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切手シリーズその47。今週の月曜日は海の日であったが、海の日(海の記念日)には今まで2回切手が発行されている。最初は1965年7月20日に第25回海の記念日の記念切手が出されている。しかし、1996年7月に国民の祝日として海の日が制定された記念切手が改めて出されたのである。
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しかし、これ以外にも船の図案の切手は他にも数多く出されている。その中で帆船に絞ってみても多いので、船シリーズ(1975-1976)を除いて探してみる。
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もっとも古いのは第一次昭和切手の5厘の通常切手『朱印船』で1937年11月に発行されている。もちろん、最低単位であり、第二次昭和切手からは最低単位が1銭となったため、最後の5厘切手である。
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記念切手では1959年10月発行の国際文通週間切手・『桑名』(安藤広重)である。このシリーズは1958年に東海道五十三次『京師』から始まり、第二弾が『桑名』、その後『蒲原』『箱根』『日本橋』と続いた人気シリーズである。
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次は日米修好条約100年記念で1960年5月に出された『咸臨丸』である。正確には蒸気船だが、しっかり帆も張られている。
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やはり浮世絵だが、1972年11月に『税関百年記念』の切手の『海岸通異人館』(三代目広重)にも帆船は描かれている。
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1980年5月には練習帆船日本丸・海王丸50年記念、1986年7月には商船教育110周年記念とあまり発行意図の分からない切手が出されている。
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他にも1989年4月にはオランダフェスティバル89記念の切手が出された。これは日蘭修好380周年を記念して長崎で開催されたものである。
また、ふるさと切手では茨城県から1997年9月に霞ヶ浦の帆引船の図案の切手が出されている。
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やはり、日本は四方を海に囲まれているためか、図案の美しさなのか、数多くの帆船の図案が切手に用いられているのが、よく分かる。