あたりである。赤羽駅までは430m位である。北本通りを川口方向に歩いて行くと右側に立派な寺が見えてくる。


この寺が正光寺で鎌倉時代に開基した古刹であるが、数年前に建て替えを行ったため、まだ新しい。境内には岩淵大観音が鎮座し、山門からは正面に見える。



北本通りに戻り、道なりに緩く右にカーブし、橋が見えてくるがその手前を右に曲がると小山酒造が見えてくる。この酒蔵は東京23区で唯一であり、丸真正宗などを作っているがら試飲だけでもお金を取られるため、見学は諦めて先を急ぐ。


新荒川大橋はまず新河岸川そ してその先に荒川にかかり、都県境である。日中でも車の数は多い。一つ目の新河岸川は川幅も細くゆったり流れている。


その先には荒川が流れているがこちらは流石にかなりの川幅がある。



次に旧岩淵水門を見に行く。これは荒川と隅田川を仕切る水門で1924年に作られ、赤く塗られているため、赤水門の愛称で呼ばれる1960年には船を通すため5番ゲートが改造されたが、地盤沈降などに悩まされ、1982年に新水門が完成すると役目を終えた。しかし、取壊されることを地元の人たちからも惜しむ声が出たため、保存されることとなった。その後1995年に産業考古学会から推薦産業遺産と指定された。


その先にあるのが、新水門で色から青水門の愛称で親しまれている。RC造で10m幅の水門を三門備え、100年に一度の水害にも耐えられることとなっている。

赤水門の前には釣り客が多数いてリール竿を垂らしているが、あまりあたりは無いようで残念ながら釣る姿はみることはできなかった。

梅雨の中休みで橋の下で休む人、釣り糸を垂れる人、北本通りを忙しく走るトラックとは対照的にのんびりした空気が流れていた。